言葉が
言葉を連れてくる
誰かが
暖炉を起こしている
動かない
兵士は
どこの国の人物だろう?
冷めた
星の
瞬きが
僕の心を
撫でていく
すぐに
開放される
大気の
入り口は
すべてを
飲み込む
世界の始めに
爽やかな
風が吹いて
私たちを
順々に
起こしていく
さあ
朝だ
何かが始まる
朝が来 . . . 本文を読む
アイデンティティーが
薄まっていく
ほの暗い
太古の海の中へ
僕は
泣く
声を
押し殺して
何が待つ?
これからの人生
何が訪れる?
この先の人生
つれない
友と
同道し
愛の
本当の姿を
模索し続ける
闇に紛れた
私の心を
もう一度
太陽の下へ
連れ出して欲しい
海が見えるかい?
ああ
あの砂漠の向こうに . . . 本文を読む
人生
すっ転んで
自由を求め
自由に愛され
すべてを
知り尽くして
なお
飽き足らず
踊って
踊る
祭りのようなものなので
勘違い
はなはだしく
雪を
黄金と
見間違って
遊んでしまう
焚き火のなかで
燃える
憂い
が
僕を
興奮させる
叫べ
孤独を
今という
この時間を . . . 本文を読む
締まりがない
挨拶を
とぼけた表情で
こなし
砂糖を
流し焼きに
振りかけた
夢から
醒めた
男は
なんの前触れもなく
踊りだした
旅の終わりには
死ぬのだろう
寂れた喫茶店で
コーヒーを飲む
明日は
ここ
そして
明日は
今 . . . 本文を読む