写真は、海から見たメルボルン。
今日も、取材を兼ねて海に出てきた。
海から見るメルボルンは、斬新な高層ビルが林立する近代都市だ。
メルボルン市は、今、スポーツイベント都市として売り出しにかかっていて、いろいろなスポーツの世界イベントを誘致している。
先日終わったばかりのテニスの全豪オープンもそうだし、今月末にはオリンピックに迫る参加国を集める総合スポーツイベントのコモンウエルス大会も始まる。
そのあとには、これまでアデレードで行なわれていたF1サーキットもメルボルンで開催される。アデレードから開催権を奪い取ったのだ。
マリンスポーツ・イベントの誘致も睨んで、ウォーターフロントの再開発が10年計画で進められていて、それが後5年で完成する。
今回のボルボ・オーシャンレースのストップオーバーの誘致もその政策の一環で、これまでシドニーが当然の権利だと考えていた、世界一周レースの寄港地を、メルボルンが奪い取った。
シドニーは都市計画に失敗したのか、市内は何か汚くなって、町並みもゴミゴミしてあまり快適でなくなってきてるが、それに対して、最近のメルボルン市の再開発計画は、好意を持って市民に受け入れられているという。
実際、シドニーからメルボルンに移り住む人も増えているのだという。