さあ、ご主人様夫婦 最後は『大湯』です。
確かに大きいのですが混んでいたそうです。 くまの入る余地無し
『野沢温泉のシンボルともいえる大湯は、温泉街の中心にあり、江戸時代の趣を現在に伝える美しい湯屋が目を引きます。開湯については詳かでないが、地元では惣湯と呼びならしてきたといわれています。惣というのは中世以来の農民による村落共同体のこと。湯を中心として、村民たちが一致団結したさまがうかがえるようです。泉質は単純硫黄泉。胃腸病・リウマチ・婦人病・中風に効果的。あたたまる湯で、飲用にも良いと言われています』と書いてありました。
あれっー?
ご主人様夫婦は13の外湯を制覇したつもりだったのですが、ひとつ取りこぼしを発見。
夜 あわてて『上寺湯』に行きました。
二人とも湯あたり状態で目の下にくま?をつくってました。 くまー。⊂( ̄(工) ̄)⊃
今回の野沢温泉シリーズは終了です。
『福田屋』さんで3種類の野沢菜漬けと杏ジャムを買って帰りました。
これが美味しいんだ
http://www.nozawa.com/fukudaya/
でも仲間のくま達(次の頁参照)のお土産を忘れてしまい自宅でリンチにあいそうでした。
ご主人様夫婦はこの1ヶ月後、サクランボ狩りの帰りに再度当地を訪れることになります。
もちろん僕も一緒です。またご報告致します。
最終章 20数匹居る仲間たちのお土産を忘れてしまいました
Hydrationを済ましたご主人様夫婦は『湯沢神社』へお参りです。もう空気がきれいで森林浴状態でした。 それゆえ、すぐにお腹が減ってきたそうです。
お参りのあと温泉街の『福田屋』さんで〝おやき〟を買って縁側を借りて食べました。
もちろん、隣の酒屋さんでビール(500mL)を買ってます。この『福田屋』さんは一押しです。 http://www.nozawa.com/fukudaya/index.htm
もうお昼を過ぎました。
この頃には『福田屋』さんのおやきとビールでNatural High状態で放浪していたそうです
写真は『麻釜』(これでおがまと呼びます)です。近所のおば様たちが野菜を茹でに来てました。
熱気でむんむんです。
『野沢温泉にある30余りの源泉の一つで、100度近い熱湯をこんこんと湧出、大釜・丸釜・ゆで釜・竹のし釜・下釜の大きな湯だまりをなしている麻釜は野沢温泉の奇勝の一つです。麻釜という名は、かつて伐り取った麻(あさ・お)をこの湯だまりにひたし、後で皮をむいたことから』と書いてありました。
『麻釜』由来。
ご主人様夫婦はへとへとになりながら『滝の湯』に向かいます。
もう下駄で足が痛くて裸足で歩いたそうです。
えっー、この坂登るの?(突き当たりが『滝の湯』)
僕は肉球があるので大丈夫だい
『滝の湯』です。ここで感動的な出来事がありました。
入浴した時の湯船の温泉の色は瑠璃色だったのですが、途中から急に淡白色のお湯が流れ込みだしました。思わず、この源泉で白骨温泉の方が働いているのかと思いました
天気、温度、湿度などその時の気候と源泉の圧力等で色が変化するそうです。すばらしい
朝食後 2軒目。『秋葉の湯』です。
流石にご主人様夫婦も朝から酔っぱらいながらの入浴はやばいと思ったのかミネラルウオーターでhydrationしてました。
ハチミツのほうが…。
この『秋葉の湯』は熱すぎて入れなかったそうです。
『唱歌が奏でられるのどかな公園、おぼろ月夜の館-斑山文庫の上にあります。泉質は含芒硝-石膏・硫黄泉で効能は、泉の麻釜とほぼ同じ』と書いてありました。
続けて3軒目。『松葉の湯』です。
温泉は男女とも2階にあります。建物もほら何だか趣ありますね。
1階にはどなたかが入れたであろう卵がいくつも源泉に入れてありました。
〝ご自由に〟かと勝手に思いました(取ってませんよ)
右側の階段から登って行きます。
『松葉民宿の中心部にあり、昔矢場があったところ。的場がなまって松葉になったと言われています。泉質は含石膏・食塩・硫黄泉で効能は麻釜と同じ』と書いてありました。
ご主人様夫婦は朝食後、何かに取り憑かれたように外湯巡りに出発していきました。
途中でご主人様の好きな色をしている雪上車?を発見。
ご主人様はキャタピラーをじっくり見てます。
きっとプラモデルでドイツ軍の戦車を作る際のウエザーリングの研究をしているのでしょう
朝食後 1軒目は『十王堂の湯』です。他の外湯と違って2階建てのビルです。ちょっと趣がないかも。
女湯が1階。男湯が2階。 くまはどっちだ?
『十王堂の湯』の入り口階段です。下駄でのぼるのが難しい。
『十王堂の湯』の湯船です。他の外湯と同様に脱衣するところと湯船が隣り合ってます。
『斑山文庫の下、閻魔堂の前に建つ二階建ての浴場。麻釜と湯ノ宮から引湯している。効能はほぼ大湯と同じ。泉質は含石膏・食塩・硫黄泉です』と書いてありました。
この朝 2軒目の温泉は『新田の湯』です。
えっ、こんなところにあるの? という感じで、周辺の民宿や家屋にとけ込んでいる感じでした。このあたりから足のふくらはぎが何だか痛くなってきました。慣れない下駄での歩行で筋肉痛が…。
『幕末に開拓されたころで、西ノ神宮の裏手にあります。泉質は、含芒硝-石膏・硫黄泉で、源泉の麻釜と同じく痔核、糖尿病、リウマチ、などに効果的。比較的新しい湯とされています』と書いてありました。
この『新田の湯』も空いていて貸し切り状態で入浴できました。
でもやっぱり温度が熱い。かなり水でうめました
この朝 3軒目。朝食を頂く前に 3軒です!『中尾の湯』で建物が結構大きかったです。浴槽もやや広めでした。『共同浴場の中で、一番大きい木造湯屋建築。源泉は、麻釜でそこから引湯されています。泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉。皮膚病・リュウマチ・婦人病・鉛・水銀中毒によく効くと言われています』と書いてありました。
もう、朝からビールしかないとご主人様は言ってました。ハチミツのほうがいいのにな
翌朝 鳥の鳴き声で目覚めました。都会のくまではなかなか経験できません。
早速朝風呂に向かいました。宿から徒歩7分ぐらいの『横落の湯』です。半地下になっている温泉でした。 『民宿組合案内所の地下にある湯。麻釜から引湯しているので、効能は、麻釜にほぼ同じ。皮膚病には特によく効くと言われ、多くの人々に親しまれています。泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉』と書いてありました。 朝早いせいか熱すぎてなかなか入れませんでした。さすが源泉かけ流し。
野沢温泉の温泉巡りは渋温泉のように手ぬぐいに朱印を押してゆくのと違い、集印帳なるもの(300円)を購入しこの用紙に各々の印を擦りつけていくのです。
13箇所を巡り観光案内所にもって行くと岡本太郎のタオルが貰えます。
本当はハチミツのほうがいいんだけどなあ…。
出典:野沢温泉村観光公式ページhttp://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/
各箇所にある集印台です。此処に擦りつけます。
3つめに入ったのが『河原湯』です。このころはバスタオルも浴衣もベチョベチョでした。
『大湯から少し下がったところにあり、昔は渓流に沿った凹地河原にあったところからなずけられました。皮膚病に効き、温度は高く、朝湯に良い、夏場に人気です。泉質は、含石膏-食塩・硫黄泉』と書いてありました。
向かい側にはコンビニがあり(本当に夜11時に閉店します)、若い子達がアイスを食べてました。
宿への帰り道に野沢温泉のシンボル『大湯』のそばを通りました。明日の朝に入りに行こうっと。
やっと宿に戻りました。1時間で3つの外湯に入りました。
夜の温泉街はまた幻想的でもあり情緒たっぷりです。
あっー、新聞読んで、ハチミツ呑んで至福の時です
浴衣のサイズが合わないよ(`´メ)