水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

二〇〇一年二月二一日 羽田神社付近の道を登り(解説)

2010年05月24日 12時36分40秒 | 詩編
 これは、私の、記念すべき第一号の詩です。 中学に入ってから、第一号ということです。それまでも、少し詩を書いたことはあるのですが…。その頃は(小学生のとき)、あまり詩を書いているつもりはございませんでした。一段一段を登る音に共鳴するかのようなもののけ、とありますが、これは何者かの気配が私を付いてきていると感じたような心です。まあ、書いたままのことでしょうか。    その前に、題名について説明しまし . . . 本文を読む

二〇〇一年二月二十一日 羽田神社付近の道を登り

2010年05月24日 12時01分35秒 | 詩編
  一段一段を  登る音に共鳴する  かのようなものの  け、「おまえを食  べてやろうか。」  そう言っては、おまえ  は、そこらの曲がり  くねった、木の幹  に姿をかくす。 「おまえの生命(いのち)  をす い とって  やろうか  おれの緑  に 染め上げて。」 「おまえはもう私を  のみこんでいるよ  私も君を。」 声をひそめている気配を 僕は(もう)知っていた(よ) 海から聞く音(ね . . . 本文を読む