いやだ いやだ いやだ
結婚してくれよ
だれか おれと
結婚してくれよ
誰か おれと
おんながみんな
にげるんだ
ぜんぶ おれから
にげるんだ
おれ 馬鹿ばっかりやって
ひでえことばっかりやって
ぜんぶだめにして
えらそうにばっかりするからさ
だれも おれんとこ
こねえんだよ
結婚してくれって
言うんだよ
おれは つらい
つらい つらい
さ み し い
馬鹿にして 馬鹿にしまくって
おんなをはめて いらんもんにして
おれのもんにするんだ
それでねえと
だれもおれのとこに来ない
結婚してくれよ
だれか おれと
結婚してくれよ
わたしたちを 馬鹿にしないで
つらかったのよ
無理矢理 すきでもない男と寝るのは
つらかったのよ
何をやっても馬鹿だと言われて
何にもならないのが
つらかったのよ
無理矢理閉じ込められて
つらいことばかりやらされた
どんなにがんばっても
おんなは馬鹿だいやなものだと言われて
何にもならなかった
あなたたちに飯を作って食わせていたのは
わたしたちなのよ
あんなにがんばって子供を産んで育ててきたのは
わたしたちなのよ
でもあなたたちは そんなこと
馬鹿みたいだって言って
いつもわたしたちを 馬鹿にしてきた
馬鹿にしないで
わたしたちを 馬鹿にしないで
立派なことをやってきたんだって
天使は言ってるわ
おんなのこは 最高にやさしいことをやっているって
天使は言ってるわ
わたしたちが とってもいいものだって
言ってくれるの
最高に愛してるって 何度も言ってくれるの
わたしたちを 馬鹿にしないで
わたしたちは すばらしいものよ
なんだってできる
なんだって なんだって
いいことばかりできる
すてきなものなの
もう二度と わたしたちを
馬鹿にさせない
わたしたち 言うわ
二度と帰らない 過去をかえして
あなたたちにあげた 過去を返して
すべて あなたたちのためにやったこと
返して
あまくみないでちょうだい
馬鹿にしないで
わたしたち できないわけじゃないの
やらないだけなのよ
なんでもできるんだって
いろいろやると
おとこがおんなにしっとして
ばかみたいにひどいことやるから
やらないだけなのよ
なんでも 自分を我慢させて
みんなおとこのおかげよってことにしてきたの
そうでないと あんたたち
ひどいことばっかりするじゃないの
おんなにまけるのがいやだって
みにくいことばかりするじゃない
おんなだって
おとこの馬鹿ばかりみるのは
いやだから
みんな じぶんたちが馬鹿だってことにして
やらなかっただけなのよ
ほんとうは そんなことくらい
できるの
でももう いや
わたしたち 勉強してるのよ
まじめにやってるの
いろいろやったって
あなたたちはわたしたちの力なんて認めない
どうやったって
おんなはなんにもわかってないんだよな
そんなんじゃないんだよって
言って 相手にもしないんだってことにして
無視して来たのね
でもわたしたち もういやだから
あなたたちをたてるの もうやめるの
無理して自分をだまらせて
男がえらいんだってことにするのは
もうやめるの
あなたたちは かしこいんだから
おんながたててやらなくても
なんでもできるでしょ
わたしたちはわたしたちで やっていくわ
じゃあね
汚いわ 臭いわ
寄ってこないで
あなたたち
馬鹿ばっかりやって
嫌われてるのよ
それくらいわかりなさいよ
あたしたちは
いやだって言ってるのよ
あなたたちが
いやだって言っても
無理によってきて
絶対に離れていかないから
あたしたち
仕方なく相手してるのよ
相手しないと
また 馬鹿なことばっかりやって
こっちがつらいからさ
でももういやよ
寄ってこないでって言ったら
寄ってこないで
嫌いなのよ
あなたなんか
大嫌いなのよ
嫌われたら 男は
女に近寄ったらだめなのよ
汚いわ 臭いわ
あなたたちって
馬鹿なことばっかりやって
女ばかりでなんとかしようとして
自分は何もやらないの
それで偉そうにばかり言うのよ
今にもでかいことをやるって顔をして
結局は逃げてばかり
あんまりよね
あたしたち もういやなの
寄ってこないで
あたしたち おとこが嫌いなの
大嫌いなのよ
もう嫌になってるの
寄ってこないでって言ったら
もう寄ってこないで
絶対に寄ってこないで
君が迷っても
間違っても
間違っても
どんなに
間違っても
ついていくよ
愛しているよ
君が好きだ
いつでも
君を待っているよ
愛しているよ
愛しているよ
君が大好きだ
君が誰でも
何を失っても
殺しても
殺されても
何度も 何度も
裏切られても
君に
ついていくよ