閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

冬至

2020-12-21 22:43:22 | 日々

先日から気になっていた「夕方の西の空の明るい星」は、金星ではなくて、「木星と土星」だということがわかりました。
その2つの星が、冬至のきょう、最接近する。それは400年だか800年だかに一度の珍しいことなんだそうで。
さすがに手持ちでは無理と思い、急遽カメラに三脚つけてみた。しかし、これ、鳥も撮れないレンズですからねえ。ぎりぎり写ってはいるんだけど、ほとんど見えないという…(笑)


17:02

 

17:15

 

17:16

めいっぱいズームで撮って、めいっぱい拡大したら、なんとかふたつ、写っていました。
(目視では、ひとつしか見えなかった!)
下の大きいほうが木星、上の小さいのが土星。
ちゃんとした望遠鏡で見れば、土星には「輪っか」がある、はず。

わたしは月や星が好きなのは好きなんですが、地学や天文学、宇宙物理学となるとどうも苦手で…スケールが桁違いに大きすぎて頭がついていかない。実質的には「天動説」の感覚で暮らしていると思う。
先日の「はやぶさ2」のミッションにしても、じつは何が凄いのかよくわからない。途方もなく複雑で膨大な計算が、すべてぴったり合ったからこそ成功したわけで、そのことには素直に感心する。
定規で長方形を書くと4番目の辺の長さが必ず3ミリくらいずれるような人間には、絶対に縁のない世界ですよね。
だけど、「竜宮」から大事に持ち帰った「玉手箱」を開けたら、中から砂が出てきたので、なあんだ、と思ってしまった。エイリアンの卵、とは言わないまでも、せっかく竜宮まで行ったのなら、せめて「白い煙」くらい入れといてくれなくちゃ。

 

風が吹いたあと、地面に何かの実がたくさん落ちていた。
乾燥ブルーベリーみたいに黒っぽくなっているけれど、もとは青かったに違いない。

 

長さ15センチほどの小枝に房状についていて、その小枝ごと、ぽろぽろと外れたように落ちている。果肉の中には平らな渦巻き型の種がひとつだけ入っていて、苺やぶどうの類ではないことがわかる。
上を見ると、古いアカメガシワの木のうんと高いところに、ごしゃごしゃとからんだつるが見え、根元は藤のように木化して太くなっている。
もう葉はほとんど残っておらず、なにしろ高いので、どこから見ても逆光になり、正体がよくわからない。とりあえず、つる植物であることは確か。ツヅラフジか、アオツヅラフジ?
こんなにいっぱい落ちたままになっているところをみると、鳥も獣も好んで食べないらしい。



落ち葉の吹き溜まりの中で見つけた羽。長さ約50ミリ。
ふちに明るい赤褐色。プロペラっぽいカーブあり。
モズの右の3列風切羽(だそうです)。

 

本日の真鈴さん。

熊じゃないわよ。
(ひなたで撮ると、じつは茶色いことがバレる)

真鈴の特技に「アイスダンス」というのがあるんですが、これは写真でも言葉でも説明が困難なので、Mに図解してもらいました。

後ろから抱えて、

 

勢いをつけて振り上げ、

 

1回転して肩にのせる。

それだけなので、べつに「アイス」でも「ダンス」でもないんですが、

 

Mがそう言ってるので、そういうことに。

これは、身体が柔らかくておとなしい真鈴ちゃんだからできる技で、他の子にはできない。
そして、持ち上げる役も、わたしにはできません。

 

本日の「ふう~ん」

「赤チン」最後の1社が製造終了

そういえば、ありましたねえ、マーキュロクロム液。ただの赤じゃなく、ぎらっと光るのが不気味で。無色透明のマキロンに変わったときはほっとしました。まだ作っていたなんて知らなかった。

茶色の「ヨーチン」(ヨードチンキ)のほうは、うちにはなかったけれど、運動会の前に足に塗るとかけっこが速くなる(貴重な薬品だから裕福な家の子しか塗ることができない)みたいな話を、古い児童書で読んだ記憶がある。そういうどうでもいいようなことばかりよく覚えている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする