閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

足跡

2023-10-23 21:40:06 | 日々

朝早くから複雑な雲が出て、どこ見たらいいか迷う。

 

「きれいな雲」の写真を見せられるのって、「ゆうべ見た夢」の話を聞かされるのと似ているかもしれない。どちらも、とりとめがない。すぐに消える。

 

誰か、住んでます?

 

急に気温が下がり、朝晩はだいぶ肌寒い。そろそろ暖房のことも考えねば。いや、その前に、半袖をしまって冬物を出してこなきゃ!

庭のトレニアは11月まで咲き続けるけれど、きりがないので、種子になったところから少しずつ片づけ始める。
いくつか花の残っているのを抜いて手に持っているところにヒメクロホウジャクが来て、「待って待って、それまだ要るの!」と大急ぎで蜜を吸っていく。かわいそうで、片づけられない。
花に来る虫も数少なくなった。それを狙って網を張っていたクモも、もう破れをつくろう気力がない。穴あきをそのままに、あきらめてじっと風に吹かれている。
ヒトは遠い昔に食料をたくわえることを覚え、そのおかげで冬の間も飢えずに生き延びられるようになった。そのかわり思い煩うことも増えたかもしれないが。

花壇の空いたところに、つりがね草(スパニッシュブルーベル)の球根を20個。ビオラを8ポット。今年のビオラはとてもかぼそくて心もとない。きれいな空色は1株しか買えなかった。
植木鉢で待機中の山アジサイ4種も、それぞれいい場所に植えてあげよう。

 

数日前にひょこひょこ歩いておられた、このお方も、冬眠場所はみつかったでしょうか。

 

本日の(姿のない)ゲスト。

2階から見ると、車の上に点々と足跡。またコマちゃんだな、と思ったら、

 

あらま。これは猫じゃないですね。

 

あらららー。
ボンネットにぴょんと乗って、とことこ斜めに横切り、ワイパーにとまる。そこからちょっと飛んで(かな?)屋根に乗り、とことこ後部の端まで行ってから、飛んでった…。
という可愛い足跡がくっきりついております。

 

誰でしょうね。
(かわいくて、洗えません)

 

 

本日の(お招きしてない)ゲスト。

先日ちらっと見かけたよそ猫、また来ました。
アトリエ外廊下で、とつぜん叫び声があがったので、駆け付けると、この状態。
シッポをふくらませて猛然とうなっているのは、コマです。カドで鉢合わせでもしたのか。相手の子は、困ったなという表情。色柄はウラシマ似、顔は違うけど、同じ一族かもしれない。
コマちゃんは誰にもフレンドリーで、と先日書いたばかりだけど、考えてみればそれは子猫時代の話。しばらくよそ猫があらわれなかった間に、コマやもそれなりにオトナになったのだね。

乱闘になる危険は低いとみて、しばらく見物していたら、相手はコマよりヒトの視線のほうが気になったらしく、じわじわと離脱し、何事もなく終了。
(動画はインスタグラムに)

 

つよい、つよい。コマちゃんはつよいねー。

コメント
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