元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

身体の仕組み

2012-05-28 23:02:35 | 身体
昨日は 日本姿勢と歩き方協会ウォーキング技能検定対策講座で、機能解剖学や運動生理学を含む講座を担当させていただきました。
ウォーキングの講座ですが、健康づくりを全般的に考え、一生持続可能で効果的な健康作りを学んでいただけるキッカケ作りが出来たら良いな~と・・・
熱く語りました。

日本のフィットネス人口は 国民の2割・・・
厚生労働省の調査によると定期的に健康のための運動を行っている人は 2割だそうです。
その2割の人にお会いしたとしても、正しい運動を行っている人は 少ない印象です。
例えば、保健所主宰の地域のウォーキング講座には ウォーキング愛好者がいらっしゃいますが、
歩き方、歩く強さ(運動時の心拍数)、そして歩いた後のクールダウンなどを正しく行っている人は少ないです。

今の季節、テレビや雑誌では ダイエット目的の情報が流れます。
それも、形だけを追いかけたり、一時的であったりするのではないでしょうか。

案外、一般の方が知っている身体の情報は 曖昧です。

例えば、身体の部位・・・
気になる「二の腕」

昨日、講座で「みなさんは どうして“二の腕”と呼ぶのですか?」と聞くと・・・
驚きの答えが帰ってきました。

「2本分ぐらいのボリュームがあるから」
「肘から下が1で、肘から上が2」

私は てっきり、上腕二頭筋がポピュラーで、気になるのは腕の裏の上腕三頭筋だけど、わかりやすく「2」にしたのかな?と思っていました。
だれが、二の腕と呼び始めたのやら???

身体の部位を表す用語では他に
 「尾てい骨」って言う骨もありません。

気になる俗名「二の腕」のエクササイズも毎年のように新しいのが出たり、誰かが考案したようだったりするけれど・・・

「エクササイズは 何十年も変わりませんよ」
というと・・・

「え~!?」と、どよめきが・・・

筋トレのマシンは 私が この仕事を始めたころから変わらない。
ダンベルやバーベルになると、もっと昔から変わらない。
なぜなら、人間の身体は変わらないから・・・。
筋肉が付いている位置、機能は 変わらないし、そこへ負荷を与えて鍛える方法も変わらない。
また、伸ばすストレッチも、私は 同じ事を28年間指導しているのです。

健康作りをするのに、迷わず、持続可能な方法に辿り着くには 形だけを真似ず、身体の仕組みを知ることが大切だと思います。
案外、学校の保健体育、生物、家庭科などで習っていたりするのですけれど。


明日も、あるコミュニティでお話しします。
お互いにビックリする事があるかもしれません。
楽しみにしています。




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