このあいだの「巨大穴あき雲」の日は、そのあとも次から次へと面白い雲がやってきて、目が離せない一日だった。
そのしめくくりに、夕方4時近くなって、西の空にあらわれたのが「逆さ虹」とも呼ばれる「環天頂アーク」。
太陽はすでに森陰にあり、その上方、この画像では上から三分の一くらいのあたり、真横に、わずかに上向きに反った虹の切れ端が…
写ってない!(笑)
たしかに眼では見えたんですけどもね、とても色が薄かったので、カメラでとらえることができませんでした。ざんねん。
同じような現象は6年前の秋にもいちど目撃しており、そのときは色がもう少しはっきり見えたけれど、「環水平アーク」と間違えている。
太陽の「上」にできるのが「環天頂」で、下にできるのが「環水平」だそうです。(合ってます?)
一般的な虹と違うのは、どちらも太陽の側に見えること。
いわゆる「雨あがりの虹」というのは、太陽を背にしたときに見えるもの。
そして、いよいよ見えなくなったあとの空の神々しさ。
ナンキンハゼもすっかり葉が落ちた。
高い枝にぽつんと残ったメジロの巣。
初夏の頃、こんなところで子育てしていたのかと、今の時期になって初めてわかる。
ナンキンハゼの白い実がぽつぽつ見える。
シジュウカラが食べに来た。
ふふ、食べてる食べてる。
この実は丸ごとくわえていかず、枝についたまま、周囲の油脂分をちびちびかじりとって食べるようだ。
外に出るとき羽織っていたフリースの裏に、いつのまにか草の種がいっぱいついていた。
チカラシバの種。
根元部分には下向きのこまかい毛がびっしり生えていて、衣服に刺さるとなかなかとれない。
でも、チカラシバ側としては、永久にくっついていたいわけではなく、同じ環境内の適当なところで落としてもらわなきゃ困るんだから、やっぱりフリースなんてものは想定外でしょうね。
羽。これはMが拾ったもの。
長さ約45ミリ。根元の白い綿毛と、先端の黄色味がかったオリーブグリーン。
アオバトの、脇腹から腰にかけての羽。
本日のクレボーイ。
冬毛でむくむくころころしております。
瞑想中だからピントが合わない。