閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

こうばこ

2016-08-30 23:49:20 | 日々

クレちゃんとケンカして、おこられたウラシマ君。

猫同士が至近距離で今にもバトルになりそう!というときは、
どちらか一方に布をすっぽりかぶせてしまう。
バスタオルか風呂敷みたいな大きな布を、頭からかけると、
相手が見えなくなり、くるまっているうちに興奮が冷めて
おとなしくなるので、みんな怪我しないですむ。
このときは、たまたま手近にあったエプロンを投げた。
3分くらいそのまま静かにしていたので、寝ちゃったのか~
と思っていたら、ゴソゴソと出てきたところ。 

 

でも、またすぐ威張る!

 

 

ウラシマの香箱座りは、この前足が特徴。
完全に折り込まないで、あごの下で「ぐー」を
突き合わせたような形。
よくこのポーズで座っているけれど、
見るたびになんだかおかしくて笑ってしまうのです。
 

 

 

これは、ありし日のマドリの香箱。
こっちはふつうのスタイルですね。
ほんのちょっとの差ではあるけれど。

 

 

今年もトレニア水玉。

 

 

おやあ? この色は初めて見た気がする。
こぼれ種でいっぱい生えた中に、1本だけあった。
もともとピンクは少なめだけど、これはピンクに黄がかかっている。
新種? 

 

 

本日の「いいね!」


画期的すぎる「自動ハチミツ採取巣箱」

よくぞ思いついた!

 

おまけ。

猫お嬢様と犬執事

うちではヒトが犬のかわりをつとめております。

 

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「まいごのアローおうちにかえる」

2016-08-30 10:01:58 | お知らせ(新刊)

幼年童話の新刊です。

『まいごのアローおうちにかえる』 佼成出版社 2016年8月刊

 アローは、きょうりゅうのアロサウルス。
 全長12メートル……じゃなくて、12センチ!
 ユウくんとあそびにきた公園で、まいごになってしまいました。
 だいすきなユウくんの家に、アローはひとりで帰れるでしょうか?
 いっしょにおうえんしてくださいね。 

 (以上、カバーソデに書いた著者メッセージ)


ということで、めずらしく恐竜の話です。
が、例によって、やっぱり、猫の話でもあります。
なにしろ恐竜は1匹しか出てこない(しかもちっこい!)のに、
猫はいっぱい出てくるので。

絵は、藤原ヒロコさんです。
主人公の恐竜を可愛らしく、猫をかっこよく描いてくださいました。
話はほとんど全部、夜の、屋外のシーンだけ、なのですが、
終盤に出てくる男の子ユウくんと、ユウくんの家族が、
とっても暖かい雰囲気で、アローの帰りたい「おうち」の
日常の暮らしをほわっと想像させてくれます。

60~70ページくらいの低学年向き幼年童話というのは、
たいていどこを開いても絵が入っているつくりなので、
かなりたくさん絵を描いていただかねばなりません。
絵本と違って、文章の流れの中に入ってくる絵なので、
下手をすると「説明図」になりかねないのですが、
藤原さんは、文字では書かれていない、けれど大事なところを、
ちゃんとすくい上げて視覚化してくださっていて、そのことは
表紙と裏表紙の絵を見ていただけるとわかります。

 

はい、これが裏表紙。

この左の大きい猫は、魚屋のウオマサ。
色柄がうちのウラシマに似ているのは、まったくの偶然であります。
なにしろ、このおはなしを書いたのは一昨年の秋ごろだし…
ウラシマがやってきたころには、もう校正が出てたと思う。
ちなみに、ウオマサは面倒見のいい親分肌の猫という設定で、
ウラちゃんとはまったく似ておりません。 

 

「まあまあ、ちょっと、おちつけって」(p.16-17)

 

 


 

まいごのアローおうちにかえる
(おはなしみーつけた! シリーズ)
竹下 文子・作
藤原 ヒロコ・絵
佼成出版社 2016年


 

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