朝早くは晴れそうな空だったけれど、やっぱり雲行きはあやしく…
灰色の雲がみるみるひろがり、空を覆い隠していく。
いつザーッとくるかわからないので、カメラを持ち出すのは危険。
朝から鳴いているなと思ったら、2羽でやってきたガビティ(←閑猫語でガビチョウのこと)。
繁殖時期にはやや遅いような気がするが、カップルか、親子か、きょうだいか。
声は大きいけれど、やぶの中で鳴くので、なかなか姿は見られない。
珍しく庭の端の地上50センチくらいのところにとまったのを、2階のベランダからこっそりのぞき見。
なんだかとても仲むつまじく、左の子が右の子の羽繕いをていねいにしてあげている。
(望遠レンズが手近になかったので、ぼけぼけで失礼)
台風の風雨の中、木のてっぺんの枯れ枝が落ち、花壇の南のはずれにぐさっと垂直に突き刺さっていた。
もう長いこと枯れていたので軽くなっているが、それでも片手で持つのがやっとという重さ。
車にでも落ちたら穴あくよ。
(これの10倍くらい手ごわいやつが、まだ上に残っています)
イヌビワの実が目立つようになってきた。
このあいだ夜にハクビシンがのぼっていくのをMが見たそうだ。
ビー玉くらいの実は、黒く熟すとイチジクの味でほんのり甘い。落ちた実はアナグマも食べる。
わたしは残念ながらのぼれないし、手も届かないけれど、この木は秋の黄葉がとても美しいので、伐らずにとってある。
イヌビワというけれど、果物のビワとは関係がないし、あまり似てもいない。イヌがつく植物は、たいてい食べられないのだが、これは食べられるほうに入るから、なぜこういう名がついたのか不思議だ。
ビワもイチジクも、中国経由で渡来して、栽培されるようになったのは江戸時代だとか。もっとずっと昔からあったのかと思っていた。意外。
ゴーヤ1号は、いまこれくらい。台所の窓のむこうだから、一日に何度も目に入る。
どれどれ、だいぶ太ったかな?と、「ヘンゼルとグレーテル」の魔女の気持ちになっているところ。
本日のにゃんズ。
機嫌よく倒れているクレちゃんと、
いろいろはみ出してるコマティキ。
雨の日は寝るしかないね。