
No,30
アントニオ・デル・ポライウォーロ、「婦人の肖像」、15世紀イタリア、初期ルネサンス。
かわいらしい女性だ。この素直に女性の美しさを描くところがよい。
女性の横顔を描く肖像画は多いが、これはその中の白眉だろう。
かわいいまなざしと可憐な口元が実によく描かれている。
これは普通の女性ではないとわかる。画家は、この女性を愛している。男女の愛ではない。親のように、かわいいと思っている。
その愛が、絵をよくしている。
絵画というものの意義を考えさせられる絵である。愛しているから、美しく描いてやりたい。大切にしてやりたい。幸せになって欲しい。そういう願いが絵にこめられている。それがゆえに、絵の中の女性はこうしていつまでも生きる。
後世にもぜひ伝えていきたい絵である。
アントニオ・デル・ポライウォーロ、「婦人の肖像」、15世紀イタリア、初期ルネサンス。
かわいらしい女性だ。この素直に女性の美しさを描くところがよい。
女性の横顔を描く肖像画は多いが、これはその中の白眉だろう。
かわいいまなざしと可憐な口元が実によく描かれている。
これは普通の女性ではないとわかる。画家は、この女性を愛している。男女の愛ではない。親のように、かわいいと思っている。
その愛が、絵をよくしている。
絵画というものの意義を考えさせられる絵である。愛しているから、美しく描いてやりたい。大切にしてやりたい。幸せになって欲しい。そういう願いが絵にこめられている。それがゆえに、絵の中の女性はこうしていつまでも生きる。
後世にもぜひ伝えていきたい絵である。
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