テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

AriaのMac-Prestoってギターは価格以上のギターだと思う

2012年08月31日 | 日記
私がブログの中で『アリア』と言っているギターの正式名称はMac-Prestoというのだ



この価格でアーチドトップ&トラ杢仕様のフレイムメイプルは驚異的だといえる

多少なりともギターの出入りがあったが・・・

最終的に良いギターに出会ったと思う


ギターも人の出会いに似ていると思うのだ


メイプルとローズウッドの指板を選択できるのだ

しかもカラーも豊富にライナップされているギターなのだ



私が楽器店で購入した時にはこの色しかなかったのだが完全に一目惚れしたのだ


歴代のギター達も店頭で一目惚れして購入したものが多い

人によってはネットで事前に情報を仕入れてから購入に踏み切る人も多いと思う

ネット検索も悪くないと思うが・・

購入前に過度な検索はお薦めしないのだ

「あのギターってブランドだけだよね~」

「実際には相当にクオリティ低くてがっかりしたよ・・」

などと心ないコメントに購入の意欲が萎えてしまうことも多いのだ

メーカー信者も多いようで不人気メーカーのギターの粗を探している人もいる

時代も変わったのだ


現代人は褒める、感動するという前向きな発想を忘れてしまっているように感じる

まぁ、どうでもいい感じがしなくもないが・・・


一目惚れしたギターを迷うことなく購入するもの楽しいものなのだ

もちろん、最低限の品質チェックは怠ってはならないと思う


そもそも、品質を云々という人も多いようだが・・・

庶民的な価格のギターに過度な品質などを求める方がナンセンスなのだ

それらを含めつつ、ギター選びをするのが正しいと思う


私がギターを購入する時の最低条件は・・

”音程が正確か?”なのだ


「音程が狂っているギターなんか売っているの?」

と思った人もいると思う


残念ながら某国生産のギターにはそんなギターが多いのだ

メリットは学生さんにも手が届く低価格を実現しているだけなのだ

もちろん稀に非常に良いギターも混ざっているので問題をより複雑にしているのだ


私が以前に所有していたレスポールタイプのギターはとにかく音程と音質は当たりだった

結局のところ、弾き難いという単純な理由から手放してしまった

しかしながら、かなり勉強になったのだ


”いつかはギブソンのレスポール・・・”

という長年の呪縛から開放されたのだ


最近になって自分がストラト派であることに気付いたのだ

演奏性も音質も自分の好みとピッタリなのだ


ギター道には寄り道も必要なのだ


音程が正確なギターの価格帯だが・・・

これも微妙なのだ

現実的な話として高価なギターにも稀にハズレが混ざっていたりもするらしい

逆に5万円以下のギターでも当たりがあったりする


ますますギター選びを難解にしているのだ


ネットなどでも初心者が質問しているのを見かけることがある

「ギターっていくらから品質の良いものが買えますか?」

非常にザックリとした質問だが言いたい事は分かるのだ


回答者の返答が面白いのだ

あまり、ギターを知らない人が答えているケースが多々ある

「20万円以上なら絶対に間違いないよ」

「10万円以下のギターはゴミだから気を付けなよ」

おそらく、20万円以上というギターはUSA製のギターを意味していると思うのだ

10万円以下のギターはUSA製ではない日本以外の国々で製造された製品を指していると思うのだ


良く考えてみれば質問者は初心者なのだ

しかも、ネットにギター選びを委ねている人なのだ


これらを考えてみれば、回答に大きな間違いがあるのが分かるのだ

もっと、違った回答があるように思える


そもそも、ギターを始めたばかりの人に本物のストラト魅力を引き出せるとは思えない

むしろ、もっと弾き易く応用がきくギターがあるはずなのだ


ギターだけは楽器店で購入することを強くお薦めする

店員さんに予算と使用目的を告げるだけで良いと思う


ギター選びに自信がない人は勧められた中から購入するのが失敗のない買い方なのだ

読者の皆さんの中にも何かの専門職の人がいると思う

「この業界の知識ならば誰にも負けない!」という自負があると思う


楽器店の店員さん(社員さん)も朝から晩まで楽器に触れ、考えている人々なのだ

おそらく、自身もギターが好きで素人さんの何倍も色々な種類を経験してきたと思うのだ


一つだけマメ知識を・・・

「この店員さんって信用できるかな・・?」

と心の中で感じることもあると思う


そんな場合にはあえて店員さんにギターをちょっとだけ弾いてもらうのだ

一言だけ付けくわえるのだ

「あの・・ストラトっぽい感じで弾いてもらえますか?」

これは良い案だと思う


演奏力と商品知識は無関係ではない

知識がある店員さんはそのギターの美味しいところを研究しているはずなのだ

どのピックアップを使うか?も重要なのだ


参考にしていただきたい



読者の方はご存じだと思うが現在の私の愛器は2本なのだ

普通は値段が高い方がメインで安い方がサブ的な扱いになる

私の場合は逆なのだ

アリアがメインでストラトがサブという位置づけなのだ


どちらも豊富な音作りが売りのギター故に実質上は4本くらいのギターを所有している感覚なのだ

いたずらに多くのギターを抱え込むのは好きではない

メンテが疎かになるからなのだ


メンテ以前の問題として『ギターの保管』は意外に重要なのだ

使い終わったギターをケースやソフトケースに入れて押入れの中にしまいこむ人がいるらしい

ギターの気持ちになってほしい

自分がギターになった気持ちになるのだ


ケースに入れられて蒸し風呂のような押入れの中に入れられるのだ

どうだろう?想像できただろうか?


ハードケースやソフトケースは移動の為の道具なのだ

そのように割り切るのが正しいといえる


もっとも良い保管条件は自分が快適に過ごせる部屋にスタンドに立てかけておくことに尽きるのだ

人間にとって快適な室温と湿度はギターにとっても都合が良い

スタンドにも色々と種類があるのだがギターを大切にしている人はヘッド側を支えるタイプのスタンドをお勧めする


スタンドも500円くらいから5000円くらいの高級品もあるのだ

安いものには必ず理由があるのだ


私のアリアも正確に覚えていないが3~4年くらい経過していると思う

最初の頃は音の抜けが悪い印象だったのだ

まぁ、数年前まではパワーオンリーの歪みがメインの使い方だったのでそれほど気にはならなかったが・・

シングルの音など使う気にもなれなかったのだ


そもそも、シングルを使ったクランチの音が好きではなかったのだ

勢いでストラトを購入してからシングルの音に興味を持つようになったのだ

「アリアにもシングルの切り替えスイッチがあったなぁ・・」という感じだった


アルダー材とシングルというストラトの音も素晴らしいものがあるが・・・

アリアのマホガニー材とダンカンデザインのシングルという組み合わせも秀逸なのだ


一年中、部屋の中に放置しているので適度に水分が抜けているのを感じるのだ

最初の頃とは別次元の音に変化しているのだ


シングルも良い音なのだがハムも購入時よりも音が抜けているのだ


現在、ネットでも僅かに在庫がる状況なのだ

不思議なことに7万円近い金額で販売しているところと4万円未満のところが混在しているのだ

この大きな価格差は何だろう?


私は数年前に7万円近い金額で購入したのだ

さすがに4万円未満の価格を見てしまうとショックがあるが・・・


実は先日、4万円未満で購入した人のコメントを見つけたのだ

「値段につられて購入したのですが・・ショックです」

「ネックの取り付け部分はずれているし・・ネジがユルユルでした」

「その他も不具合が多数見つかりました・・・直しますけどね」

この程度の不具合は返品対象ではない場合が多い


これがネット販売の怖さなのだ

すべての商品とは言わないが現物を確認できないのは辛いと思う

デジタル系の製品と生身のギターは完全に区別すべきだと思うのだ


私の想像だが・・

4万円未満で販売されているギターには何らかの理由があるのだと思う

そのひとつがボディカラーなのだ

私が購入した色は一番人気なのだ

4万円未満で探すのは無理だと思う


すべてのカラーに美しいメイプルトップが張られているのだがもっとも美しく木目が映るのが私のアンバー色なのだ

もともt低めのフレットが打ってあったのだが最近はなお低くなってきたのだ

数ヶ月前に自分でフレットの摺り合わせをしたので全域で音は出るのだ

実際の音には支障はないのだが演奏性に難が出てきたのだ


以前に楽器店のお兄さんにチェックしてもらったところ、
あと1年は使えると太鼓判をもらったものの気に入らないのだ

早期のフレット交換も検討しているところなのだ


打ちかえが4万円前後を考えると数万円を足して新品に買い替えるのも一考だと思うのだ

実際にアリアに代わるギターをカタログ、ネット、楽器店で調べまくってみたのだ

少なくと同価格帯には存在しない


かなり上の価格帯に似たような仕様のギターを見つけたのだが・・・

価格的にUSA製のストラトを超えてしまうのだ

カスタム系のギターが得意な日本の某メーカーのギターなのだ


私がお金持ちならば、即決していると思う


調べれば調べるほどに私のアリアが優れているという事に気づくのだ

実際に購入価格を20万円前後にまで広げてみたものの、私が欲しいと思えるギターが存在しないのだ


私のアリアはピックアップのタップ(13種類の音色)やゴトー製のブリッジ&ペグなど、
何かとパーツが注目されやすいようだ

実際に購入した人たちもパーツと値段との兼ね合いで決断したようだ


実はもっと注目すべき部分があるのだ

それはボディ表面の『メイプル張り』なのだ、いわゆるメイプルトップという部分なのだ

基本的に高級ギターだけに許される贅沢な仕様なのだ

10万円未満のギターでキメが細かいメイプル張りを施しているギターは見かけない


私の中では美しいメイプルトップは上級モデルのレスポールというイメージなのだ


所有のストラトがペイントのベタ塗りなので一本は木目仕様を持っていたいのだ

ある意味ではベタが許されるのもストラトだけという気がしているのだ


以前にアニバーサリーモデルという事でフェンダーには珍しくメイプル仕様のストラトを限定販売したのだ

価格は50万円くらいだったと記憶している

中身はアッシュ材の上級モデルと一緒だと思うのだ


確かにメイプルのボディは美しいのだが・・・

何となくストラトらしくないのだ


イメージとは不思議なものなのだ

ベタのレスポールも見たくない


常に触れ、眺めるだけにボディの形状とルックスはかなり重要だと思うのだ

ステージに立つ機会が多いような人は選び方も違ってくると思う

何というか・・もっと目を引く派手な仕様もありだといえる


自宅で楽しんで弾くにはとにかく、自身がカッコいいと思えるルックスのギターを選ぶべきなのだ

その次あたりに演奏性の善し悪しをもってきても良いように感じる


演奏性ばかりに気を取られていると非常に質実剛健なギターを選ぶことになってしまう

趣味だけに癒されるようなセクシーさが不可欠だと思うのだ


最近の私はカッコいいという感情から美しいという感情に移行しているのだ

だんだんとコレクションが趣味の楽器店のお兄さんに感覚だけは肉薄してきたようだ

ギターを眺めながらバーボンは飲まないが時に好きな音楽を聴きながら書斎でギターを眺めていることもある


そんな時に思うのだ

「最近は仕事が忙しくて疲れているのかなぁ・・・」

ギターは私を癒してくれるのだ


妻は癒しの対象にはならない

何と言うか・・もっと現実的な存在なのだ

恋人のような感情は何処か遠くに置き去りにしてきたような気がしている


ギターは好きになればなるほど自分を表現してくれると思うのだ

プロのギタリストがよく口にするセリフだが・・・

「ギターが歌ってくれるんだよね・・」

「ギターの鳴りがその日によって違うんだ」

最近は少~しだけ分かるようになってきたのだ


ネットで調べたのだが人気色は品切れが多いようだ

7万円前後の価格帯ならば数本は在庫を持っているところがあるようだ

4万円で販売している業者があるだけに微妙な存在のようだ


私のように惚れ込んで購入する人も少ないと思う

それ故になお高額の価格帯は売れないように思うのだ


私の行きつけの楽器店でもすでに数ヶ月前に売り切れてしまったのだが・・

先日、一本だけ店頭に並んでいたのだ

何色というのか分からないが・・黒っぽい色なのだ

「どうしたの? 在庫があったの?」


お兄さんが苦笑しているのだ

「無理やりに探したんですよ」

「系列店で在庫があったんだんですよ」

何でも急にアリアの問い合わせが殺到しているというのだ

「もしかして○○さんのブログのファンの人たちですかね・・?」

さすがに将来の幹部候補生は頓知がきいている

私も冗談に乗っかったのだ

「そうかもしれないね~ 何せ毎日300人を超えてるからね」

少々大きく出たのだ

本当はたま~になのだ


冗談を抜きに私のブログに影響を受けて購入した人もいるような気がしてきたのだ

基本的にギター&楽器好きだけに検索で私のブログにヒットしたのかもしれない

「アリアってそんなに良いギターなのかぁ・・・」

「値段も安いしなぁ・・買っちゃおうかな・・・」

良い意味で影響されたのだ


実際に読者の皆さんはどのように感じているだろうか?

これからギターを始めてみたい人、何となくパッとしない人 etc・・・

アリアに買い替えてみては如何だろうか?

今ならば、僅かに在庫があると思うのだ


GT-100が厳しい人もzoomG3ならば手が届くと思う

実勢価格で1万円台だと思うのだ

アリアとzoomG3を揃えれば、とりあえず初心者の人も私のような音が作れるはずなのだ


遠く及ばないプロのサウンドを追い求めるよりも現実的だと思うが・・・

まぁ、身近に私よりもカッコいい音でギターを鳴らすご友人がいる人それを真似ても良いと思う


ギターもエフェクターも独創的な世界観を構築するのは簡単ではない

最初は誰かの真似をするもの有効な手段だと思うのだ



ちなみにネットでアリアの詳しいスペック表を見つけたので貼ってみた

何かの参考にしていただきたい

予算的に一本のギターしか所有できないという限定付きの人にもお勧めなのだ



不人気メーカーだからこそ、あえて買う!というのも賢明な選択肢だといえるのだ

アリアの音ってカッコいいでしょ?


ストラトは飾っておいても存在感と意味を感じてしまう

アリアのようなギターは弾き倒すことで魅力が倍増するギターだと思う



メーカーのスペック表を貼り付けてみたのだ



▼Arch-Top & Heel-less Joint オリジナルのアーチトップボディ。サウンド、伸びの良いサスティーンとプレイヤビリティを両立しています。

▼「GOTOH」 Peg & Bridge搭載 チューニングの信頼性、耐久性などから日本製のペグ&ブリッジを採用。ストレスの無い演奏となめらかなアーミングをもたらします。

▼Duncan designed Pickup搭載ピックアップのトップブランド「Seymour Duncan」が設計、チューニングを行っているピックアップ。各ピックアップはダンカンのピックアップを基に設計されています。
HR-101: SHR-1ホットレイルを基にし、コンプレッションの効いた、中域豊かなサウンドが魅力のシングルサイズハムバッカー。 
SC-101: SSL-2を基に作られた、アルニコVピックアップ。素朴で暖かいサウンドはフロント・リアのピックアップとの組み合わせにも最適。
HB-102: SH-4を基に作られたピックアップ。高域、中域に特徴が有り、豊かな倍音も魅力。

▼series/parallel/tap SW フロント、リアピックアップに設置された3点ミニスイッチは、シリーズ/パラレル/タップの切り替え用。PUセレクタースイッチと組み合わせれば13通りの組み合わせで、多ジャンルに対応できる多彩なサウンドメイクが可能です。

Series(直列配線): 一般的なハムバッカーの接続。高域がやや落ち、中低域が強調されます。 Parallel(並列配線): シングルコイルが二つ並んだ状態で、比較的高域が強調されたサウンド。 TAP(単配線): ピックアップを片方だけ使用することにより、シングルコイル特有の高域が強調されたギター本体の素直な音といえます。


相変わらずの長文だが・・・

どうしても書いておきたかったのだ


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