閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

モルダウ

2019-03-08 16:19:13 | 日々

先週、googleのトップに「スメタナ生誕195年」と出ていて、久しぶりに「モルダウ」を聴いた。
わたしの音楽知識はほとんど小中学校レベル。
(高校では音楽をとれなかったのです。抽選にはずれて!)
耳にして懐かしい曲というのは、ほとんど「音楽鑑賞」の時間に古ぼけたステレオで聴いたものだから、グランドピアノや、黒板の五線譜や、壁に掲げられたバッハの肖像画などが、次々と条件反射的に浮かんでくる。
いまはもうないけれど、中学の音楽室の窓の外に、当時は川が流れていて、その向こうにはキャベツだか大根だかの畑が広がり、春になると紋白蝶がちらちらちらちら飛んでいた。
それがわたしにとってのモルダウ川である。

この曲は、オーケストラでも合唱でも好きだけれど、そういえば全体を通してちゃんと聴いたことがなかったな、と思う。
「わが祖国」というタイトルが邪魔をしていたのかもしれない。
「祖国」という言葉のあとには「~のために闘う」とか、主義とか運動とか労働とか…なんとなく重たくて埃っぽい集団的イメージがあって、どうも苦手だ。
ところが、googleさんの英語表記を見たら、「わが祖国」は「My Country」なのだった。
マイ・カントリー。わが故郷。わたしのふるさと。
あ、そうなの? と思ったら、長年の苦手意識が、雪が溶けるように消え去り、美しい風景があらわれた。
そういうわけで、いま聴いているのが、スメタナ。
机の前のちっちゃい(一応ステレオ)スピーカーで鳴らしている。
わたしはピアノやボーカル曲が鳴っていると文章が書けないが、オーケストラやヴァイオリンならけっこう書ける、ということがわかった。

 

ある日の朝。山が霧につつまれている。

 

南向きの斜面にたくさん咲いているタチツボスミレ。

 

本日のにゃんズ。

コマちゃんが隠れて狙っているのは…

 

真鈴おばちゃんかな。

 

それとも…

 

クレ兄ィかな。

 

隠れてるつもりらしいけど、丸見えだよ。

 

雨のあとのデッキは足跡だらけ。

 

本日の「いいね」…ではないけど

Tančící dům v Praze

チェコつながりで。(つながってません・笑)
プラハで最も醜悪な建築だと誰かが書いていた。
他を知らないから「最も」かどうかわからないけど、わたしはきっと誰かがCGで作ったに違いない!と思い、念のため調べたら実在していたので驚いた。
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンスシーン(ってどういうの? こんなの?)を表現してみたんだとか。
中はホテルやレストランやギャラリーになっているそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロッカスなど

2019-03-06 11:57:38 | 日々

黄色いのと…

 

青いの。

昨年、球根を植えるのがだいぶ遅くなってしまったし、新しい花壇の土の状態もいまいちなので、だいじょうぶかなあと思っていたけど、だいじょうぶでした。
だけど、いろんな色のミックスを3袋くらい買って、花壇の端から植えていったはず、なのに、咲いてみたら、みごとに黄色パートと青パートに分かれて合唱団のようだ。
どうもわたしが買ってくる球根って、ラベルと同じものが咲いたためしがない。
この軽やかなブルーをもうすこし欲しいけれど、ほっといても増えるかな、どうかな。

 

こちらはお隣のあんずの花。
実はついても途中で落ちてしまい収穫できないけれど、花だけでもじゅうぶん楽しい。

 

逆光あんず。
つぼみがまんまるで可愛いな。

 

 

夕方、Mが携帯から電話をかけてきて、
「ベランダに出て、左のほう見て! 尾根の上!」と言う。
むこうからはこっちが見えるらしいのですが…

え~? どこ~?

 

あ、いたいた、そこか~。ちいちゃく手旗信号をやっている。
(こんな写真では、「ハズキルーペ」でも見えないわよ)

 


隣町の田んぼのお花畑はいまが見ごろ。
遠くから見ると一面にオレンジ色!
これからポピーと矢車菊が出てくると、また色合いが変わります。

 

町の予算が打ち切られてしまったため、クラウドファンディングで資金を集め、面積を縮小し、有志で種まきをしたそうです。
力が入ってるせいか、例年よりひときわ色あざやか。
端のほうでナズナなどもがんばって咲いている。
(自分のカメラ充電中で持ってこなかった。Mのを借りて撮ったら、ピントの合った写真が一枚もなかった…)

 

本日のコマちゃん。

ストーブの裏の三角地帯が、なぜかみんな大好きで。

 

こっちから見ると、こんな感じ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモザ・水玉

2019-03-04 22:58:26 | 日々

ミモザ(フサアカシア)。
お隣にあった立派な木がだいぶ前に枯れてしまい、いつかまた植えたいと思っていた。
ホームセンターの園芸売り場をうろうろしていたら、隅の壁ぎわに、売れ残りっぽいひょろひょろのミモザの苗が3本ばかり、投げやりに紐でくくられ、それでもちらちらと黄色の花を咲かせているのをみつけ、衝動的に連れ帰ってきた。
考えずに植木を買うものではない。いまはひょろひょろだけど、この種は成長が早い上に、樹形を整えるのが難しいのだ。
こんなの花壇なんかに植えてしまったら、あとで困るに決まっている。


でも、植えちゃった。
なにしろ、これ、かなり良い水玉植物なので。(そこですかい!)

 

そこですよ。

 

ついでに、あちこち歩いて、水玉を拾う。

 

山あじさいの種。

 

 

 

 

これは水玉ではない、100円玉。 

お財布にじゃらじゃら入っている硬貨の中に、1枚だけ、ひときわ輝いて見えるものがある。
おや? とつまみ出してよく見たら、「平成31年」の100円玉だった。
平成はあとすこしで終わってしまうから、この子の同期生は数が少ないんだろうな。
ついでに他の硬貨も調べてみると、いちばん古いのは、昭和39年の5円玉と1円玉だった。
こんな狭いお財布の中に、55年もの年の差があるとは。
そういえば、このデザインになる前の100円玉(銀貨)も、わたしが子どもの頃にはまだあったし、100円より大きかった50円玉や、穴のあいていない昔の5円玉もなつかしい。
5円玉が穴あきになったのは、材料を節約するため、なんだそうです。

 

本日のコマちゃん

たまにはおうちで猫らしい遊びをしましょう。
ほれほれ。

 

よッ、と。

 

真剣に見つめすぎて寄り目になって舌も出ちゃってます。

 

本日の「いいね!」

スイスの猫階段

引っ越すとき、2階のベランダから庭に降りる猫階段をつけてほしかったんだけど、忙しい大工さんにそこまで頼むのもわるいと思って、猫ドアだけにした。
やっぱりつけてもらえばよかったなあ。。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春とりどり・その2

2019-03-01 18:28:11 | 日々

外に出て、「あ、カメラ忘れた!」と急いで戻り、「あ、SD入ってない!」とまた戻る。

 

 

 

逆光梅。

 

足元もいろいろにぎわっております。

 

 

 

ミツマタの花。

 

 

巣箱をかけるMと、何かお手伝いしたくてしょうがないコマちゃん。

 

おとーさん、だいじょぶかなあ?

 

家のすぐ東側の栗の木につけた巣箱が、今年は一番人気らしい。
ヤマガラとシジュウカラで早くも争奪戦が始まっている。
シジュウカラはヤマガラよりやや低い場所が好みで、はずして下に置いてあった去年の巣箱ものぞきに来ていた。

 

誰に決まるかな。

一方、猫の世界も繁殖シーズンを迎え、なわばり争いが激しくなっているようだ。
明け方、ケンカの声で目が覚める。
1階デッキでうなり合い、ぎゃうぎゃう、ドタンバタン!
下りていって窓を開けたら、バーッと飛ぶように逃げた大柄な白ぶちと、それを追うボサボサ縞の短いシッポ。
鍋蔵とジャッキーだ。
よそ猫どうし、わざわざひとんちに来てケンカするんじゃないよ、まったく。
明るくなってから見たら、白い毛より、ミックスグレーのジャッキーの毛のほうがやや多めに散っていた。
そのうち、ヤマガラかシジュウカラが拾っていってお布団に使うでしょう。

 

本日の「いいね!」

大事にかかえたくなる1冊と出会えたら

好きな本がいつでも手にとれるところにあることの大切さ。

 

おまけ…

Ratne & Jayanthi

スリランカ(たぶん)の三井セメントのCMみたいなんですけど、いいのかこれで?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする