閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

おしろい花

2020-08-05 00:00:00 | 日々

普通のピンク。

 

ふつうの黄色。

 

黄の混じったピンク?

 

こまかい斑入りの黄色。

 

色変わり。
1本の中で、ピンク、黄色、染め分け、斑入りと、いろんなバリエーションがあって面白い。
これは2株あって、毎年同じ場所で咲いている。わざわざ見に行かないと見られない場所なので、庭に移したいのだけれど、年を経た根が太くて動かせない。
昨年、ここから種子をとってまいたような気がするが、管理が雑なので、見失ってしまった。
そもそも、この種子からこれができるのか? メンデルの法則??(←忘れました)
そして、幻の「白いおしろい花」にはいまだ巡り合えず。

英名を four o'clock というように、夕方4時頃、日がかげると同時に咲き始める。ときどき咲いたのを切ってきて食卓に飾る。この花は一日花で、朝にはもうしぼんでいる。そのままにしていると、また次の花が咲くけれど、なぜか室内では完全に夜になってからでないとつぼみが開かない。昼間の日照時間と何か関係があるのかもしれない。

子どもの頃、おしろい花の黒い種子を割り、中の白い粉を鼻のあたまに塗ったりして遊んだ。この種子には(根にも)有毒成分があるので、口に入れてはいけないそうだ。当時、おとなは誰もそんなことを言わなかった。
同じく毒のある夾竹桃も、遊び場のまわりにたくさん植えられていて、これはいちおう毒だと聞かされていたけれど、落ちた花をみんな平気でおままごとに使っていた。枯れ葉は黄色くて細長く、お店屋さんごっこで「バナナ」として使えるのだ。いまだったら、誰かが「危ない」と言い出して、たちまち撤去されてしまうかもしれない。




こちらは、ちょうど良い感じに色あせてきた紫陽花。

 

本日のコマキチ&カメキチ。

久しぶりにお互いを認識したらしい。
カメキチ、えらい勢いで水から上がって、コマちゃん目指して突き進む。こういうときの亀は速いです。


カメが気になるコマと、

 

コマが気になるカメ。

 

コメント
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