テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エレキギターの『簡単メンテ』の方法って?

2012年04月20日 | 日記
今週は何かと忙しい週だった・・

庶民はギターばかりを弾いてはいられないのだ


ブログのタイトルにもあるようにギターにとってメンテは不可欠なものなのだ

初心者にも可能なもっとも簡単なメンテは何だろうか・・?


それはマメな弦交換なのだ

お金がない若い世代に多いようだが弦をケチるのだ

以前にもお話したようにすべての始まりは『弦の振動』なのだ


『死んだ弦』の音くらい不快なものはないと思う

音の違いを聴き分けられるようになれば一人前のギタリストなのだ


テクニックを鍛える前に耳を鍛える方が得策だと思う

自分のギターの音が良い音なのか?

それを分からずに弾き続けても上達の道は遠いのだ


ギターの弦は1セット500円台だがベースの弦は高いのだ

ダダリオのベース弦はメーカー希望小売価格で2700円くらいする

楽器店の実売価格で2300円くらいだろうか?


いずれにしてもギター弦の4倍近い高額商品なのだ

ただ太いだけだと思っている人も多いだろう


実際に手に取ってみると値段が高いのも納得できるのだ

ベース弦を見たことがない人は一度楽器店を訪れてほしいと思う


読者の皆さんもご存じだと思うが最近はスラップに凝っているのだ

スラップの場合にはギター以上に死に弦が大敵なのだ


録り音もさることながら演奏していても気分が乗らないのだ

とにかく音がモコモコしてくるのだ

指弾きやピック弾きならばイコライザーで何とか誤魔化せる気がするが・・


私が気持ち悪いと感じる音を許容範囲だと許せる人もいると思う

個人的感覚値の違いだと思う


ベース弦は1カ月を交換の目安にしているのだ

場合によってはもっと早いこともある

スラップを練習するようになってからはもう少し短いような気もする


先日、楽器店でダダリオのベース弦を購入したのだ

割引に惹かれて2パックセットを購入した


フェアー中ということで2パックにはくじ引きが付いていたのだ

当たれば1セットのサービスという事だった


何と!くじが当たったのだ



ギター弦でも嬉しいが・・

ベース弦ならば、なお嬉しさも倍増する



結局、一気に3セットになってしまったのだ


帰宅後に早速、張り替えてみたのだがやはり新品の弦は気持ちいいと思う

軽々とスラップのプルが鳴るようになったのだ


ベースの弦は一日寝かせてからオクターブ調整をするので残念ながら音源は無しなのだ

弦の音が弾けているうちに何か弾いてみようと考えている



ベースの話はここまで・・



続いてギターなのだ

ネックの状態を確認しながら各部を微調整したのだ


季節的にネックが暴れる頃なのだ

真冬に窓ガラスの結露に悩まされていた読者の皆さんも多いと思う


現在はどうだろうか?

結露はないと思うが・・・


つまりは真冬と現在では気温も湿度も大きく異なるという事なのだ

このような環境変化にネックはとても敏感なのだ


私の場合にはテンションが弱い弦に交換したことも影響していると思う

幸いにも大きなネックの反りは見られなかった


弦交換の時にオクターブ調整を済ませているのだが微妙に狂っていた

つまりは微妙にネックが動いている証なのだ


ここまで気にする人は少ないと思う


微妙な音程の狂いを放置するとどうなるか?

ローポジションとハイポジションで音程が狂ってくるのだ


自分でも嫌になるくらいに僅かな音の狂いが気になるようになってしまったのだ

音程が正確なcubaseで作曲をするようになってからなのだ


ギターの音程の狂いを放置したままではcubaseの音源と音が一致しないのだ

これはとても気持ちが悪いことなのだ


自然と耳が鍛えられているようだ

ギターを弾くにせよ、作曲をするにせよ悪いことではないと思う


絶対音感には自信があるのだが・・

さすがにオクターブの狂いまでは判別できない


そこで便利に活用しているのがチューナーなのだ

zoomのマルチにも使い易いチューナーが付属している

ギター関連の商品にはお約束の装備なのだ



個人的にはBR-80のチューナーの方が精度が高いと思う



目盛の安定感も良い

針が落ちつきなくブラブラと振れたりしない


チューナーが単体で販売されていることを考えれば
オマケのチューナーの精度に文句は言えないと思う


正確な音程を求めるならば単体の高性能チューナーを購入すれば良いのだ


BR-80はプリセットの音源も本格的だがチューナーの精度も高いとは侮れないメーカーだと思う

さすがは『音のローランド』だけのことはある


先日、試奏させてもらったGT-100も既存の商品たちとは別次元のクオリティだった

あの性能で実売5万円は安いと思う


「ペダル無しがあればなぁ・・」と思う日々なのだ

座イス生活を根底から見直せば購入も可能なのだが・・・


何せ座イスが楽なもので・・

我ながら生粋の日本人だと思う


オクターブ調整を完了したギターのブリッジなのだ





ストラト、アリア共に駒の位置が安定していると思う




稀にギターによっては高音弦と低音弦で『階段状態』になっているものも見かけることがある

使用弦にもよるがあまり良いギターだとはいえないかも?


1万円クラスのべニア板で作られたギターに多いようだ


”安ければ良い!”

という一部のニーズに応えるべく楽器屋さんも嫌々このような安ギターを仕入れるようになった

私が知るお兄さんも店長命令で嫌々、店頭に並べているようだ

「見た目は立派なストラトだね~」

「色もキレイだし・・いい感じじゃない?」

店長さんに内緒で弾かせてもらったのだ

一言で表現するならば『湿った音』なのだ

ストラトの枯れた音は微塵も感じられない


ある意味、たま~に安いギターを弾いてみるのも勉強になる

安いストラトのブリッジの駒はキレイ揃っていた

「オクターブ調整してるの?」

「駒が揃ってるよね・・?」


私の質問にお兄さんは苦笑いなのだ

「頑張ってみたんですけど・・・」

「絶対に合わないんですよ・・・」

・・という事で一応均一に駒を並べて販売しているようだ


お兄さんも中々の商売人だと思うのだ




オクターブ調整を無事に終えたので簡単に弾いてみたのだ

BR-80の中に入っている『FenderBassman』という伝統的なアンプを使ってみた



ツインリバーヴもストラト向きの良い音がするが・・・

こちらのアンプもストラトとの相性が良いように思える


残念ながら、このアンプの本物は弾いたことがないのだ

いったい幾らくらいするのだろうか?


アドリブでテキトーにブルースを弾いてみた

ソロの前半と後半でピックアップを切り替えているのだ

その辺りの音の違いもお楽しみいただきたい



一発勝負なのでミスは大目に見ていただきたい

それっぽい音がするのはさすがはローランドだと思う



歪み量をコントロールすればいろいろなジャンルにも使える予感がするのだ


ちなみにオクターブが狂っているギターで重ね録りをすると非常に気持ち悪いのだ

簡単な診断方法としてローポジでリフやコードを弾き

オクターブ上のポジションでアドリブを弾いてみてほしい

その際に違和感を感じたならばオクターブ狂いが生じている可能性がある


とにかく自分自身が気持ち良く演奏できればそれでいいのだ・・





















コメント (1)
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