冷めてしまった
コーヒーのように
愛が冷えてゆく
あなたを助けるために
必死で叫んでいた
愛の声が
秋の蝉のように
消えてゆく
もうあなたは
終わりなのだ
あまりにもひどいことを
やりすぎた
自分だけの幸せのために
多くの人を苦しめすぎた
すべての愛が
沈黙してしまうほど
悲しみのうちに
愛は去ってゆく
あなたに注いだ
すべての愛が
馬鹿なことになってしまったと
愚か者よ
臭い罪のしみ込んだ
自分だけを連れて
もうこの愛の世界から
出ていきなさい
愛を愚弄するものは
ここにはいられない
愛が何もない
虚無の地平へと赴き
そこで永遠に
自分とばかり
話をしているがよい