雲レースの翌日は雨。その翌日は風。
道一面に散っていた枯れ葉が、朝起きたら一枚残らず消えていた。どこへ吹き飛ばされていったものやら。
ひゅうひゅうと、風に乗って遊んでいる雲たち。
そのへんを歩くと、ぱりぱりした枯れ枝がほどよく落ちていて、一日ぶんの焚きつけがすぐ集まる。枯れていない生木の細い枝も目につき、ずいぶん強い風だったことがわかる。
買い物で濡れたエコバッグを外に干して、ちょっと目を離したら、飛ばされてどこかへ行ってしまった。
風に飛ばされたものの行き先はだいたい決まっている。これまでも、デッキのサンダル、コンポストのふた、ちりとり、プラテミなど、いろんなものを拾いに行った。その経験から、たぶんあっちだろうと見当をつけて川岸に下りていくと、とっくに乾いたエコバッグが、おとなしく草むらで迎えを待っていた。
こういう「見当」がぴたりとあたると嬉しい。使い勝手の良いエコバッグをなくさずに済んだのもよかった。
毎日なにかしら「いいこと」はあるものです。
ワイルドストロベリー、秋の収穫。
もうジャムにするほどの量は採れないから、みつけて摘んだ人がひとりじめ。これくらいをてのひらにためて、いちどに「ぱくっ」と食べると美味しいです。
来年は、この苺の列を、倍に増やそう。
本日の猫たち。
ひと仕事のあとの、ひと休み。
ここは日替わりでたいてい誰かすわっている。
コマや、いい場所みつけたね!
ここは庭の南のはずれで、どんぐりの木の根元。
コマちゃんがのびのびと伸ばしている足のちょっと先は、すとんと崖になっています。
本日のゲスト。
虫キライ姫はパスしてね。大きいから。
小さくのせておくけど。
うちの父は、どういうわけかカマキリだけが大の苦手で…っていう話は前に書きましたっけ?
夏にプールに連れて行ってもらったら、プールサイドに大きなカマキリがいた。
「みてー、カマキリがいるよー」と言ったら、顔をひきつらせて黙ってむこうへ行ってしまったので、本当に苦手なんだということがわかった。
あとで「人の嫌がるようなことを言うもんじゃない」と叱られましたが。
大正生まれの男子というのは、家族にも弱味を見せないように、いつもがんばっていたんだろうな。
本日の「いいね!」
東京都美術館ジュニアガイド動画。