まさに、そのまんまというブログタイトルなのだ
震災から数年・・
節電という意識が浸透してきた気がするのだ
それまでは我が家でもエアコンは全開!という無駄な使い方をしていた気がする
最近では反射的にエコモードで使用する自分がいることに気が付く
良いことだと思う
体にエコが沁みているのだ
何故だか車の運転もエコ運転になってきたのだ
ガソリンを節約するということ枯渇する資源を守るという意味では重要だと思うのだ
この季節は真冬と同様にギターにとっても過酷な季節だといえる
仕事を終えてギターが置いてある書斎に入ると蒸し風呂状態なのだ
ストラトを購入した頃に湿度計を初めて購入してみたのだ
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夕方にも関わらず室温30度、湿度80%という状況なのだ
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これはある晴れた日の夜の数値なのだ
もちろんエアコンを入れる前の状態なのだ
前日に雨が降った日などは湿度が90%近いことも多々ある
湿度計の位置はエアコンの送風が当たる位置なのだ
エアコンで室温が快適になった頃にふたたび湿度計に目を遣ると数値が変わっている
当然だが・・・
注目すべきは湿度なのだ
私の書斎では50%なのだ
状況によっては45%くらいの時もある
ギターにとっては最適な室温だといえる
問題は不在の状態と帰宅後の快適な状態との『差』にあるといえる
読者の中にはギター経験が豊富な人もいると思う
あえて、初心者、メンテに無頓着な人に向けて発信したいと思う
極端な高温、低温という状態もギターには良くないが人間が住んでいる住居内ならば特に問題はないと思う
ギターにとって問題なのは『湿度』なのだ
湿度によって多大な影響を受けるのがネック(指板も含む)なのだ
ここ数年でギターと真面目に向き合うようになって感じることがある
それは・・
”ネックは生き物である”という事なのだ
当然ながらネック材の多くは木材で作られている
木材は湿気を含むことで膨張する
逆に湿気が無くなることで縮むという特性がある
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湿度によって動いたネックをトラスロッドという鉄芯で真っ直ぐに調整する必要が出てくるのだ
厳密には少々『順反り』というのが楽器として最良のバランスだといわれている
ネックが反ると目に見えて変化するのが弦高なのだ
順反りならば弦高が高くなってくる
逆反りならば弦がフレットに近づくのだ
何年も放置した重症のギターならばともかく、症状が軽い場合は感じない人もいるほど微妙な変化なのだ
多湿になるとネックは膨張することになる
つまりは含んだ湿気によってネックは逆側に反るのだ
今年の猛暑でギター二本、ベースがすべてこの状態になったのだ
これはむしろ『良い結果』だと解釈しているのだ
ネックが適正に動いている証拠なのだ
むしろ、ネックが反るギターとそうでないギターが混在する方がメンテ的には厄介なのだ
ネックが生きていることを実感したのだ
逆反りになると演奏上どんな支障があるのか?
「弦高が低くなって弾き易くなったんじゃない?」
と思う人もいると思う
人にもよるが弦高が低ければ弾き易いというのも間違いではない
逆反りの弊害として挙げられる症状の一つに音のビビリがある
特にローポジション側での極端なビビリが生じるのだ
元々の弦高が低い場合は如実に症状が現れると思う
アンプやマルチに通した場合に見過ごしてしまう人もいると思う
特に歪み音しか出さな場合は注意が必要なのだ
時折、ギターは『生鳴り』の状態で鳴りの確認をすべきなのだ
楽器店の試奏の時にもアンプに通す前にギター本来の鳴りを確認できるようになると良いと思う
現在はストラトとアリアしか持っていないが二本の鳴りは別次元なのだ
どちらが良いという世界ではない
まったく鳴り方が違うのだ
元々の鳴りが違うのだから、さらに異なるピックアップを通すことで出音が異なるのは当然なのだ
話をネックの反りに戻そう
夏に入る前の私のギターたちの弦高は標準よりも低く設定していたのだ
標準が気になる人はネット検索などで色々な人のデーターを参考にしていただきたい
低い弦高にもメリットとデメリットがある
弦の高さが低ければ、それだけフレットに近いということになる
押弦する際に物理的に速く音が出せるという計算になる
スローなテンポの曲ならば感じないこの差もテンポが速い曲では効いてくる
これが速弾き系のギタリストの多くが弦高を低く設定する理由なのだ
デメリットは何か?
ギターは弦楽器なのだ
弦の振動を音にしているのだ
弦高を下げることで弦の張りが弱くなる
当然ながら弦の振り幅も小さくなるのだ
これによって音に張りが出ない
音量が出ない(ボリュームという意味ではない)
一言で表現するならば音にパンチがないという事になる
多くのギタリストはこの辺りのせめぎ合いで悩んでいるのだ
さらに問題を複雑にするのが弦選びなのだ
正直なところ、メーカーなど何処でも良い気がする
問題なのは太さと組み合わせだと思うようになってきた
弦高と弦の太さは演奏フィーリングと実際の音にかなり影響を及ぼすので注意が必要なのだ
自分のギターの音が好きになれない人の多くはこれらが原因の場合が多いのだ
反ったネックを元の状態にした段階でビビリは消えたのだ
「ちょっと弦高を変更してみようかな・・?」
という気になってしまったのだ
特に現状に不満を持っているわけではないのだが常にさらなる良い音を模索しているのだ
何でも最初にアリアで実験してみるのだ
演奏でも良き相棒だが実験的な使用でも使い勝手が良いギターだと思う
僅かに全体の弦高を上げてみたのだ
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弦高を測る部分は12Fなのだ
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厚さの違うピックの組み合わせで決めるのが私流なのだ
1.14と0.60の組み合わせがベストだった
かなり音に張りが出てきたように感じるのだ
しかもローポジでのコード感が増したように感じるのだ
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弦高を変更すれば当然ながらブリッジやオクターブ調整が必要になってくる
まったく同じ設定でストラトも調整し直したのだ
これでも平均的な弦高よりも僅かに低い状態なのだ
ピックの厚みを弦高調整の目安にするメリットは大きいのだ
特にネックが順反りする場合においては有効だといえる
ネックが反ればピックが落ちてしまう
非常に原始的な発想だがこれならば頻繁に弦高をチェックする気にもなるのだ
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ネックが反った初期の段階で微妙に弾き難さを感じる、そして音程の乱れを感じるようになる
とくに低音部分を高音部分でピッチの違いを感じるようになる
測ってみるとネックが反っている場合が多いのだ
夏休みの課題としてベースの練習も掲げているのだが・・・
ベースの弦高も思い切って変更してみたのだ
こちらも平均的な弦高と比較するとかなり低く設定していたのだ
スラップには低い弦高が良いとベースの先生が言っていたのを参考にしたのだ
ギターと理屈は一緒なのだ
6弦側で思い切って3ミリ近くまで上げてみたのだ
これによって劇的に音に張りがでてきたのだ
もちろん、弦高を上げたことによって押弦の際に以前よりも少々力が必要になった
ピックの組み合わせは1.14×2+0.60という感じなのだ
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こちらも6弦側と比較して1弦側を少し低くすれば良い
弦楽器であるギターもベースも基本的な調整は一緒だと考えているのだ
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弦高を上げたことで1弦側のプル(人差し指で引っかける奏法)がし易くなった
反面、先に述べたように弦のテンションが強くなったことで
左手のゴーストノート(ミュート音)が難しくなった気がするのだ
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読者の皆さんが弦の張りの違いを音源から判断することは難しいと思う
あくまで弾き手の感覚という世界なのだ
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ちなみに今後、ご紹介する音源は上記の『小変更』を行ったものだと思いながら聴いていただけると嬉しいと思うのだ
震災から数年・・
節電という意識が浸透してきた気がするのだ
それまでは我が家でもエアコンは全開!という無駄な使い方をしていた気がする
最近では反射的にエコモードで使用する自分がいることに気が付く
良いことだと思う
体にエコが沁みているのだ
何故だか車の運転もエコ運転になってきたのだ
ガソリンを節約するということ枯渇する資源を守るという意味では重要だと思うのだ
この季節は真冬と同様にギターにとっても過酷な季節だといえる
仕事を終えてギターが置いてある書斎に入ると蒸し風呂状態なのだ
ストラトを購入した頃に湿度計を初めて購入してみたのだ
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夕方にも関わらず室温30度、湿度80%という状況なのだ
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これはある晴れた日の夜の数値なのだ
もちろんエアコンを入れる前の状態なのだ
前日に雨が降った日などは湿度が90%近いことも多々ある
湿度計の位置はエアコンの送風が当たる位置なのだ
エアコンで室温が快適になった頃にふたたび湿度計に目を遣ると数値が変わっている
当然だが・・・
注目すべきは湿度なのだ
私の書斎では50%なのだ
状況によっては45%くらいの時もある
ギターにとっては最適な室温だといえる
問題は不在の状態と帰宅後の快適な状態との『差』にあるといえる
読者の中にはギター経験が豊富な人もいると思う
あえて、初心者、メンテに無頓着な人に向けて発信したいと思う
極端な高温、低温という状態もギターには良くないが人間が住んでいる住居内ならば特に問題はないと思う
ギターにとって問題なのは『湿度』なのだ
湿度によって多大な影響を受けるのがネック(指板も含む)なのだ
ここ数年でギターと真面目に向き合うようになって感じることがある
それは・・
”ネックは生き物である”という事なのだ
当然ながらネック材の多くは木材で作られている
木材は湿気を含むことで膨張する
逆に湿気が無くなることで縮むという特性がある
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湿度によって動いたネックをトラスロッドという鉄芯で真っ直ぐに調整する必要が出てくるのだ
厳密には少々『順反り』というのが楽器として最良のバランスだといわれている
ネックが反ると目に見えて変化するのが弦高なのだ
順反りならば弦高が高くなってくる
逆反りならば弦がフレットに近づくのだ
何年も放置した重症のギターならばともかく、症状が軽い場合は感じない人もいるほど微妙な変化なのだ
多湿になるとネックは膨張することになる
つまりは含んだ湿気によってネックは逆側に反るのだ
今年の猛暑でギター二本、ベースがすべてこの状態になったのだ
これはむしろ『良い結果』だと解釈しているのだ
ネックが適正に動いている証拠なのだ
むしろ、ネックが反るギターとそうでないギターが混在する方がメンテ的には厄介なのだ
ネックが生きていることを実感したのだ
逆反りになると演奏上どんな支障があるのか?
「弦高が低くなって弾き易くなったんじゃない?」
と思う人もいると思う
人にもよるが弦高が低ければ弾き易いというのも間違いではない
逆反りの弊害として挙げられる症状の一つに音のビビリがある
特にローポジション側での極端なビビリが生じるのだ
元々の弦高が低い場合は如実に症状が現れると思う
アンプやマルチに通した場合に見過ごしてしまう人もいると思う
特に歪み音しか出さな場合は注意が必要なのだ
時折、ギターは『生鳴り』の状態で鳴りの確認をすべきなのだ
楽器店の試奏の時にもアンプに通す前にギター本来の鳴りを確認できるようになると良いと思う
現在はストラトとアリアしか持っていないが二本の鳴りは別次元なのだ
どちらが良いという世界ではない
まったく鳴り方が違うのだ
元々の鳴りが違うのだから、さらに異なるピックアップを通すことで出音が異なるのは当然なのだ
話をネックの反りに戻そう
夏に入る前の私のギターたちの弦高は標準よりも低く設定していたのだ
標準が気になる人はネット検索などで色々な人のデーターを参考にしていただきたい
低い弦高にもメリットとデメリットがある
弦の高さが低ければ、それだけフレットに近いということになる
押弦する際に物理的に速く音が出せるという計算になる
スローなテンポの曲ならば感じないこの差もテンポが速い曲では効いてくる
これが速弾き系のギタリストの多くが弦高を低く設定する理由なのだ
デメリットは何か?
ギターは弦楽器なのだ
弦の振動を音にしているのだ
弦高を下げることで弦の張りが弱くなる
当然ながら弦の振り幅も小さくなるのだ
これによって音に張りが出ない
音量が出ない(ボリュームという意味ではない)
一言で表現するならば音にパンチがないという事になる
多くのギタリストはこの辺りのせめぎ合いで悩んでいるのだ
さらに問題を複雑にするのが弦選びなのだ
正直なところ、メーカーなど何処でも良い気がする
問題なのは太さと組み合わせだと思うようになってきた
弦高と弦の太さは演奏フィーリングと実際の音にかなり影響を及ぼすので注意が必要なのだ
自分のギターの音が好きになれない人の多くはこれらが原因の場合が多いのだ
反ったネックを元の状態にした段階でビビリは消えたのだ
「ちょっと弦高を変更してみようかな・・?」
という気になってしまったのだ
特に現状に不満を持っているわけではないのだが常にさらなる良い音を模索しているのだ
何でも最初にアリアで実験してみるのだ
演奏でも良き相棒だが実験的な使用でも使い勝手が良いギターだと思う
僅かに全体の弦高を上げてみたのだ
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弦高を測る部分は12Fなのだ
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厚さの違うピックの組み合わせで決めるのが私流なのだ
1.14と0.60の組み合わせがベストだった
かなり音に張りが出てきたように感じるのだ
しかもローポジでのコード感が増したように感じるのだ
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弦高を変更すれば当然ながらブリッジやオクターブ調整が必要になってくる
まったく同じ設定でストラトも調整し直したのだ
これでも平均的な弦高よりも僅かに低い状態なのだ
ピックの厚みを弦高調整の目安にするメリットは大きいのだ
特にネックが順反りする場合においては有効だといえる
ネックが反ればピックが落ちてしまう
非常に原始的な発想だがこれならば頻繁に弦高をチェックする気にもなるのだ
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ネックが反った初期の段階で微妙に弾き難さを感じる、そして音程の乱れを感じるようになる
とくに低音部分を高音部分でピッチの違いを感じるようになる
測ってみるとネックが反っている場合が多いのだ
夏休みの課題としてベースの練習も掲げているのだが・・・
ベースの弦高も思い切って変更してみたのだ
こちらも平均的な弦高と比較するとかなり低く設定していたのだ
スラップには低い弦高が良いとベースの先生が言っていたのを参考にしたのだ
ギターと理屈は一緒なのだ
6弦側で思い切って3ミリ近くまで上げてみたのだ
これによって劇的に音に張りがでてきたのだ
もちろん、弦高を上げたことによって押弦の際に以前よりも少々力が必要になった
ピックの組み合わせは1.14×2+0.60という感じなのだ
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こちらも6弦側と比較して1弦側を少し低くすれば良い
弦楽器であるギターもベースも基本的な調整は一緒だと考えているのだ
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弦高を上げたことで1弦側のプル(人差し指で引っかける奏法)がし易くなった
反面、先に述べたように弦のテンションが強くなったことで
左手のゴーストノート(ミュート音)が難しくなった気がするのだ
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読者の皆さんが弦の張りの違いを音源から判断することは難しいと思う
あくまで弾き手の感覚という世界なのだ
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ちなみに今後、ご紹介する音源は上記の『小変更』を行ったものだと思いながら聴いていただけると嬉しいと思うのだ