選挙の投票に行った帰り、車から田んぼを眺めていたら、
あぜ道を見慣れぬ鳥が、とことこ。
アヒル? じゃない、ウミネコ? えええ?
急いで帰ってカメラをとってきました。
カモメとウミネコは似ているのですが、カモメは冬鳥なので、
夏場に見かけるのは、ほぼ間違いなくウミネコ、だと思う。
これは成鳥のようです。
黄色いくちばしの先端だけ黒と赤、尾羽の先が黒、足が黄色。
目つきはけっこう鋭い。
しかし、ウミネコっていうくらいですから、基本的に海鳥なので・・
どうしてこんな山間部の田んぼに1羽だけでいるのかなあ。
近寄るとさりげなく逃げますが、飛び立つわけでもなく、
あんまり警戒はしてない様子。
地面で何かついばんだり、浅い水のたまった休耕田で泳いだり、
顔を洗ったり(?)、翼をばたばたやって水浴びをしたり。
そのあとは陸にあがって念入りに羽づくろい。
けっこうくつろいでおりました。
田んぼのすぐ前の家のおばさんも、
これまで一度も見たことがないそうです。
夏になるとヒトは海水浴に行くけれど、
海鳥は、たまには山に淡水浴に行きたくなるのかしら。
午後には、もういなくなっていたと、Mが言っていました。