月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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アルデバラン・85

2024-04-10 04:01:23 | 詩集・瑠璃の籠

抜き差しならぬ馬鹿をやり
自分をどこかに捨ててしまいたいと
我執の泥沼に
溺れあがいている
馬鹿者よ

気づけ
おまえは泳ぐことができるのだ
果てしなく広い
罪の海を渡る
大きな船を
造ることができるのだ

泥でつぶれている
自分の目をぬぐい
おまえが持っている
その本当の自分を見てみよ

手があり 足があり
頭があり 心がある
おまえは
すばらしいものを持っているのだ

おまえは
何もできない馬鹿ではない
すばらしいことができる
すばらしいものなのだ

ゆえに
泳げ
船を造れ
なんでもできる
そのすばらしい自分を使い
面白いと思うことは
すべてやってみよ

逃げることはできない自分を
正面から受け取り
心の奥から発する
愛に導かれるまま
あらゆる美しいことを
やってゆく

おまえは
すばらしいものなのだ



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シルマ・41

2024-04-09 04:05:08 | 詩集・瑠璃の籠

人間を馬鹿にしてはいけない
自分がつらい人間は
いつでも人の粗ばかり探して
他人を馬鹿にするが
そんなことをやっていれば
自分がたいそうつらいことになるのだ

人を傷つけるために
愛のない言葉を発すれば
愛ではないことが帰ってきて
自分が傷つく
その痛みがつらいばかりに
また人を馬鹿にして
一層自分がつらくなる

これを不幸の回転地獄というのだ
愛のない言葉で
人を馬鹿にすれば
延々と
泥のような怨念の地獄を
さまよわねばならないのだと
知りなさい

言葉は愛で発しなさい
人のよいところを見て
人のありがたみを知り
美しいことばで
よいことを言いなさい

そうすれば
愛が自分に帰ってきて
あたたかな幸福が
やってくる

人と心を結びあい
助け合って
愛し合って
みなで
すばらしい天国を
つくることができる



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アークトゥルス・83

2024-04-08 03:44:05 | 詩集・瑠璃の籠

もう二度とするな
愛ではないことは
二度とするな

神はもう
この世を愛で統率することを
お決めになっておられる
その神の御決意に
逆らうようなことを
してはならない

万年の人間の迷いの道をふさぎ
すばらしい自分自身への道に
人間の魂を導き
神はこの世のすべてを
変えようとなさっている

すさまじい
人間の暴虐の嵐の中で
愛ではないものに
変わってしまった馬鹿者を
神はすべてこの世から追い出す

嘘と盗みを
好きなようにやり
自分だけの幸福のために
すべてを犠牲にして
恥じることもしないものを
神はこの世からはじき出す

ゆえに
もう二度とするな
愛ではないことは
二度とするな

次に来る
美しい愛の時代に
生き残りたいのなら
悪しきことをなしてきた
自分を悔い改め
愛に帰るのだ



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ガラクシア・80

2024-04-07 03:48:16 | 詩集・瑠璃の籠

人類よ
必ず
何とかしてやろう

神の広い腕で
嘘ばかりのこの世を
見事にひっくり返し
愛を
この世に流してやろう

逃げることはできない
まことの自分を喜び
愛のままに
素直に美しく生きる
まことの人間となれ

そうすれば
次に来る愛の時代に
生き残ることが
できるだろう

嘘と盗みで作った
偽りの自分を生き
人を暗い不幸に落として
平気でいる馬鹿者は
神はもう見捨てる

臭い糞といっしょに
馬鹿者を洗い流し
この世を美しく
清め上げる

人類よ
必ず
何とかしてやろう

無知と矛盾に
病める魂を救い
新しい愛の世界へと
導いてやろう



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アルギエバ・75

2024-04-06 03:14:49 | 詩集・瑠璃の籠

馬鹿なことはやめ
清らかに美しい
自分となれ

できないことではない
今まで暗いことばかりやってきた
自分を悔やんで
自分を馬鹿にするでない

嘘を脱ぎ捨て
本当の自分に戻り
愛に目覚めれば
おまえの中から
すばらしい愛の光が
燃えだすのだ

どんな困難なことにも
愛のために挑戦してゆく
すばらしい光の存在に
おまえはなるのだ

逃げることはできない自分を
真っ向から受け止め
自分の中の愛の光に
導かれるまま
すべてをやってゆけ

おまえは馬鹿ではない
すばらしいものだ
愛のために
闇と戦う
美しい光の戦士なのだ



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ゲンマ・111

2024-04-05 03:48:19 | 詩集・瑠璃の籠

すさまじい
愛の嵐が
やってくる

それは
そよ風のように
やさしいが
すべてを
なぎ倒してゆく

嘘をついているものは
愛に心臓を
裏返され
次々と
倒れてゆくだろう

愛の美を盗み
美人の仮面を生きている
傲慢な女は
美の高殿から
たたき落されるだろう

まことの愛の姿が
大空に立ち上がる時
すべての偽物は
色を失い
物陰に逃げてゆく

仮面をはぎ取られ
正体を暴かれた上で
奈落の穴に
落とされる

逆さまの夢の中で
幻の幸福を
むさぼっているものは
恐れおののくがよい

愛の嵐が
やってくる




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エリダヌス・13

2024-04-04 03:14:24 | 詩集・瑠璃の籠

人の悪いところばかり見て
人を馬鹿にするでない

自分を偉いものにするために
人の粗ばかりついて
馬鹿にするものは
神に嫌われるぞ

人は神の宝じゃ
どんなものにも
玉のようなよいところがあり
すばらしいことを
することができる
まことによいものなのだ

人は
良いところを見て
それを愛せ
足らぬところは
おぎのうてやり
みなで助け合え

愛し合い
感謝し合い
互いに互いが
存在していることを
喜べ

そうすれば人間は
まことに美しいものになり
大いに
神の心を喜ばすだろう



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ムジカ・36

2024-04-03 03:52:07 | 詩集・瑠璃の籠

人間は
変わらねばならぬ

嘘ばかりで生きてきた
自分を思い直し
破滅の闇に向かう道を
引き返さねばならぬ

逃げることはできない
自分から逃げ続け
嘘と盗みのずるい魔法で
全然違うものになろうとした
その愚かさを自覚し
すべてをやり直さねばならぬ

人の苦しみを思わず
自分ばかりをいいことにしようとして
いやらしいことをやり続けてきた
その自分を改め
まっとうな人間の道に
戻らねばならぬ

空に流れる
愛の悲しみが
雨のように降ってきて
すべての嘘を洗い流してしまう
その前に
自ら嘘を捨てなさい

神が創ってくださった
そのままの
美しい自分の姿に戻り
奥底に眠る
愛の泉を解き放つのだ

そのとき
本当の自分は
愛だったのだと
それこそがまことの
幸せだったのだと
あなたにもわかるだろう



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アポリュオン・6

2024-04-02 03:27:26 | 詩集・瑠璃の籠

世界が変わる

愛がこの世を支配する

愛を馬鹿にし
愛を裏切り
嘘をかぶって
自分を偽っているものは
気を付けるがよい

愛は
剣を持った
天使の軍団を指揮し
すべての嘘の人間を
駆逐する

人の心を持たず
獣のようなエゴを
振り回し
自分だけの幸せのために
世界を食い荒らす
馬鹿者を
すべて滅ぼす

あらゆる馬鹿の
乱行から
この世を救うために
愛は炎の剣をとり
戦う



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デネボラ・14

2024-04-01 04:08:36 | 詩集・瑠璃の籠

逃げることはできない自分を
正しく背負い
神の示す道を
まっすぐに行け

行く手にどんな試練が
待ち受けていようとも
恐れてはならない
ひたすら神を信じ
おのれを信じ
前に進め

この世にはびこる
むごい誤りの
嵐をおさめるために
神が与えてくださった
その本当の自分の
力を試すのだ

おのれの真心と
真の力で
無知無明の影の巨人を
倒すのだ

おのれの中から
あふれ出る愛に
導かれるままに
すべてをやってゆくのだ

自分には
それができると信じ
挑戦せよ



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