テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

愛用のストラトを『プチ改造』したのだ(^O^)/

2012年04月21日 | 日記
以前から気になっていた事があった・・・

それは愛用のストラトのブリッジのサドルなのだ

サドルとはブリッジの上で弦を支えているブロックの事なのだ


サドルの後方にネジが付いている

このネジでオクターブ調整を行う構造になっているのだ

多くの場合、サドルを安定させる為にバネが付いている


実はストラトの標準装備のバネが非常にショボいのだ

その他が完璧なだけに以前から気になっていたのだ

まぁ、ルックスの問題と言えなくもないが・・


以前にもお話したが弦を010~から0095~に変更したのだ

それによってサドルの位置が微妙に変化したのだ

これは当然のことなのだ


全体的にネック側にサドルが移動したのだが・・

この移動によって6弦のサドルが不安定になってしまったのだ

オクターブ調整後の音程が狂うということはないのだがサドルが左右に動いてしまうのだ

弦を張った状態でも指で動かすことができるのだ


サドルの移動に対してバネの長さが足りないことが原因だと思える

以前のバネはこんな感じで付いていた



新しいバネとの違いを表現する為に5弦だけ新しいバネを付けてみたのだ


これは取り外したバネの画像なのだ



虫のように見えるかもしれないが・・バネなのだ


以前にベースのブリッジを交換したことをお伝えしたと思う

その際に取り外した純正のジャズベ用のブリッジなのだ

当然ながらこのサドルにもバネが付いているのだ


ギター用との違いはバネの長さなのだ



今回はこのバネを流用することにしたのだ


ベースを手放す時に元に戻そうと思って保管しておいた部品なのだ

かなり長いバネなのでニッパーで二分割にしたのだ



これで8本もバネを作ることができるのだ


もとのバネの長さよりも少々長くなるようにカットしたのだ

キモは6本のバネの長さを微妙に変えることなのだ

予めブリッジの位置は予測できるのでネック寄りのバネを少しだけ長く加工したのだ


これにより、取り付けた時のキレイに揃うのだ

実際にストラトに取り付けた画像なのだ



かなり引き締まった印象に変わったのだ


違う角度から・・





ルックスも良くなったのだがサドルもしっかりと固定されるようになった

バネが効いているのだ


これはアリアのブリッジの画像なのだ



精度のゴトー製なのだが・・これを参考にしてみた



ちなみにゴトーのブリッジのサドルの下には二本の溝が掘ってあるのだ

電車のレールのような役割になっている

さらに太目のバネの効果でサドルをしっかりと支えているのだ


この辺りの感覚はまさに『日本製』という感じなのだ

精度の高い日本製のパーツを手先が器用で律義な韓国の人が組み立てたギターなのだ

とにかく、文句の付けようが無いほどのクオリティなのだ


売り買いを繰り返してきた中で生き残っているのには理由があるのだ


ちなみにUSAのストラトのブリッジにはゴトーのような溝はない

6本ネジのノーマルタイプのストラトも同様なのだ

弦の張りでサドルを安定させようという発想なのだ


ある意味では欧米の大雑把な一面も垣間見れるのだ

その辺りの感覚がバネのチョイスに反映されている気がするのだ

しつこいようだが・・虫のようなバネでは用が足りない




たかがサドルと思っている人も多いと思う

弦の振動を的確にボディに伝えるという重要な役割を担っているパーツなのだ

粗悪なサドルの場合には弦が切れやすいという難点も抱えている場合が多い


弦が切れやすい(1弦以外)という場合、

演奏による場合とサドルが原因である場合が多い

実際にサドルの単品も販売されているのだ

チタンなどの素材に変えて音の変化を楽しんでいる人もいるようだ


ストラト、アリア共にサドルの形状には問題はないようだ

アリアの場合、弦が当たる部分がローラーになっている

ストラトはローラーではないが緩やかなカーブ形状で弦のテンションを逃がしている


すでに売却してしまったアイバニーズだが・・・

アームが売りのギターだったのだが頻繁に弦が切れるギターだった

アームの可動範囲も大きかったが・・

今になって思えばブリッジやサドルの形状に無理があったような気もする



久々に懐かしい画像をアップしてみた

ルックスは最高にカッコいいと思う


実際に私から譲り受けた楽器屋のお兄さんも弦が切れると嘆いていた

ライブで使用しているようだがライブ前に新品の弦に交換することで対処しているようだ


アーム付きのギターの弦切れは致命傷なのだ

チューニングが一瞬でメチャクチャになってしまう

ハードな使い方をすると頻繁に弦落ちもするギターだった

まぁ、過去のギターの話はこの辺で・・



ストラトの『プチ改造』だが・・

かなりルックスが様変わりした

心なしか音の伸びや鳴りも良くなったような気がするのだ




という事で今回は・・

”歌モノの間奏のソロ・・”というイメージで録音してみた

最近はギターソロもいろいろと研究しているのだ

歌心というか・・メロディ重視のソロを組み立てられるように工夫しているのだ


「耳に残るようなソロが弾けたらいいなぁ・・」

という感じなのだ

これまたBR-80を使って簡易録音してみた

お手軽さからBR-80ばかりを使っているのだ

「cubaseも使わなくちゃなぁ・・」

とい感じなのだ






新規ご訪問の読者の方も増えているようなので・・

機会を見つけてBR-80とMRS-8の音源比較なども企画しているのだ

過去の名曲?のリメイク(弾き直し)なども織り交ぜていきたいと考えている


ギターに興味ある方は遊びにきていただきたい











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