ある産婦人科医のひとりごと

産婦人科医療のあれこれ。日記など。

長姫のエドヒガン(安富桜)

2011年04月13日 | 南信州観光名所めぐり

今朝も早起きをし、安富桜(飯田市美術博物館庭にある県指定天然記念物でもある古木の名木)を見てきました。桜の木の周囲を一周していろいろなアングルから撮影しましたが、撮影中に転倒して前頭部を地面の石で強打し、前額部に比較的大きな皮下血腫ができました。脳外科の先生に相談して念のために脳CT を撮ってもらいましたが、頭蓋骨骨折や頭蓋内出血などの所見はなく、とりあえずは経過観察でいいようです。何とか仕事も普通にできそうです。

****** 追記(2011/04/15)

右前額部の皮下血<wbr></wbr>腫はだんだん境界不明瞭になり小さくなってきまし<wbr></wbr>たが、周囲に拡散し右瞼が腫脹し紫色になってきてやや<wbr></wbr>開眼しにくくなってきました。一昨日、昨日と手術を5件<wbr></wbr>実施し、ほぼ終日手術室内にこもりきりでしたが、特に支<wbr></wbr>障はありませんでした。今のところ太極拳も以前と同様の<wbr></wbr>動作ができてますので、明らかな神経症状は出現してません。<wbr></wbr>今日は外来日で人前にでなければならないので、手術帽<wbr></wbr>を深くかぶってコブを隠した方がいいと思ってま<wbr></wbr>す。脳外科の先生がおっしゃるには、頭部正中線上や側頭<wbr></wbr>部だと血管豊富で急性硬膜下血腫を発症して緊急手術が必要になる場合が多いが、今回はそ<wbr></wbr>の中間の血管の少ない部位だったので、打ちどころとしては<wbr></wbr>非常に運が良かったんだそうです。ただし、これから慢性硬膜下血腫が発症する可能性はあるので、麻痺症状が出現したり、言動が変になってきたら、すぐに脳CTを撮る必要があると言われました。定年までの8年間は不意のアクシデントで仕事に大きな穴を<wbr></wbr>あけないように、今後は十分に気を付けていきたいと思います。

健康第一です。皆様もお体大切になさって下さい。

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長野県天然記念物 
長姫(おさひめ)のエドヒガン 安富(やすとみ)桜

 品種 エドヒガン   樹齢推定 四五〇年以上 
 目通り周囲 六・四m  樹高 二〇m 

幹と根張りが雄々しく均整のとれた樹形は古木の風格を持ち、エドヒガンの特性がよく現れた県下の名木である。俗に安富桜と呼称されるのは、この地が飯田城主代々の家老安富氏の邸址であったためであり、初代藩主堀親昌入部寛文十二年(一六七二)の時植栽されたものと推定される。                         

 飯田観光協会 

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