ここあコテージ

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海と人工湖を散歩して

2018-09-28 06:17:44 | 生きもの

月曜日は、休みが取れなかったので、
翌日、代わりにお休みにしました。
と言っても、半日だけのですが。


ドライブして、まず、近くのいつもの海岸に行き、
シギチはいないか探して回りました。


が、空振り・・・


いつものごとく、セグロカモメとウミネコだけ。



セグロカモメに見られた!




と思ったら、羽繕いでした。笑








ウミネコ。


この日も結構強い風。











ここにもいました、ウミネコ。




何を思うか、1羽佇む・・・の図




たぶん、何も考えてないかもね。笑





***




ドライブは更に続く。鶴の舞橋へ。
最近、吉永小百合さんがCMで広めて下さった所。




鶴田町にある人工湖「廻り堰」。
そこにかかる橋は木製。




今では観光客が引っ切りなし。
岩木山が見えます。




この時期は、普段より水量が減って、




土が見えています。




桜並木。
桜の木は、更に奥の広場にもたくさん植わっています。
春はきれいですよ。







保育園、幼稚園、小学校の子供達によって
ベゴニアがたくさん植えられました。



回り堰には、普段はカイツブリ、冠カイツブリ、サギ類、
冬には、オオハクチョウ、コハクチョウ、鴨類が訪れます。


アオサギ、ダイサギ、冠カイツブリがいました。

今回は、アオサギ君を少し。




この姿をFBにアップしたら、お友達が
ジュディオングさんの歌を思い出したって。笑
地中海ではないのが残念。
















そして、土が現れた所には、いつしか植物が増え、
いろいろな花が見られました。



ナデシコ





ミゾカクシ。初見。




かなり花が小さいです。





イヌゴマ。これも初見。




蝶が来てくれました。草がかぶりましたね。





イガオナモミ。これは見た事があります。
触ると、少し痛いですよ。



その他、先ほどの桜並木には、



イヌサフラン(コルチカム)が咲いていました。





***





ところで、なぜ「鶴」の「舞橋」なのか。
町の名前が「鶴田」だからです。

そして、ここの施設の一角には、
「タンチョウ」がたくさん飼われています。

タンチョウは、北海道の鶴居村にいる事はご存じでしょう。

ここにも、30年前からタンチョウがいました。
タンチョウでの町おこしは、
当時の町長さんの願いだったそうです。



でも、鶴居村のタンチョウは、
日本の特別天然記念物なので、
譲渡も借りもできない。

そこで、中国の黒竜江省チチハル市から、
人工ふ化のタンチョウなら譲渡可能とのことで、
2羽を飼育することにしたそうです。

その後も、ロシアなどからも譲り受け、
現在に至ります。
(現在は何羽いるのか、私は見ていません。)


檻の中、天井は網が張り巡らされ、
外界に出られないようにされています。

人が近寄ると、寄ってきますが、
威嚇されることもありました。


自然をバックに、悠々と飛ぶ姿、鳴き交わす姿、
それが本来のタンチョウじゃないかな。


鶴の舞橋を渡るお客様たちは、
ダイサギを見て、よく言います。

「あっ!ツルだ!」って。

タンチョウが檻の中にいて、お客様に見られても、
サギとの違いすらも知られていない。

何の為に、ここにタンチョウが置かれているのか、
意味が無いような、ただかわいそうなだけな
気がしてしまうのです。


広い空に返してあげたい・・・。





ここあでした。