テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エレキギターの音は何で決まるのかな・・?

2012年08月04日 | 日記
本日、二話目なのだ


最近はギターに関して色々なことを感じるようになってきたのだ

頻繁に楽器店に出入りして楽器のプロであるお兄さんたちからも少なからず影響を受けているように感じる


最近は何でもネット検索、ネット購入という世の中だが・・・

楽器だけは自分の耳や体で感じてほしいと思うのだ


ネット動画などでマーシャルを使った音源は溢れているが実際のアンプの迫力には遠く及ばない

実際にアンプを鳴らしたことがある人、小さなライブハウスなどの最前列で聴いたことがある人はお分かりだと思う


私たちが耳にしているギターの音はアンプで鳴らした音をマイクで拾った音なのだ

さらにその音を後がけのコンプやリミッター、その他のエフェクトで加工しているケースが多々あるのだ


本来のエレキギターの持つ音を最大限に感じるにはギターとアンプの直結に限る!

ただし、その音が良い音かは微妙だが・・・

迫力という点では50Wクラスでもかなりのものなのだ


夏休みになって楽器店も学生さんやその家族でかなりにぎわっているようだ

ギターを買って夏休みに猛練習をしようと考えている人もいるようだ

それだけ、現代人は時間に追われ落ちついた時間が少ないということなのだ

「どんなギターが売れているの?」

とりとめのない質問を楽器店のお兄さんに投げかけてみたのだ


アニソンの影響で高校生にはレスポールタイプが人気のようだ

それ以外の層にはこれといった傾向はないという


個人的にはギターならば何でも良いと思うのだ

弦が6本張ってあればとりあえず音は出る

ちょっと練習すれば気持ち良いコードが鳴らせるようになるのだ


ギターを初めて弾く人がいきなり10万円超えのギターに手を出すケースがある

これには賛否両論あるようだ

「最初からそこそこ良いギターを持った方が上達するよ」

「最初はギターってこんなもの?っていうクラスでいいんだよ」


個人的には後者の意見に賛成なのだ

安いギターで色々と勉強することをお薦めしたいのだ


ギターというと『弾く事』しかイメージしない人も多いが・・・

実際にはメンテがかなり重要になってくるのだ



弦の交換にしても『完璧』といえる人は中級クラスの人でも少ないようだ



ペグのポスト(柱)に3巻きだ~!と決めている人もかなり微妙なのだ

ヘッドに角度がついているレスポールタイプとフラットなストラトタイプでも異なる

左右にペグが対称に3個付いているタイプと6連のペグでも異なる



アームの有無も大きく関係してくるのだ



つまりはそのギターに最良の巻き数と巻き方が必ずあるのだ

使い込んだギターに関してはメンテのプロである楽器屋のお兄さんよりも熟知しているケースもある


「弦交換なんて超簡単じゃない?」

と思っている人は再度、弦交換の奥深さを見つめていただきたい

私もまだまだ修行の身なのだ



ネット検索などをすると色々な方法、意見が飛び交っているのでかなり参考になるし面白いのだ

購入から1年も使っていれば、どんなギターもネック調整が強いられる


さらに難易度が増すのだ

初心者がネックを取り外すタイプのギターを購入した図を想像しただけで怖いのだ

最近のギターはロッド(ネック内部の鉄芯)の調整が外側からできるタイプが主流なのだ


一昔前のストラトなどやそのコピーモデルではロッド調整の為にネックを取り外す必要があるのだ

もちろん、購入者はそれを承知で手に入れるのだ

長くなるので一言だけ・・・

ネックは弦の張力と釣り合っているという点がポイントなのだ

弦を外した時点でネックが動いてしまっているのだ

調整にはかなりの経験を要するのだ


まぁ、ロッド調整部分が見えるギターも容易くはない

ネックの反りに対してどのくらいロッドを回すか?

ロッドの効きはどの程度なのか?

これを厳密に見極めるにはセンスと経験が不可欠なのだ


仮にロッドやネック周辺を壊した場合の修理代だが・・・

大抵の場合、買い替えた方が安くなってしまうケースが多いのだ


10万円を越えるギターを購入して近々に同額の出費を強いられるケースもあるのだ

私の行きつけの楽器店で実際にあった話なのだ


かなり、ぐるぐるとロッドを回してしまったようなのだ

ネジをなめる・・という表現を耳にしたことがあると思う


ネックのロッドにも同じような症状がある(場合がある)

ロッドの効きにはロッドの『仕込み角度』というものが影響しているのだ


アーム付きのギターを買ってしまった場合も大変なのだ

誰が言ったのか?

ブリッジのネジをガチガチに締め込んでアームダウン専用で使っている人がいる

もちろん、理論上では手を離せばアームが元の位置に戻るはず・・・

ギターはそんなに簡単ではないのだ

こんな調整では音程が元に戻るはずもない


ネジを締め込んだ分だけアーム棒に過大な負担がかかっているのだ

フローティング状態ならば軽く動くアームもかなりの力を必要とする状態になっているのだ



その結果として細いタイプのアーム棒を根元から折ってしまうケースも多々あるのだ

折れた部分をブリッジに残した場合・・・



これも想像以上の修理費用が必要になるのだ

ギターの修理費用も独特なのだ

3万円のギターも30万円のギターも基本工賃はほとんど一緒なのだ

もちろん、純正のパーツの金額には差があるが作業工程は同じということなのだ


『大手術』に至れば本体価格を軽く超えてしまうのだ

お馴染みのフレット交換をイメージしていただきたい

ショップや作業内容にもよるが4~5万円くらいだと思う

2万円台を売りにしている業者もあるようだが実際に内容はどうなのだろうか?


これらの理由から最初は3万円台のギターを徹底的にオモチャにして遊ぶことがお薦めなのだ

ボディへのキズなども気にしないで思い切ってカッティングなどを練習するのだ

ネックも思い切って調整してみるのだ


この時期に色々な太さの弦を試してみるのもお薦めなのだ

基本的に太さを極端に変えるとナット(ヘッド部分の白いやつ)の溝がダメになるのだ

細い弦から太い弦にステップアップするのは可能なのだ


その逆は不可なのだ

ユルユルになった溝がフィーリングの悪化や音のビビリを生むことも多い

これも初心者には知られていない知識なのだ


3万円ならば、これも十分にありだと思う



”ギターの値段の価格差は何なのか?”

これは私が若い頃から疑問に思っていたことの一つなのだ

最近、いろいろなギターを弾くようになって知ったのだ


結論から先に言おう

それは『ボディ材』の良し悪しなのだ

以前にもちょこっとだけご説明した気がするが・・・

重要な部分なので掘り下げていきたい


一般的な材として使われるものにアッシュ、アルダー、マホガニー、バスウッドが挙げられる

以前に私が所有していたアイバニーズなどはポプラの木なのだ

私にも加工ができたのでマホガニーあたりの硬さだと思う



アッシュが一番硬いのだ

木材の密度も高い

アッシュを使ったストラトは見た目以上に思いのだ

バスウッドのストラトを使っている人が持ったら驚くと思う

次にアルダーということになる


加工がし易い材料としてマホガニーやバスウッドが用いられるのだ


材の質は如実に音に反映されるのだ

アッシュ材のギターは新品の時点でかなりパキパキした乾いた音がする

一方のバスウッド系の柔らかい材はストラトでも温かい音がするのだ


求めている音が何処にあるかが重要なのだ

ストラトで歪みガンガンの音を望んでいる人はむしろバスウッドを選択すべきなのだ

歪み系エフェクトのノリが良い

ロック的な音がするのだ


しかしながら、ツインリバーブのようなアンプを使ったクランチを望む人は絶対に後悔するのだ

まぁ、その音に気付くという前提だが・・・


マホガニーバスウッドのクランチサウンドにも味がある

アッシュやアルダーとは異なるがそれを好む人も多いのだ


前回、ご紹介したクランチはマホガニー材のアリアで弾いているのだ



こんなギターは二度と出ないと思う

高級機種同様にメイプルトップが美し過ぎる!



ストラトとは異なるが味がある音がすると思う

ハム発シングルの音も悪くない

パワー感を抑える為にフロントをかなり下げているのだ


前回のブログの音源を聴き直してみていただきたい


ボディの材をイメージして聴いてみるのも面白いと思うのだ



最重要はボディ材だがピックアップやその他のパーツも疎かにはできない

ピックアップを交換する人も多いようだが・・・



結局はボディ材の『個性』には勝てないのだ


思い切って好みのギターに買い替えることで解決するケースも多いのだ


ゴチャゴチャと書き連ねてしまったが・・・

ギターは楽しく、奥深いものなのだ



ギター好きの読者の方々が想像以上に多いのは嬉しいことだと思う

私も作曲や演奏のモチベーションが上がるのだ


客席がスカスカのライブじゃ寂しいと思う








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GT-100って何でもできるんだよ~(^O^)/

2012年08月04日 | 日記
新曲の制作は順調に進んでいるのだ

ギター以外のパートの打ち込みが完了している状況なのだ

打ち込みではないが生ベースの録音も完了しているのだ

久々にピック弾きをしたのだがかなり良い音で録れた気がしている


あとはギターの音入れだけという状況なのだ

どんな音色にするか?で悩んでいるのだ

色々な音が作れるだけに悩んでしまうのだ

ある意味では贅沢な悩みだと思う




自分なりに90%は理解できていると思っているのだ

気に入った音はどんどんと名前を付けて登録しているところなのだ

すでに実践的なパッチを20個くらい作り終えた段階なのだ


概ね完成しているオケをwav形式に書き出しBR-80に入れたのだ

それをGT-100の外部入力端子に接続してタラタラと流しながら新曲のフレーズを練習しているところなのだ



新曲に関してはもう少々お待ちいただきたいと思う


新曲の制作と同時進行でGT-100のエフェクトを研究しているところなのだ



購入時にはプリセットで遊んでいたのだが・・・・

微妙に私の好みの音とは異なるのだ


使用するギターや環境でも音は変わってくると思う

最初の頃はプリセットの音色を微調整する感じで使っていたのだが最近は根本から音作りをしているのだ


読者の皆さんもご存じだと思うがGT-100の最大の売りはアンプのリアルさなのだ

80万円もするドイツのアンプの音など実際に聴いたこともないが雰囲気は伝わってくる


歪みを強めにかけたドンシャリ的なサウンドも悪くないが・・・

やはり、歪みを抑えたクランチの音がアンプらしさを感じさせてくれるように思う


クランチというとフェンダーのツインを思い浮かべる人も多いと思う

実際に私のそうなのだ


ストラト≒フェンダーアンプというイメージがあるのだ

あの独特のパキパキした音色は弾いていて心地よい


唐突だが読者の皆さんはichiroというギタリストをご存じだろうか?

ブルース系のギタリストなのだが矢沢永吉氏のレコーディングやツアーにも参加したことがある敏腕ギタリストなのだ



トレードマークは塗装が剥げたヴィンテージのストラトなのだが最近はキレイなストラトを使っているようだ

矢沢氏との初仕事が決まった時に新品のストラトをオーダーしたらしいのだ

「永ちゃんの前でボロボロのストラトじゃ怒られちゃうからね~」

あるギター誌の対談で語っていた



フェンダーカスタムショップの逸品らしい

youtubeで動画を見つけたのだ


ドラムもベースも居ないのだ

ただ、ひたすらにギター一本でクランチを弾きまくる渋~い動画なのだ



久々にシビれるようなストラトサウンドを聴いた気がする

とにかく、カッコいい!

読者の皆さんも検索していただきたい

きっとストラトが好きになると思う


速弾き命!というギタリストも考えが変わるかも?

その動画ではマーシャルの1959とアイバニーズのチューブスクリーマーを使っていた



マーシャルにも色々な種類があるのだ

1959は100Wタイプのアンプなのだ



アンプの前にエフェクトを1個だけ接続しているのだ


何とも渋く、男らしいのだ

色々なエフェクトで音を作り込むのも楽しいが時にはシンプルに弾くのも良いと思う

ストラトのパキパキした乾いた音とマーシャルのトレブリーな音の組み合わせが素晴らしい!


そんなわけで一時、新曲の制作を中断してクランチを弾きまくってみたのだ

基本的に影響を受け易い性格なので雰囲気だけichiro氏の動画を真似てみたのだ


ドラムやベースが居ないので突然変拍子になったりするのだ

「こんな弾き方もあるんだなぁ・・」という感じなのだ


今回はあえてアリアで弾いてみたのだ

フロントのシングルなのだ



何かと使えるギターだと思う

ダブルタップスイッチは秀逸だと思う


タラタラと何も考えないで弾いているのだ

マーシャルの雰囲気が伝われば良いと思うが・・・















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