箱が到着! テールくんお疲れさま~。
今回、箱そのものに印刷ではなく、二面にシール貼りという形になったのは、コスト削減のためだそうですが…なかなか良い感じになったんじゃないかと思います。
ぜんぜん協力的でないキャンペーンボーイ(仮)。
三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)
竹下文子・作 鈴木まもる・絵 偕成社 2022年11月発売
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いただき物の椎茸を干しております。
最初このざるにぎっしりだったのが、乾いてすかすかになってきたところ。
だいぶからからしてきたよ。
柄がぽきんと折れるようになれば、ほぼ完成です。
渋柿もむいて干す。ささやかに10個だけ。
お隣の酔猫さんは、860個ひとりでむいて干したそうです。す・ご~い。
上のように短い枝つきだと、紐でくくるのに楽。枝がうまく残せなかったものはヘタに紐をかけるけど、乾くと縮んで抜けてしまうこともある。
柿を吊るすには、白い荷造り紐(PPテープ)のほうが便利かもしれない。
PPはどうも白すぎて風景になじまない気がするので、わたしは麻紐のほうが好きですが。
野菜の支柱を立てる、焚きつけの小枝をしばるなど、田舎暮らしでは何かと出番の多い紐。
「ククリナ」って、可愛い名前があったとは知らなんだ!
いつかの空。
ときどき見かけるお化けのキャスパーみたいな雲は、何?
あら。アナタは、えーと、百日草ですよね?
どうして、こんなところに、いまごろ、1本だけ…?
よくまあ踏まれも刈られもせず、ここまで育ったものだ。
そして、昨夜の月蝕。
小さいんじゃなくて、遠いんです。
きょうは、ついったーの「 #月食写真下手くそ選手権 」というのを見てて楽しかったので、閑猫もとっておきの1枚を…。
すごいでしょう。(笑)
一度消えて復活したからか、深夜の月はまぶしいくらい明るく輝いていた。
おおぜいの人たちの熱い視線をあびて、ぴかぴかに磨かれたのね、きっと。
本日の「そうなんだ」
これ、やってしまいそう。覚えておこう。
Eテレ「てれび絵本」11月7日の放送を、NHKプラスで見逃し配信中。
11月14日朝8時55分まで。
はじめての方は利用登録(無料)すればごらんいただけます。
(ゆうこさん情報ありがとうございます!)
***
うちの母が電話で「動いたのでびっくりした!」と言っていた。
ほんとCG技術ってすごいです。
舗装された道ではトポトポと歩くことが多い。
途中、カラスの声がするので気が散っている。
尻尾を上げないのは、呼ばれたわけではないから。
(スマートフォンでなくカメラで撮ったら、なぜか縦のものが横になってしまい、直すのに一苦労!)
先週、ハロウィンの日の夕方に、黒ねこ真鈴がお空へ旅立ちました。
仲良しだったきょうだいの珊瑚に遅れること2年、おなじ10月の晴れた日に。
きれい好きで世話焼きで、いつも強気の女王さま。
まりん。まりりん。まありん。まりり。
眠っている時間が長くなり、呼びかけに耳が反応しなくなっても、手を触れれば必ず「んん?」(なあに?)といつもの真鈴語で返事をしてくれました。
当日のお昼まえ、姿が見えないので探したら、不自由な脚でどうやって移動したのか、庭のすみのしげみの奥にもぐりこんで寝ていて、そこはさんちゃんのお墓のすぐそばだったのです。
いま思えば、あのときすでに「呼ばれて」いたのだろうな。
そのあと、自分でちゃんと立ってゴハンを食べ、お気に入りのマグカップでちゃぷちゃぷお水を飲み、満足そうに横になって、そのまま、でした。
いまごろは、さんちゃんと再会して、幸せにしていることでしょう。
真鈴ちゃん、17年半、ありがとう。
***
うちに来てすぐのころ。重さは450gくらい。
最初、青い目の猫かと思っていました。
さんちゃんと。
このころからすでにしっかり者の王女さまだった。
2冊つづけて。
10月号「いたずらっことまじょ」(作絵・ニコレッタ・コスタ)
11月号「だいすきだよ!」(作ルイジ・ダル・チン 絵フランチェスカ・グレコ)
どちらも新しいお仕事ではなく、11月号は2003年の、10月号は、なぁんと1988年の、再使用です。
この学研ワールドえほんというのは、海外で出版された絵本の日本語訳ではなく、むこうの若手作家さんの描きおろしを日本で出すという、なんだか珍しい月刊誌で、わたしは1985年から、1~2年に1冊くらいのペースでお手伝いさせていただきました。
上の2冊はともにイタリアで、他にフランス、ベルギー、ブルガリアなどもあったと思うのですが、直訳みたいなあらすじみたいなざっくりした日本語のテキストが来るだけで、それを元に文章をつくり、すでに完成している絵の中の空いているスペースに合わせて文字を入れる、というお仕事でした。
いまのように、どんな言語でも「グーグル翻訳に貼り付けて」読むことができる、という時代ではなかったので。
ニコレッタさんは、この「まじょ」シリーズが8冊、他に3冊くらいあったかな。いずれも装飾的な画面が特徴で、ネームスペースも、
このようにですねえ、隅に可愛いふちどりがしてあるのです。
ここに編集さんの「1行目12文字、2行目10文字…」といったこまかい指定がしてあり、その上、厳密なわかち書き、アタマは必ず1字下げ、会話内はぜんぶ1字下げ、単語の途中では改行できない、などなど、ルールに阻まれて使いたい言葉が思うように使えず…毎回クロスワードパズルをやってるみたいに頭を使いました。
(おかげでだいぶ鍛えられた気がする!・笑)
フランチェスカさんのほうは、たしかこれが2冊目。日本の絵本ではあまり見かけないような大人っぽい色彩や、大胆な構図が印象的です。
ちなみに、この『だいすきだよ!』という絵本、2003年当時は『おとうさんだいすき』というタイトルでした。
今回の再使用にあたって、編集部からタイトルを変えたいという話があり…シングルマザー家庭も少なくないので、「おとうさん」をおもてに出すのは避けたい、とのこと。
なるほど。いまはそういう配慮をする時代なんだ。
(この絵本のお父さんは、見たところシングルファーザーみたいですが)
母の日、父の日…保育の場では定番の季節行事も、あやうくなっているのかしら。
<追記>
直販(園で年間購読を申し込む方式)の月刊誌は、一般の方は入手しにくいものなので、これまであまり「お知らせ」に入れてきませんでしたが、もうこういうお仕事をすることもないかなと思うので、記念に。
<2023年8月5日 さらに追記>
現在、この2冊は電子書籍で購入できるようになっています。
スマホのような小さい端末では見づらいですし(片ページずつの表示になるのかも?)、そもそも絵本を子どもに電子書籍という形で見せることを、わたしは良いと思っていませんが、親御さんから電子配信の要望が多いそうで…。
端末画面で見た「絵本」が、子どもの心に残るかどうか、それはこの先10年20年たってみないとわかりません。
絵本『なまえのないねこ』(小峰書店 2019年)の読み聞かせが、NHKのEテレ「てれび絵本」で放送されます。
2022年11月7日(月)朝8:50~8:55分。
町田尚子さんの絵がすこーし動く静かなアニメーションになっています。
語りは女優の上野樹里さん。
再放送は未定、見逃し配信もあるかどうかわからないので、ぜひお見逃しなく!
<11.7 追記>
猫もだけど、犬のタローの「ハッハッハッ…」がすごく犬らしくリアルだった(笑)
絵本の新刊です。
『ぐいーん! こうしょさぎょうしゃ』。偕成社の「のりもの絵本」シリーズ11冊目。
(この表紙の微妙なグリーン系の色がどうしても出ない! ちゃんと撮れたら画像入れ替えます)
これはもうタイトルどおり、
ぐいーんと上がって高いところで作業をする車が、
こんなところや、
あんなところで、
いろんなお仕事をするという絵本です。
高所作業車って、道端で電線や電話線の工事をしているのを見かけても、名称までは知らない人が多いかもしれません。
サイレンの鳴る緊急車両や、動きのダイナミックな大型重機にくらべると、やや地味な存在ではありますが、メーカーや用途によっていろんな種類があり、見慣れてくるとおもしろいです。
たとえば上のトンネル点検の場面では、2台の高所作業車がおなじ仕事をしているけれど、左のほうが可動域が広い新型タイプ。とか。
電気工事をする高所作業車は、乗る人が感電しないよう絶縁仕様になっている。とかね。
ところで、高所作業車は、どうやって乗り降りするか、ご存じですか?
わたしは、なぁんとなく、あれが地面すれすれまで下りてくるんだろう…と思っていましたが、そうではありませんでした。
乗るのも降りるのも、この状態から、なんだって。知らなかった!
べつに知らなくてもいいけど、面白いので、ご参考までに。
以下は、蛇足。(←長い)
この乗り物絵本シリーズは、最初からシリーズ化の予定があったわけではなく、たまたま気が向いたところ、書きやすいところから書いていったのですが、1冊目の『ピン・ポン・バス』からいつのまにか26年…おもなメンバーはほぼ出そろい、『いそげ! きゅうきゅうしゃ』でちょうど10冊というきりのいいところなので、もういいかな、と思っていました。
1年半ほど前のこと、はたらく車大好き兄弟のお母さんから、「もし次回作があるなら、フォークリフトを」というリクエストをいただき、うーん、フォークリフトか。いろんな場所でいろんなものを運べるし、魚市場でフォークリフトとターレのコンビなんか楽しいかも! と、にわかに考える気になったのです。
しかし、「描く人」と相談する中で、働く場所が市場や倉庫に限定されるから、画面の変化が少なくて1冊もたない、という問題がクリアできず、かわりに浮上してきたのが、公道も走れる高所作業車、でした。
(フォークリフト好きの次男くん、ごめんね~)
わたしは以前『だいすき! はたらくくるま』(PHP研究所 2001年)というアメリカの絵本を翻訳したことがあり、この中にも高所作業車が出てくるのですが、
説明に「A Cherry Picker or aerial bucket truck」とあって、さくらんぼ摘み! 空中バケツ! そうなのか…と、そこだけすごく印象に残っていたのでした。
以来、高所作業車を見かけるたびに、あ、チェリーピッカーだ、あ、空中バケツだ、とひとりでにんまりする怪しいヒトに…(笑)
今回、ほんとに「さくらんぼ摘み」をする高所作業車も登場させることができて、うれしい。
ロシアのウクライナ侵攻が続く中で描かれた絵には、描いた人の気持ちを反映して、「レストラン ウクライナ」の文字や、ウクライナ航空の飛行機も。
のちのち読み返して、そうか、あの時代に描いたんだなーと、感慨深く思い出すかもしれません。
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