テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

フレットを自分で擦り合わせしてみたよ(^O^)/

2012年04月24日 | 日記
先日、楽器屋のお兄さんにフレットの『診断』をしてもらったところまでお話したと思う

そのままでも約1年は使えるとのことだったが微妙にフィーリングが悪いのだ

読者の中にもギター弾きの人がいると思う

擦り減ったフレットに違和感を感じたことがある人もいると思う


本来はかまぼこ型で指先への当たりが優しいのだが
台形のように擦り減った角はかなり鋭利なのだ

簡単な道具を揃えて見よう見真似でフレットの擦り合わせに挑戦してみた

0095~のスペア弦の用意があったのでとりあえずすべての弦を外してみた



ホームセンターで揃えた道具なのだ



今回は画像右側の三点を追加購入したのだ

極細の金属専用ヤスリ、マスキングテープ、金物専用の磨き剤なのだ

とりあえず弦を外した指板にマスキングテープを巻きつけてみた



20F以降のフレットは山が残っているようなので今回はスルーすることにした

金属専用のヤスリで擦り減ったフレットの角だけを狙って研磨するのだ


削り過ぎは禁物なので様子を見ながら慎重に作業を進めていった



幅が狭いフレット間は小さいヤスリを使ったのだ


とりあえず納得がいく形状に整えられた

仕上げは緑色のブロック状の研磨剤を使った

乾・湿両方に使えるようだ


鍋などの水ものには濡らしてつかうらしい

指板は湿気厳禁なのでそのままフレットに沿って削っていった

削るというよりは磨くというイメージに近いかも?


時計などの金属ベルトの磨きにも使えるようなのでフレットにも優しい素材なのだ

物差しで全体的なバランスをチェックした

多少の凸凹を微調整してまたまた磨きなのだ


削りと磨きを終えたフレットの画像なのだ



違う角度からもう一枚



鋭利な角が取れて、だいぶ丸さを取り戻したのだ


最後は画像上のオレンジオイルで指板の汚れ取りと艶出しをした





プロに依頼した場合はもっと完璧に仕上げてくれるのだろうが・・・

料金も結構お高いのだ


今回購入した道具の代金は500円なのだ

テープもあと4~5回くらいつかえそうだ


実際の仕上がりはどうか?

擦り減ったフレットの頂点に丸みを合わせたので新品よりは高さが低くなるのは仕方がないと思う

新品の6割程度の残りという感じなのだ


経年劣化でナットの溝も適度に擦り減っているので丁度良い感じなのだ

角を丸めるだけで激的に弾き易くなったのだ


想像以上の出来に自分でも驚いているのだ

「低めのフレットも悪くないなぁ・・」

というのが率直な感想なのだ


削りによってフレットと弦が触れる面積が減った

それによって音の伸びと音程の安定感が得られるようになったのだ


「最近フレットが減ってきたなぁ・・」

と感じている人は是非ともチャレンジすることをお薦めする


手順に気を付ければ失敗は少ないと思う

くれぐれも削り過ぎに注意!なのだ


それさえ守れば誰にでもできる作業だと思う

特に特定のフレットの減りが激しく、
音詰まりやビリつきなどが発生している場合には改善されると思う


何でもチャレンジしてみるのは面白いと思う

とにかく新品のような弾き心地が戻ってきたのだ


試し演奏という事で簡単な曲を作ってみた

ジェフベックをイメージして弾いてみたのだ



フロント、ハーフ、リアのシングルを切り替えながら演奏しているのだ

ストラトのシングルも良い音だがアリアの音も捨て難い

ボディ鳴りが良いマホガニー材とシングルの組み合わせもなかなかGoodだと思う


BR-80で作ったのだ














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