水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

マグマの誕生

2010年05月28日 20時58分43秒 | 詩編
 うごけうごけうごけ  ぼくらが風をかんじるとき  それは  地球がまわって草の生えた地肌にさらさらと風をふかすように  自分自身を大気のなかで投げ放つとき  惑星と共に走る時間の中で  僕の身体には喜びの粒子が眠る  私の精気の宿る場所にこの身体の全てを預けてなお今にも疼く  遊びはじめようと  マグマの煮沸のゴタゴッタに地球のごう音を聞く  ただ神仏に祈らんことを   夢を  . . . 本文を読む

得体の知れない存在に(解説)

2010年05月28日 13時52分28秒 | 詩編
 得体の知れない存在にいつかなれる  はじめに、第6連の部分から解説をはじめよう。  コブラのように、と書いてあるが、べつにこれほど狂気に生きなくても、なんとか道は開けるものだと思いますがね。打たれてみないとわからないと言っています。まあ、打たれなきゃ分かんないのかな。もしかしたら、正しいかもわかんない。  じゆうは雨に打たれて生まれる。ブルースですね。    全世界が、打ってくれたら、また愛 . . . 本文を読む

得体の知れない存在に

2010年05月28日 13時43分12秒 | 詩編
 得体の知れない存在に  僕らは変容したいのだ   いつも夢を見ていて  今ある体 この身体の形は私たちを型に嵌めてしまいはしない  ありえない可能性は必ず 現れる あのうねる身体にはすべてのヒトに共通の願望が輝いている  夢は風  駆けていけ  地表を駆け抜ける風を  どうしても  この目にどうしても残せなかった  これまで  でも いま 見え始めてきた  わかる  目のあらを吹き飛ばしてく . . . 本文を読む