人間よ
見るがよい
あれが
おまえたちがあけた
暴虐の罪の穴だ
星が三つ入るほどの奈落に
糞が充満している
炎の蛇が
雷鳴のようにとどろきながら
うようよと泳いでいる
邪毒の鬼が
腐臭を吐きながら
蠅の嵐のように笑い狂っている
おまえたちは
あの地獄の底に向かい
あの穴を
埋めて来なければならぬ
使えるものは
実在の お前の骨と
実在の おまえの筋肉だけだ
それにより
おまえはおまえに持てる石を運び
あのくそばかきつい穴を
すべて埋めてくるのだ
われわれは
鞭は使わぬ
鞭があるとすれば
それはおまえの意志だ
言って来い
全てをやって来い
もはや始まっている
もはや
やるべきことを始めているものがいる
おまえもやるのだ