今は、県境をまたがる旅行すら憚られるが、1年前のこの時期は、羽黒山の聖域に佇んでいた。
松尾芭蕉は、出羽三山を歩き「涼しさやほの三か月の羽黒山」と詠んだ。与謝野晶子は、6月を「春にまさりて心ときめく」と讃えたが、まさに新緑がまばゆく旅行のベストシーズンだ。
しかし、今年の6月は、感染への不安や孤立感にさいなまれ、友人との会話はもとより、夫婦の会話もめっきり少なくなった。
気が付くと、この2か月間で、体重が2kgも増えていた。去年、登り切った羽黒山の石段(2,446段)を今年だったら、息切れして途中で引き返したに違いない。
元通りにはならないまでも、鍛え直せば、コロナに負けないと信じている。
松尾芭蕉は、出羽三山を歩き「涼しさやほの三か月の羽黒山」と詠んだ。与謝野晶子は、6月を「春にまさりて心ときめく」と讃えたが、まさに新緑がまばゆく旅行のベストシーズンだ。
しかし、今年の6月は、感染への不安や孤立感にさいなまれ、友人との会話はもとより、夫婦の会話もめっきり少なくなった。
気が付くと、この2か月間で、体重が2kgも増えていた。去年、登り切った羽黒山の石段(2,446段)を今年だったら、息切れして途中で引き返したに違いない。
元通りにはならないまでも、鍛え直せば、コロナに負けないと信じている。
★生き返りの旅②国宝「羽黒山五重塔」随心門をくぐると、羽黒山の聖域になり、参道の両側に杉の巨木が生い茂り、修験の山だと実感する。 羽黒山は、今でも「峰入り」と称する山伏修行の場となっており、「夏の峰入り」には、......