昨夜は土砂降りの雨と雷。
夜中に起きて、あっちこっちの窓をしめたり、
縁側に出しっぱなしの靴をひっこめたりする。
特に被害はなかったけれど、明け方まで音がうるさくて寝不足だ。
しかも、あれだけ降ったのに、水玉はろくに拾えず。
雲釣り師は、長すぎる雲を持て余しており。
以下、最近のあれこれ、断片的に順不同で。
○
先日、初めて聞いた日本語。
「ひもづく」
関連する、結びついている、という意味らしく、
「ひもづける」というふうにも使うらしい。
若者の流行語なら、どんなのが出てきても驚かないけれど、
堅い役所勤めのような人がTVニュースで喋っているのが
まったく未知の言葉だったので大いに驚いた。
これ、誰でも知ってる言葉?
↑
<追記>
この件のつづきは→こちらです。
○
「大枚をはたいて購入する」というときの「はたいて」を
漢字で書くと「叩いて」になる。
これも、先日ニュースの字幕で初めて知った。
関西のほうでは「叩く」ことを「はたく」と言うけれど、
「叩く」という字を見て「はたく」と読むのはむずかしいと思う。
夕方は蝉の声がうるさく、TVの音声が聞きづらいので字幕をよく見る。
7時15分ごろになると、合図でもあったように、蝉が一斉に鳴きやむ。
中に1匹か2匹、ぼんやりしたのがいて鳴き続けているが、
ふと周囲を見回し、気まずそうに「ジジ・・ジ・ジ・」といって黙る。
早起きのMによると、朝4時すぎ、やはり一斉に鳴き出すそうだ。
明るさに反応するセンサーがあるのかもしれない。
○
「ちょっぴり太ったわッ!」と何度も繰り返し鳴くホオジロ。
さえずるのは例外なくオスですけどね。
「ちょっぴりダイエットしたら!」と、誰か言ってやって。
鳥の声がこう聞こえる、というのを「聞きなし」というけれど、
非常に個人差が大きい。
わたしはいつも日本語にあてはめて聞いてしまう。
メロディに聴こえる人もいるだろう。
オリヴィエ・メシアンというフランスの作曲家は
鳥の声を採譜してピアノやフルートの曲をたくさんつくった。
Mは聞きなしというのが「ぜんぜんわからない」と言う。
絵を描く人には色やかたちに見えているのかもしれない。
○
信号待ちをしている。
左手から出てきた2トンダンプを見ると、
運転席のドアに「ダンボ」と書いてある。
積んでいるのは土砂で、運転している人はタオルはちまき。
土建業か造園業のようだけど、ダンボって変わった屋号だな。
パワーショベルのことを現場の人はユンボと呼ぶけれど、
子象ダンボのお母さんはジャンボだっけ?
と、よーく見直したら、「ダンボ」じゃなくて「ホソダ」だった。
あ、細田さん、でしたか。
「車の右サイドに右から横書き」の風習は意外と根強く残っている。
ときどき変な読み方をしてしまって、笑う。
○
町からの帰り、かんかん照りの中、車で橋を渡ろうとすると、
橋の上に人がおおぜい立っている。
平日の昼間にあまり見かけないような若い人たちで、
中のひとりは派手な色のビーチパラソルを抱えている。
横目で見ると、どうやら何かの撮影らしい。
高校の制服を着た少年と少女が会話を交わしながら橋を歩く。
それを川岸から斜めにロングで撮っている。
パラソルは、演技者に直射日光があたるのを防ぐためだろうか。
他のスタッフは全員炎天下に立っている。
アラビアンナイトか何かの挿絵で、玉座のそばに
扇やら日傘やら捧げ持った召使が控えている、ああいう感じ。
写りこまないようにか、パラソルは柄を継ぎ足して長くしてあり、
とても重そうで持ちにくそうなのをいっしょうけんめい支えて、
汗だくであっち走りこっち走りしている。
ちょっぴり「ギリジンさん」似のパラソル係君に、
がんばれー、と心の中でエールを送りつつ、通過。
本日のいただきもの。
Tさんのノルマンディ土産。
うわぁ、とってもフランスっぽい色ですね。
本日のにゃんこ。
真鈴先生、それはお座布団ではないんですが。
わたくしの畑用の帽子なんですが。
あのー?
(完全無視・・)
本日のゲスト。
あっ、見つかっちゃったのかな?
見つかってないよね?
保護色だよね?
本日の「いいね!」
正義の味方と悪の組織の違い
いえてる! たしかに!