ああ
愛に背を向けて
どこまでいくつもりなのですか
人の幸せを食うて
人を傷つけて
自分ばかりをいいことにして
それのどこが幸せなのか
盗んできた美貌の仮面の奥で
罪に汚れた自分が
はらわたのできもののように
常にうずいている
美しい人になるために
汚いことをしている
その矛盾の苦しみの中を
魂がぐるぐる回っている
金のかかるガラクタを集めて
身の回りを固めておかなくては
自分の幸せを信用できない
あなたは惨めなほど不幸だ
もうやめなさい
馬鹿なことは
人を馬鹿にして
自分をいいことにするのは
盗んだものをすべて返し
心から皆に謝って
真面目にやり直しなさい
嘘と盗みで作った
幻の幸福を捨て
本当の自分の
本当の幸福を知りなさい
帰ってきなさい
神のもとに
愛の中に