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時悠人chosan流処世術

★思惑違いの「3密」(前編)

2020-06-02 07:55:35 | 日記・エッセイ・コラム
「3密」とは、「密閉・密集・密接」を避ける新型コロナウイルスの感染拡大対策だと思っていたら、政府の思惑は、他にもありそうだ。

 論より証拠で、政府は、新型コロナウイルスの専門家会議の議事録を作成しないで、発言者が特定されない「議事概要」で片付けている。

 公文書管理のガイドラインに抵触しないと説明するが、国民の人命にかかわる重要案件を扱う会議で、見解の違いがあったのなら、記録に残さない方が変だ。

 自由かつ率直な議論を戦わせるためには、議事録がプレッシャーになるというのは言い訳で、検証できないように恣意的に避けたのではと、懐疑的になる。

 民主主義国家における言論・表現の自由は、発言者が自分の意見に責任をもつことが大前提で、無責任を容認するものであってはならない。