元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

目で見るエビデンス

2014-01-26 23:47:47 | 身体
またまた久しぶりの更新となりました。

久しぶりなのに、突然ですが・・・

問題です。
「毛細血管は 運動によって、どのような変化があるでしょうか?」

答えは のちほど・・・。
学生アスリートのトレーニング指導をしているとき、
「10㎞も走っている間、何を考えたらいいのですか?」
という質問を受けたことがあります。
何を!?って、好きなことを考えればよいのですが、

私がトレーニングをしながら、いつも考えることは 人間の体の神秘です。

「今、心拍数が普段の2倍近くにも上がって、動きに対して心臓のポンプが ちゃんと対応してくれている。
ごくろうさん!!
酸素を筋肉に運び、老廃物を掻き集め、二酸化炭素へと変えてくれている・・・
すごい! 
こうして、心筋や足腰の筋肉も鍛えられていく・・・
ありがとう!
筋肉たちよ! 無理はないか? こんな走り方でいいのか? こうしたほうがイイ?
速く、余計な負担がないのは どんな走り方??
私も頑張るから、あんたたち(筋肉など体の内側)も頑張ってね・・・」

と、こんな感じで、トレーニングとは身体との対話であります。

人間関係も、そうですよね。
お付き合いをするならば、対話をする。
対話をする前に、相手の事を理解しなければ、知りたいと思わなければ、仲良くなれない。

身体の知識とは、運動生理学や機能解剖学などなど、机の上の知識として知るだけでなく、
動けば、知識と繋がり、理解を深めることができます。

しかし、30年も、この仕事をしていますが、残念ながら運動生理学で習った「ATP=アデノシン三リン酸」をはじめとする登場人物ならぬ登場物質には、まだお目にかかっていない面々が多いのです。
運動指導の現場で、苦手なところの「エビデンス」というものです。

ところが、最近では 測定機器の開発により、「エビデンス」が一般的にも近づいてきましたよ。
体重計も体組成計が一般的になり、脂肪量・筋肉量・骨量が分かるようになってきましたよね。

そして、さあ問題の毛細血管です。
まず、お見せいたしましょう。 
じゃ~ん!
2毛細血管__毛細血管3








毛細血管は 適度な運動によって増加し、栄養循環が高まり、筋肉や神経が活性化されるのです。

そうは言われても、本当に増えているのか??
それが、このように↓
毛細血管1




運動前後の変化を見ることができるのです。
すごい! おもしろい!!


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