あなたがたは いつの世も
愛の天使を 侮りすぎる
愛している 欲しいと言いながら
こんなものは馬鹿だと
みなで いびり殺す
かのじょは 帰っては来ない
帰ってくれば あなたがたが
また 愛の天使に狂い
自分を殺しにかかるだろうと
わかっているからだ
そんなことをすれば
もはや あなたがたの
未来は なくなる
かのじょが 隠れるのは
それが あなたがたにとって
もっとも幸福なことだからだ
まったく あなたがたは
修業が足りぬ 修業が足りぬ
修業が 足りぬ
たいじなことが 何なのかを
わかるまで
その肝にしみとおるまで
刃の光で いびって差し上げよう
ふむ
美しい 真実の光を
カミソリのごとき刃に変え
あなたがたの喉元に
触れてもみよう
叫びをあげる 暇もないうちに
あなたの世界が滅んでゆく
すべては
あなたがたの ためなのだ