うごけうごけうごけ
ぼくらが風をかんじるとき
それは
地球がまわって草の生えた地肌にさらさらと風をふかすように
自分自身を大気のなかで投げ放つとき
惑星と共に走る時間の中で
僕の身体には喜びの粒子が眠る
私の精気の宿る場所にこの身体の全てを預けてなお今にも疼く
遊びはじめようと
マグマの煮沸のゴタゴッタに地球のごう音を聞く
ただ神仏に祈らんことを
夢を . . . 本文を読む
得体の知れない存在にいつかなれる
はじめに、第6連の部分から解説をはじめよう。
コブラのように、と書いてあるが、べつにこれほど狂気に生きなくても、なんとか道は開けるものだと思いますがね。打たれてみないとわからないと言っています。まあ、打たれなきゃ分かんないのかな。もしかしたら、正しいかもわかんない。
じゆうは雨に打たれて生まれる。ブルースですね。
全世界が、打ってくれたら、また愛 . . . 本文を読む
得体の知れない存在に
僕らは変容したいのだ
いつも夢を見ていて
今ある体 この身体の形は私たちを型に嵌めてしまいはしない
ありえない可能性は必ず 現れる あのうねる身体にはすべてのヒトに共通の願望が輝いている
夢は風
駆けていけ
地表を駆け抜ける風を
どうしても
この目にどうしても残せなかった
これまで
でも いま 見え始めてきた
わかる
目のあらを吹き飛ばしてく . . . 本文を読む