テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミーペイジ風にアコギを弾いてみたよ(^O^)/

2014年08月10日 | 日記
久々にアコギ(エレアコ)を弾いてみたのだ



過去にも当ブログで何度か音源をお届けしたと思うのだ

アコギなどの木製の楽器は『エージング』の方法で仕上がりが大きく異なるものなのだ

ウクレレなどにも同様の事が言えるのだ

エレキでもエージングは必須だが・・・

木部の構成比が高いアコギでは尚更なのだ

「毎日弾かなくちゃダメなの?」

という疑問の声を耳にしたことがある


答えはNOなのだ

初期の段階で良好にエージングが完了しているギターはそれだけで良いのだ

もちろんその後に弾き込めばさらに音色が変化するが初期段階ほどではないのだ

購入時に初心者の手に渡り適正なエージングが未完了のまま中古市場に流通する事も多々ある

初心者でもお金があればマーティンやテイラーなどの高級アコギを手に入れる事が出来る

エレキも同様なのだ

初心者だからとエントリーモデルから始める必要もないのだ


気に入ったギター、欲しいギターを手にする事で練習への意欲が増すという事も多々ある

しかしながら、ただダラダラと弾いていたギターは音に締りと艶がないものなのだ

言葉で表現するのは難しいが・・・


しばらくは弾いて(遊んで)みるものの・・・

その後に飽きてしまい『お蔵入り』の状態で10年以上経過してしまうギターも多いようだ

車のように車検などの維持費が必要ではないのでそのままさらに数年放置というケースも多々ある


興味の矛先が変わり、お金が入り様になった時に手放してしまうのだ

「キズも少ないしフレットも減っていない良いギターですよ♪」

とそんなギターを勧めてくる楽器店の店員さんも多いようだ


店頭に並べる前にメンテを行うのですでに音は承知しているのだ

まぁ、耳が貧相な店員さんも近年は増えているようだ

そんな場合には本人も『良いギター』だと確信しているのだ


中古楽器の場合、良い楽器は新品に近い状態を指す

キズだらけで弾き込まれた音が良いギターよりも先に述べたような状態のギターが好まれるようだ

好みの問題もあるが難しい選択だと思う


個人的にはどんなに良い音のギターでも他人がキズだらけにしたギターは好きではない

「俺ならこんな所にキズなんか付けないけどなぁ・・」

という感じで前オーナーの使い方に違和感を覚えてしまうのだ


そんな流れから承知でキズが少ない状態のギターを手にするのだ

過去に購入した中古のエピフォンもそんな感じだったのだ


高価なギターを中古で購入する気はまったくないのだ

高価なギターの場合、多くはそれなりに経験がある人が使っていた可能性が高い

つまりは自分と異なる『強烈な癖』が染みているのだ

これを拭い去るには相当な時間がかかるのだ


脱線してしまった・・・

エージングの話からの脱線なのだ

重要な話なので脱線も良いと思うが・・・



私のエレアコはハードケース内で保管しているのだ



基本的にあまり紫外線を当てないようにしているのだがボディが変色しているのだ

購入時はもう少し白っぽい色だった気がするのだ

これがラッカー塗装の不思議なのだ


ギブソン製のホワイト色のレスカスなども蛍光灯に反応してしまうらしい

入荷後、すぐに売れてしまうならば問題はない

亡きランディローズもホワイトレスカスの愛用者だった

白色がほとんど黄色といっても過言ではないくらいに変色しているのだ

変色を好まない人も多いが私は素直に受け入れる性質なのだ



むしろ現在の色の方が好みなのだ

もっと茶色く変色しても良いと考えているくらいなのだ

上記の画像のサウンドホールの貝殻のインレイをご覧いただきたい

かなり良質の素材が用いられているのだ

コストダウンの為にこの部分をシールにしているメーカーも多い



指板なども現在では貴重なエボニー材なのだ



しかもかなり良い材を使っているように感じられる

ネックやフレットエッジなどの細部の仕上げもかなり丁寧なのだ

基本的に市販モデルはコストダウンの為にインドネシアで生産されているようだ

私のモデルは本国英国で生産された特別なモデルなのだ

ちなみにネットで購入することはできないのだ


この辺りが楽器店でギターを購入するメリットなのだ

良いギターは短期間で売れてしまう

「お金が溜まってから考えようかな・・?」

という考えでは絶対に良いギターは買えないのだ


ギターの購入にはタイミングと情報が不可欠なのだ

最近はギブソン社でもエボニー材の入手が困難になっているようだ

代替えとしてリッチライトという材で代用しているのだ

ギブソンを購入するような層は相当にマニアックなのだ

「レスカスにはエボニーでしょ?」

という感じで不人気なのだ

カスタムラインに生産が切り替わった事も影響しているのだ


不定期にエボニー材が入荷できると

”世界限定100本!・・”

という感じの限定販売を行うのだ


高額にも関わらず一瞬で売り切れてしまうという


ちなみに私のトーカイの上質なエボニー材を用いているのだ

「ギブソンに入手できない材を何でトーカイが買えるの?」

と思った方も多いと思う


つまりは生産量(生産本数)の違いに尽きるのだ

少々ならば何とか入手できるという事なのだ



さて、本題に入ろう

読者の皆さんもレスポールとジミーペイジは大好きだと思う

たぶん・・?

ジミーペイジ≒レスポールと考えているファンも多いようだ

レスポールを抱えたペイジ師匠の印象が強烈だという証でもある



初期のアルバムではテレキャスをメインに使用していたがそれ以降はすべてレスポールなのだ

あの独特のサウンドに要になっているのはレスポールであることは確かなのだ


ペイジ師匠はアコギ系楽器好きでも有名なのだ



ロック系の曲ばかり注目されるが・・・

アルバムの中に必ず数曲はアコギ系の曲が含まれているのだ


名曲、『天国への階段』などもアコギ無しには語れない曲なのだ

『最後の戦い』などはマンドリンとアコギのみの楽曲なのだ


個人的にはペイジ師匠の独特のアコギ楽器の使い方(弾き方)に惹かれるのだ

ロック系のギタリストがアコギを用いるきっかけになったのもツェッペリンだと言われているのだ


私がエレアコを録音する時にはZOOMのプリが欠かせない



ウクレレを録音する時にも重宝している

最近ではアンプのマイク録りでも多用している必須ツールなのだ




今回はエレアコのライン録りとマイク録りをミックスしているのだ



このプリアンプはギターのボディ形状をシュミレーションすることが出来るのだ



意外に特徴をつかんでいるのだ

今回はマーティンのD-18という名器(クラプトンも愛用)をシュミレートしてみた


エフェクトはボディのシュミレーションを含め3個だけなのだ

ボディ鳴り+コンプ+リバーブという感じなのだ



エレキでもコンプは必須だがアコギではマストアイテムなのだ

ZOOMのコンプは特徴的で好きなのだ


今回は通常のリバーブの代わりに変わったリバーブを使っているのだ



スタジオなどの壁の反射音を強調したリバーブなのだ

ルーム系リバーブに似ているが少し雰囲気が異なるのだ

良い感じだと思う


前半のパートはギター×2、パーカッション×2という構成なのだ

後半はギター一本にリバーブディレイという特殊な空間系をかけているのだ

数分練習した後に思い付きで録ったテイクなのだ

つまりは『アドリブ』なのだ


アイディアを練った楽曲も良いが
インスピレーションと指癖オンリーのアドリブも楽しいと思うのだ

たまにはアコギも良いでしょ?

ヘッドフォン環境でお楽しみいただきたい

言い訳だが・・・

音を圧縮していない原音は何倍も良い音なのだ

「皆さんにもっと良い音でお届けする事は出来ないかな?」

と常々考えているところなのだ






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