閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2020-01-08 23:02:49 | 日々

一日じゅう強い風が吹き荒れる。山が絶え間なくごうごうと鳴っている。
午前中、車で出かけたが、上からバケツで浴びせられるような猛烈な雨。
道路の両端はたちまち深い水たまりとなる。ちょうど今の時期は、落ち葉がたまって排水溝が機能していないのだ。よけたくてもよける場所などなく、突っ込むとぶわっと盛大に水しぶきがあがり、ハンドルをとられて、おっとっと…となる。

スーパーの野菜売り場に「七草セット」がまだあった。「お買い忘れはありませんか」と目立つように書いて。こういうの、親切というか、なんというか。
パックの七草はしおれて見るからにおいしそうでないし、うちではもともと七草粥はしないけれど、昨日は畑の春菊を摘んで、さっとゆでてみじんに刻んで塩を混ぜ、炊きあがったごはんに混ぜて菊菜ごはんにした。
あとは、おかずに入っている野菜を数え、かぶもあるし、大根もあるし…おつゆのわかめまでいれたら10種になったので、それでよしということに。
「七草草紙」にあるように正式にやって、70年も若返ったらマイナスになっちゃいますからね。

夕方、巨大なくじらのような雲が、西からぐんぐんと浮上してきた。
頭上を通過しながら、こまかくちぎれて、あっというまに消えていく。


金柑。ようやく色づいてきたところ。
ところどころ枝が折れて、かじったあとがあるのは、ハクビシンの仕業か。

 

これも1月にしてはヘンな山桜の紅葉。チェリーピンク?
大きな木はとっくに散ってしまい、高さ数十センチの若木だけがこんな色で残っている。

 

本日のおやつ。

招き猫えびせん。
カワイイので、ちょっと食べにくいけど、美味しかったです。


本日のにゃんズ。

相変わらず大人気の椅子。
振り向いて見るたびに誰かしら寝ている。
クレちゃんだったり、

 

コマ&真鈴だったり。

猫用ベッドの購入をお考えの方には、自信を持っておすすめします。
ペット用品と違って、ヒトも座れるので、お得ですよ。

といっても、ぜんぜん座れませんが。
あのォ、この本せっかく買ったので読みたいんですけどォ。


ま、しょうがないか。幸せそうだから。


本日の「いいね!」

“Crown Shyness”

(crown は森の木々のてっぺん、樹冠のこと。枝がまるでお互いを避けるようにこういう形になるのはなぜか、そのメカニズムについて。最初の動画はちょっと別テーマなのでとばしてもいいです。記事を読まなくても、画像だけでもきれいなのでシェア)

さまざまな木が限られたスペースを分かち合い、お互いを尊重し合って共存する知恵である。
…と解釈してみたけれど、本当のところはどうなんだろう。「譲り合い」と「せめぎ合い」は紙一重かもしれず。

<追記>
風でぶつかり合うと枝先が折れる。それを繰り返すからこうなる。という説を読んだ。 生木の枝って、細くても意外と折れない気がするけど。折れなくても新芽が傷むし、しょっちゅうぶつかっていれば伸びにくい、ということはあるのかも。

 

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きなちゃんのお散歩

2020-01-07 15:21:24 | 日々

きななの朝のお散歩には決まったルートがあり、猫ドアを出てからの行動パターンは毎回ほぼ同じ。
ここは何番目かのチェックポイントです。

 

隠れてないで、ひなたに出ればいいのにと思うけれど、ここが落ち着くらしいので。

 

そして素早く移動して…

 

次のポイントは、ここ。

先日、きななが通常のお散歩ルートを外れて、庭の南側の斜面をトコントコンと下っていくのを目撃した。
斜面には、人が上がり下りできるよう、Mが段を作ってくれたので、クレなども近道として利用しているらしいが、きなながここを降りるのは初めて見る。
どこ行くんだろうと、こっそり隠れて観察していたら、一番下まで降りて、さらに笹やぶを通って下の川まで降りて、石の上に座ってゆっくり水を飲んだりしていた。
へえー、そんなところまでひとりで行けるんだ!と驚いたけれど、そういえば11年前のいまごろ、きななはひとりでどこからかやってきたのだよねえ。

むかしのことはわすれました。

 

同じ場所、ほぼ同じ時間帯でも、カメラが違うとずいぶん印象が違うんだな。

 

おおきなベッドに、ちいさなねこ。
(ベッドは大きくないです。普通のシングルサイズ)

 

文字どおり「咲き乱れて」いるのはアスパラ菜。こうなってしまうと茎は硬いんだけど、なにしろ花が早すぎて、食べるのがぜんぜん追いつかず。

 

ブロッコリも、まとまらないで、ばらばらに伸びている。
(これはきょう採ってきて食べました)

 

そして前代未聞、グラジオラスが水仙と一緒に咲くとは!
(近隣の町ではヒマワリが咲いちゃってるとか…このあとどうなるんでしょう)

 

本日の「いいね!」

The architectural details of ceilings in Iran.

万華鏡のようなモスクの天井装飾。イラン。


ついでにこれもシェアしておこう。大学生向きらしいけど中学生でもわかります。 

1からわかる!アメリカ vs.イラン(前編) なぜ対立するの?

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「そらとぶクレヨン」on TV

2020-01-05 11:50:19 | お知らせ(いろいろ)

絵本『そらとぶクレヨン』(鈴木まもる絵/金の星社/2006年)がテレビで朗読されます。

テレビ朝日(関東ローカル)「世界が愛した絵本」
2020年1月11日(土)午後4時25分~

ちょこっとCGで絵が動くかもしれません。
(でも、この番組、わが家では見られないのよ~)

6人の子どもたちは『せんろはつづく』と同じメンバーなのですが、クレヨンの色を混ぜる都合で(だったっけ?)ユニフォームの色のわりあてが多少違っています。
よーく見ると、緑と赤とオレンジがないでしょ。イエローオーカーが必須なんだって。
そして実際ほとんどこの6色だけで描いてあるんだそうです。

なかなか不思議な浮遊感が出ていますね。

14年前にこの絵本を作ったとき、「子どもが真似して本に落書きして困るんじゃないか」という懸念があったのを思い出した。
Mは「してもいいよ」と言ってたけど、わたしは、この本に落書きしていいということにすれば、他の本にもしちゃうかもしれないし、それはやっぱりまずいだろうなーと思っていた。
実際にそういうことがあったかどうかは、聞いたことがないのでわかりませんが、どうですか?
このごろは、幼い子どもがタブレットやゲーム機で遊んでいる姿を見ると、クレヨンで落書きしてくれるほうがどんなに嬉しいかと思わずにはいられないのですが。

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2020年のごあいさつ

2020-01-04 15:21:01 | 日々

あけましておめでとうございます。
今年もやっぱり猫年の閑猫堂をよろしくお願いいたします。

暖かくて静かなお正月。
わが家はふだんとあまり変わらず、特別なことといえば、昼間からビールがあるのと、お餅があることくらいか。
お煮しめは上手にできました。(鍋をストーブにかけてはいけない。大晦日に蓮根がカリカリ状態で火を止め、温め直すときも長く煮ないのがコツで、そうすれば3日目まで美味しく食べられる)
Mはふつうに絵を描いているし、わたしは箱根駅伝の中継をちらちら見ながら、年賀状を書いたり、日頃やろうやろうと思いつつなかなかできないPCのデータのバックアップをしたり…

 

お天気なのでデッキで椎茸を干したり…
(さんちゃんがボランティアで見張りをしてくれています)

 

ご近所におよばれして、お正月らしいごちそうをいただいたり。

 

しばらく金魚だけになっていた池に、色とりどりの鯉がやってきた。
まだ金魚と同じくらいの大きさ。

 

シモツケの紅葉がきれい。

 

アジサイも半分くらいはまだ葉が落ちない。

 

そして花壇に1本だけすくすくと伸びているのは、どう見てもグラジオラスだけど…まさか、これから咲くつもりではないだろうね?

 

本日のにゃんこ。

鏡餅?

 

災害のない平和な年でありますように。

 

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