帰宅したKが、通学カバンから取り出したもの。
まずは、からっぽのお弁当箱。
つづいて、ビニール袋に入った毛糸と編み針。
…毛糸?
女子に混じって男子3名だけが「被服制作」を選択していて、
その課題が「棒針編みのマフラー」なんですって。
なぜ「被服」かっていうと、他のがどれもつまんないから、って、
いかにもこのヒトらしい消去法の選択なのでした。
紺色の太目の毛糸で、網代模様というのか、
表編み・裏編み5目ずつ10段のチェックになっています。
棒針初心者にしては、編み目もまずまずそろっているし。
長さは現在20センチ弱。
うーん、2学期中にマフラーにするには、
ちょっとがんばらないとだめなんじゃないかな?
いま全国の高校で騒ぎになっている「履修不足」は、
Kの行ってるところではまったく問題ないみたい。
それどころか美術は毎日2~3時間ずつあるし、
のんびり編み物の時間などもあるわけで…
それはそれで、大丈夫なのかい?って気もしますけども。
来年も被服をとると、浴衣の縫い方を教えてくれるそうで、
それはぜひ習ってほしい、とわたしは思うのですが、
(かっこいいじゃないですか、浴衣を縫える男の子なんて)
来年は国語をとりたいから被服はやめるんだって。
ざんねん。