パトカーの絵本の原画ができました。
夕食後に、テーブルにひろげて、みんなで見ました。
この絵本、途中でMが海外に行ったりしてちょっと中断しましたが、
帰ってきてからは集中してばりばりと描いていました。
このところ、夜10時11時までアトリエにいる毎日でした。
おつかれさま。
「ピン・ポン・バス」や「はしれ!たくはいびん」と同じ
乗り物シリーズの1冊です。
本文(15見開きと半分)+扉+表紙+裏表紙で19枚かな。
いやあ…すごい。
何がすごいって、描いてある車の数が。
なにしろ主役のパトカーだけでも1台や2台じゃなく…。
それがみんなとてもカラフルでキレイです。
後半、なかなか迫力ある展開になったりもしますので、
乗り物大好きな小さい読者さんたちに
わくわく楽しんでいただけるといいなあ。
例によって、原画の流れを見ながら文章の手直しをしました。
絵も、小さいところですが、2か所だけ修正。
いすの絵本と同じアクリル絵具を、今回は濃く不透明に
使っているので、あるていど塗り重ね修正が可能とのこと。
明日、出版社にお渡しします。
本になるのは来春です。
ところで、
前にいったん却下された「サンドイッチの絵本」ですが、
ダミーを大幅に手直しして、再挑戦中。
こんどはなんとか通りそうな気配になってきました。
(通りますよね? 通してくださいよぉ、某K社のOさん…)
わたしは、うまくいかないことがあると、すぐあきらめるほう。
というより、「もうやだっ」と放り出して、丸まって、何もしなくなっちゃう。
ええ、ヒトにあるまじきアルマジロのような性質なんですが、
Mは正反対、つねにポジティヴで、現実的で、めげない人。
今回も、Mがどうしてもやりたいとがんばってくれた結果です。
どんなサンドイッチになりますか、こちらもお楽しみに。