わたしは
救世主ではない
神のひとりごでもない
わたしは
ただ
あなたがたのすべてを
愛するものである
どのように あなたがたが
自分は塵にひとしいと
思い込み
罪の闇に深く沈んでいようとも
わたしの愛は
あなたがたの元に届く
わたしは
あなたがたが
どのように
自分は愚かだと
だれよりも劣っていると
感じていようとも
あなたがたを
自分より低いものだとは
思わない
わたしを
神に等しいと
だれよりも尊いと
言わないでおくれ
なぜなら わたしは
あなたがたの心に
ふれるだけで
あなたがたの前に
ひざまずきたくなるのだから
愛する子よ
愛している
なぜなら
あなたがたには
その価値があるのだから
信じておくれ
わたしは
ひとよりもすぐれたものに
なりたいとは思わない
ただ
愛している
どうか わたしを
教会の上の 天上の光の向こうに
追い出さないでおくれ
どうか わたしを
あなたがたのとなりの
小さな椅子に
座らせておくれ
いつまでも
そばにいさせておくれ