月の岩戸

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ベクルックス・33

2015-05-23 06:29:43 | 詩集・瑠璃の籠

男性が女性を馬鹿にする一番の理由は
自分は女性が好きなのに
女性の方は自分に寄ってきてくれないからです
女性が好きならば
自分の方から寄っていけばいいものを
女性のことを日ごろ馬鹿にしているので
そんなものに自分から寄っていくと
自分が馬鹿になるからと
どうしても近寄っていくことができないのです

あなたが好きなのです と
素直に言えばいいんだよと
何度も何度も教えられたのですが
男性はかたくなに自分の姿勢を変えることをしませんでした
それでとうとう
愛する女性をすべて失うことになってしまったのです
あまりにも
男が女性をいじめるやり方がひどすぎたので
神がもう女性を取り上げることになさったのです
何度も言うように これから男性は
この地上世界で 美しい女性には二度と会うことができません

偉そうにしていた大馬鹿男は
女性がいなくなったとたん
何もできない自分を発見して
大あわてにあわてています
自分が何もかもをやれていたのは
陰で女性が自分のために全てをやってくれていたからだと
彼は女性がいなくなってから初めて気づいたのです

あれほど馬鹿にしておきながら
女性に愛想を尽かされて去られてしまってから
彼は女の子がいないとこまるんだと
恥も外聞もなく叫んでいます
ならば帰ってきてもらえるように
女性たちに心を尽くして謝って来いといっても
そんな馬鹿なことをするのはいやだと言って
何もしないのです

馬鹿でも偉い男になったら
女が吸いつくように寄ってきてくれると
そんな都合のいいことばかり考えて
男性は愚かな失敗ばかりしてきました
どうしても好きな女性が寄ってきてくれないと
男はみんなで陰から女性をいじめ
深い女の地獄に突き落とし
みんなで遊べるおもちゃにしようとしました
どうしても どうしても
自分が女性を愛しているとは認めたくなかったのです
女など馬鹿だからと 卑劣なことをして地獄に落とし
金で簡単に遊べる馬鹿なものにしたかったのです
それでないと自分が悲しすぎたのです
なぜなら 自分の好きな女性は
決して自分を愛してはくれないからです

こんなことは言わずともわかっているでしょうが
一度ははっきりと言葉で形にしないと
あなたがたは奇態な理由を作って
自分の心をごまかすことをやめないでしょう
ですからわたしははっきりと言うのです
女性を愛しているのに愛していると言えない
弱い男たちが あらゆる馬鹿なことをやった結果
全てではありませんが
男性はもう二度と女性に触れることができなくなったのです
女性はもう偉そうにして女性を馬鹿にするような
馬鹿な男性とは結婚してくれません
もちろんセックスもしてはくれません

残念ですが これは法則上の真実です
もうどんなにがんばっても取り戻すことはできません
法則というものは恐ろしい刃を持っている
なんとかして女性を手に入れようとしても
その刃がいとも簡単にあなたがたの人生を切るのです

取り返しのつかないことになってからでは遅いが
反省する気持ちのあるものは心改め
女性に心から謝り 女性を影から助けるために生きていきなさい
女性に愛を尽くしなさい
その愛が報われることなど考えてはなりません
男の幼稚なプライドなどかなぐり捨て
女性に頭を下げて従ってゆくという心の訓練をしていきなさい
女より男の方が偉いなどと言うことは
もう誰にも言うことはできないのです
心の中でそう思うことさえ 罪になるのです
なぜならもう 人間は心を隠すことができなくなるからです
人が考えていることが 
見るだけでわかるようになるからなのです




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