あ、また来てる、招かれざる客。
かっこいいな。
動かない鳥といえば動物園のハシビロコウが有名だけれど、このアオサギもなかなかのもの。このポーズでじーっと動かない。いつまでもいつまでも動かない。
ちょうど居間のテーブルから見える位置なので、事務仕事をしながらときどき気にしていたら、20分ほどして姿が消えた。さてはと思って、庭のむこう端まで行ってみたら、池のそばで首を長ーく伸ばして魚を狙っておりました。
池の上にはMが針金を縦横にはりめぐらしてある。それをかいくぐってお魚ゲットするのは、ルパン三世だって難しいよ。
こちらは常連さん。つぶらな瞳でおかわり催促に。
しかし、鳥って正面から見ると面白いな。熱帯の鳥のように派手な色ではないけれど、小さいながらもインパクトのある模様。
出かけるMが冷蔵庫に置いてったメモ。
この冬はたっぷり薪があって助かります。
本日のクレコマ。
んっ!
むっ!
真冬から早春は猫の繁殖期で、オス同士の縄張り争いが激しくなる時期だ。
うちのはどちらもニュートラルだけど、最近ときどき毛が飛び散るような本気のケンカをするようになった。
少し前までは、コマが遠慮なしにかかっていき、クレが迷惑そうに逃げる、というパターンが多かった。一方が逃げればケンカにはならない。逃げるのは、争う気がないということで、逃げるほうが弱いとは限らない。
うちの猫に限ったことかもしれないけれど、むしろ弱いほうが、怖くて相手に背中を向けらないのではないか、と思うことがある。逃げ足の速さや、逃げ場・隠れ場を熟知していることだって、身を守る大切な能力だ。
コマは、小さいときから偏食で小食だったが、昨秋ごろから急に何でもよく食べるようになり、見た目にもどっしりしてきて、ようやくすっかりオトナになったという感じ。それでクレも手加減をしなくなったのか、ここ数日は、双方一歩も引かず、とびかかっては噛むやら蹴るやらの屋外バトルを繰り広げている。
色柄のせいでコマのほうがでかく見えるけれど、体重はそう変わらない。クレも本気出すと強く、気迫では上回っている。
とはいえ、のんびり眺めているわけにもいかず、やむをえずホウキ持って仲裁に入ります。怪我しないでおくれ。
こらこら、椎茸干してるそばでやらないのッ。