新刊のお知らせが重なり、しばらくばたばたしておりましたが、またしばらくは通常営業の閑猫堂です。
季節は秋へと移っていく。
朝のひんやりしっとりした空気がうれしい。
いまが盛りの朝顔。
キバナコスモス。
ピンクのコスモスはまだ咲き出す気配がない。
朝晩気温が下がると、水玉の輪郭がくっきりする。
イヌビワの実は、ビー玉大のミニいちじくで、熟すと黒くなる。
高いので届かないけど、たぶん甘いのだろう、スズメバチがよく来ている。
スズメバチ、今年は多いらしい。
近隣の養蜂場では、毎日駆除しても追いつかず、ミツバチたちが怯えて蜜を集めに出られない状態になっているとか。
蜂が多ければ刺される人も多いということになるので、気をつけねば。
鹿の食わぬもの・その1
何でしょうか、この木は。
とくに変わった匂い等は感じられないけれど、背が低いのにこれだけ葉っぱが青々としているということは、鹿が避ける理由が何かあるはず。
花が咲くか実がなるかしてくれないと、葉っぱだけでは、なかなかわからないですよ。
鹿の食わぬもの・その2
マツカゼソウ。
毒もトゲもないが、この青白いなよなよした感じが食欲をそそらないのは、わかる気がする。
残していただいても、こちらとして特にありがたいものではないけれど。
水辺の日陰に群生しているとなかなか幻想的。
隠れている野良かぼちゃ発見!
まだ大きめのトマトくらいの大きさ。
この夏うまれたちびちび金魚は、早くも金魚すくいサイズに育った。
赤黒ぶちの子が2尾ほど混じっている。
大きくなったらどんな模様になるのかな。
一方、先日またメダカサイズのちびさんを複数目撃した。
二期生が孵化したらしい。
年長組と年少組は、混じることなく、それぞれ離れてかたまっている。
泳ぎ回れる広さ(深さも?)と酸素と餌が十分にあれば、金魚は大きくなるそうだ。
金魚に餌をやると、金魚より先にアメンボがいそいそと集まってくる。
水面に浮く餌を一粒ずつくわえて(肢で抱えて、かな?)、仲間に横取りされないように、急いで後ろを向く。
大きいのも小さいのもみんなそうやっている。
英名を Water strider とか、Pond skater とかいうそうで、和名の「飴ん棒」よりずっとわかりやすい。
わたしは長いこと「雨んぼ」だと思っていた。
水面のあちらこちらで、つい、つい、と動く様子は、池のおもてにぽつぽつと雨が降ってきた、ように、見えなくもないでしょう?
本日のおやつ
のらやの焼き菓子。
大きいので、猫というより、熊の手みたいな…(笑)
本日のゲスト
来てますねえ、ジャッキー。
こういうヤマネコっぽいキジトラ模様は、猫の原種にいちばん近いんだとか。
江戸時代の絵など見ると、白、ぶち、三毛、短尾が多く描かれているので、そういうのが本来の和猫みたいに見えるけれど、人間に飼われ始めた最初の頃の猫は、みんな迷彩柄のキジトラだったようです。
とはいえ、何百年もの間にすっかり家畜化したので、今やキジトラだからって野性的とは言えないけれど。
「イメージが大切なんだぜ」
って、コラ、よそんちのベランダで威張るんじゃないよ。
まあ、しょせん猫は猫なので、こわもてジャッキーも、自宅ではゴロニャンしているかもしれず。
本日の「いいね!」
Life 2.0 TRAVEL 未来履歴書
「あなたに合う仕事は…」ということで、
アクセサリーブランドスタッフ
ブックセレクター
髪結い師
図案家
焼酎職人
アンティーク雑貨店店員
陶芸家
仏壇塗師
…をおすすめされた閑猫。
「特にあなたに合う仕事は…」
眼鏡職人
だそうです。
いいかも。