帰りはこわい

2016-01-16 12:47:53 | 旅行
前半の行きはよいよいから続く

なんと、日本行きの飛行機に乗りそびれてしまったのです。

JAL724便に乗るはずが、コードシェアのJAL7090便
(親はマレーシア航空)と間違えて、JAL7090便
のゲートに行ってしまい、(何の疑いも持たないまま)
搭乗のアナウンスまで待つという”大失敗"をやらかして
しまいました。
 
気がついた時、あわてて飼い主がJAL724便のゲート目指し
一目散に走り始めました。コロ子も追います。
心の中で「日航行かないで」と叫びながら。
 
出発ゲートに近づきJALの機体を見た時、「ああ、まだいる」と
一縷の望みをたくしました。
が、既にゲートはclosed。
 
まさか、こんなことが自分に起るなんて、信じられなかったです。
夢を見ているような気持ちでした。
しかし現実は受け入れねばなりません。
 
これからが大変長い夜の始まりです。
空港の職員に"We missed our flight."と言い、マレーシアへ再入国
させてもらいました。事情を話すと「JALのオフィスへ走って行け」
と言って下さり、場所も丁寧に教えて頂きました。
 
空港内のJALのオフィスに辿り着いた時、JALのシャッターが
下りているのを確認しました。
この時の落胆といったら、ありません。
飼い主は一か八か、ドンドンとシャッターをたたきました。
三度目の”ドンドン”が廊下に鳴り響いた時、JALのオフィスの方が
気づいて、開けて下さったのです。
どんなに嬉しかったでしょう。
 
飼い主は事情を説明しました。
もう夜は更けているのに、JALの職員は嫌な顔一つせず、慰めて
くださいました。
そして、コンピューター端末とにらめっこしながら、必死で日本
行きのフライトを探してくださいました。
GWの最終日、そんなに簡単に空席が見つかる訳ありません。
しかし、約30分後JALの職員さんが、シンガポール経由羽田行の
チケットを二人分見つけて下さいました。
 
クレジットカードで支払いを済ませ、e-ticketも手にしました。

ランカウイの空港でチェックインした荷物のことなど、すっかり
忘れてたのですが、JALの職員の計らいで、JAL724便からつまみ
だされた私たちの荷物がJALのオフィスに届けられました。
 
 
搭乗しなかった乗客の荷物はこういうタグがつけられ機外に
出されます
 
JALの職員さんに何度もお礼を言って、オフィスから出た時は
とうに日付が変っていました。
 
さて、ここからどうするか。空港で寝る方法もありますが、
明日の長い旅程(夕方の飛行機でシンガポールへ移動、
シンガポール発は夜中)を考えると、少しでも横になって身体
を休めた方が良いと思い、ホテルで休むことにしました。
 
空港にあるSama-Sama Hotelを訪ね、フロントデスクで
宿泊料を尋ねたところ、日本円で二万円を越えます。
「こりゃ、予算オーバーね」と答えたら、ホテルマン氏が
「知っている安いホテルを紹介してあげる」と仰る。
 
普通ならこんな甘言につられないのだけど、乗ってしまい
ました。
ホテルマン氏の案内のとおり、安ホテルから迎えのワゴン車
が来て、乗り込みました。
ところが「空港の近く」と知らされていたはずのホテルに
中々到着しない。
「ああ、だまされたのだ。身ぐるみはがれて、海に沈められ
るかも」と覚悟を決めました。
 
(笑っちゃいますが)この数分後ホテルに到着しました。
親切な人を疑った自分を反省しました。
 
ホテルはSKY CITY HOTELという名前。
ベッド、シャワールームはこんな感じです。


 
電気式温水器なので、お湯の出は良くありませんが、
そこはマレーシア、水温が高いので何とか洗髪もできました。
 
とても不思議なホテルで、ドアを開いただけで、小さな警報音が
鳴ります。布団もカビ臭かったけれど、贅沢は言えません。
唯一の救いは、このホテルが全室Wi-Fi完備で、かなりスムーズに
ネットに繋がったことです。
日本にいる家族に、帰りが一日遅れることを連絡しました。
 
眠ったのか、眠れなかったのかよく解らないまま、夜が明けました。
ホテルの車でまたクアラルンプールの空港へ向かいました。
 
空港へ着いてから、間違えないように、必死で電光掲示板を見ました。
昨日出国したはずのマレーシアをまた出国し、シンガポールへ
向かいました。
 
シンガポールの空港は、大変広くて免税店も充実しているから、
普通なら、いろいろ見回りたいところだけど、昨日の失敗が頭をよぎり
ショッピングどころじゃーありませんでした。
 
羽田行JL0038便のゲートの前に、何時間も前から陣取り、飛行機を
待ちました。
JL0038便に乗り込み座席に座った瞬間、飼い主と硬い握手を
交わしました。
日本へ帰れることが、こんなに嬉しいと思った瞬間はありません。
 
まず、あんぱんのサービスがありました。その後消灯。

 
羽田到着前に朝食のサービス。
Soup Stock Tokyoの濃厚なスープでした。
身体と心が温まりました。


5月6日、無事羽田に到着しました。
 
旅の終わりにこんなクライマックスが待ち構えているとは、
全く予期していませんでした。
 
今回の失敗から学ぶとすれば、JAL724便には、これまで何度も
乗ったことがあり、妙な”慣れ”みたいな意識ができていて、
油断してしまったのだと思います。
 
取り返しのつかない失敗のために、余分にかかった費用等報告
させていただきます。
 
クアラルンプール→シンガポール→羽田航空券 二人分 169,274円
SKY CITY HOTEL宿泊費     7,079円
JALから戻って来たお金(燃油サーチャージとマレーシアの出国税)
12,720×2=25,440円
 
差し引き151,363円余分にかかった計算ですが、ハラハラドキドキ
させてもらったし、勉強にもなったし、飼い主との思い出も増えた
し、吉としましょう。(負け惜しみです)
 

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行きはよいよい

2016-01-16 12:37:30 | 旅行
昨年GWに出かけた旅行のことは、はずかしくて日記に
書かないつもりだったのですが、恥を忍んで書くことに
しました。前半と後半があります。よかったらお読み
ください。 
 
4月29日 JL723にてクアラルンプールに出発

おつまみのあられとフランスワインを頂きました
ワインは、YVON MAU Merlot 2013です
 
機内食はこんなの
 
 
クアラルンプールで飛行機を乗り継ぎランカウイの
ホテル(The Andaman)に着いた時は深夜でした。
 
滞在中は、海で泳いだり、チョウチョを採取
したり、それはそれは楽しい5日間でした。


 
5月4日予定どおりランカウイを発ち、クアラルンプール
に向かいました。
 
日本への乗り継ぎの便までだいぶ時間があったので、ゆっくり
お土産物を見たり、余裕綽々でした。
 
良かったのはここまで。
実は、ここから旅のクライマックスが始まりました。

後半帰りはこわいも、よかったらお読みください。

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マッサマンカレー

2016-01-16 10:30:16 | グルメ

マッサマンカレー
 
タイ南部のカレーをベースに作られた
カップヌードルです。
スープは赤く、飲むとカッカして汗ばみ
ます。とってもおいしい。
おすすめです。
 
製造者 日清食品株式会社 
    大阪市淀川区西中島

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