閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

見えない虹

2020-12-02 11:47:57 | 日々

このあいだの「巨大穴あき雲」の日は、そのあとも次から次へと面白い雲がやってきて、目が離せない一日だった。
そのしめくくりに、夕方4時近くなって、西の空にあらわれたのが「逆さ虹」とも呼ばれる「環天頂アーク」。
太陽はすでに森陰にあり、その上方、この画像では上から三分の一くらいのあたり、真横に、わずかに上向きに反った虹の切れ端が…
写ってない!(笑)
たしかに眼では見えたんですけどもね、とても色が薄かったので、カメラでとらえることができませんでした。ざんねん。

同じような現象は6年前の秋にもいちど目撃しており、そのときは色がもう少しはっきり見えたけれど、「環水平アーク」と間違えている。
太陽の「上」にできるのが「環天頂」で、下にできるのが「環水平」だそうです。(合ってます?)
一般的な虹と違うのは、どちらも太陽の側に見えること。
いわゆる「雨あがりの虹」というのは、太陽を背にしたときに見えるもの。

そして、いよいよ見えなくなったあとの空の神々しさ。

 

ナンキンハゼもすっかり葉が落ちた。

 

高い枝にぽつんと残ったメジロの巣。
初夏の頃、こんなところで子育てしていたのかと、今の時期になって初めてわかる。

 

ナンキンハゼの白い実がぽつぽつ見える。
シジュウカラが食べに来た。

 

ふふ、食べてる食べてる。
この実は丸ごとくわえていかず、枝についたまま、周囲の油脂分をちびちびかじりとって食べるようだ。

 

外に出るとき羽織っていたフリースの裏に、いつのまにか草の種がいっぱいついていた。

 

チカラシバの種。
根元部分には下向きのこまかい毛がびっしり生えていて、衣服に刺さるとなかなかとれない。
でも、チカラシバ側としては、永久にくっついていたいわけではなく、同じ環境内の適当なところで落としてもらわなきゃ困るんだから、やっぱりフリースなんてものは想定外でしょうね。

 

羽。これはMが拾ったもの。
長さ約45ミリ。根元の白い綿毛と、先端の黄色味がかったオリーブグリーン。
アオバトの、脇腹から腰にかけての羽。

 

本日のクレボーイ。

冬毛でむくむくころころしております。

 

 

瞑想中だからピントが合わない。

 

コメント
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