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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★歴史の重み

2016-12-24 13:52:43 | 日記・エッセイ・コラム
 糸魚川市の大火は、約150棟を焼失し、23日夕、出火から約30時間後に鎮火したが、着の身着のまま避難した住民も多く、どう新年を迎えるかを想像するだけで、痛ましい。

 今朝、テレビ取材に応じていた「加賀の井酒造」の当主は、数年前、店名につられて、ふらりと立ち寄った時、応対した人だった。

 「加賀の井酒造」は、江戸時代創業で、その名が示すように、加賀百万石の三代藩主前田利常公が命名した由緒ある蔵元。

 失火原因は、ラーメン屋の店主が、鍋に火をつけたまま店を離れた空焚きによる可能性があるとか。失われた建物は、再建出来るが、刻まれた歴史の重みは、取り戻せないと思うと、胸に迫る感慨を覚える。