もう
別れの時が来る
嘘を捨て
本当の自分に帰って来いと
何度も叫んだが
おまえは振り返らなかった
嘘で作った
幻の城に閉じこもり
栄光と称賛の夢に
浸り続けた
馬鹿者よ
他人の血をたらふく吸って
偽りあげた偽物の幸福は
楽しいか
楽しいならなぜ
そんな虚ろな目をする
できすぎた脚本をやる
糞芝居の中で
魂が愛に飢えていく
その声を封じながら
おまえは涙で太陽を作る
すべては馬鹿なことなのだと
勝手に決めつけるために
狭い抜け殻の
空の下で
孤独の膝を
抱きしめながら
幻の花園を生きる
馬鹿者よ
もう
別れの時が来る
永遠の
別れが来る