テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールとその他のコピーモデルの違い・・・

2014年08月24日 | 日記
本日、二話目なのでお間違いなく・・・

実は私が所有していたトーカイのレスカスを手放してしまったのだ



私の大学時代の友人が気に入ってしまったのだ

初見の時点でレスポールタイプのギターは久々という事だった

「イイ音するね~ 俺もレスポール欲しいなぁ・・」

彼は『レスポールタイプ』のギターをレスポールと呼んでいるのだ

彼に限った話ではないのだ


ネットなどのQ&Aでも他社のギターをレスポールと呼んでいる人が多いのだ

個人的には呼び名などどうでも良い気がしているのだ


しかしながら、一部の熱狂的なギブソンファンは区別のない呼び名に憤慨しているようだ

「回答の前に説明しとくね! 君が言っているのはレスポールタイプだよ」

「レスポールモデルは本家ギブソンと傘下のエピフォンのギターだけなんだよ」

この辺りの件を取り入れないと話が先に進めないようだ


まぁ、どうでも良い話だが・・・


トーカイは私も気に入っていたギターなのだ

ギブソンとは異なる何かを予感させる音がお気に入りだったのだ


しかしながら実用としては微妙なのだ

やはり体に優しく演奏性に優れているストラトに手が伸びてしまうのも事実なのだ


まぁ、所有のギターを満遍なく弾こうと心に決めているのは私くらいだと思うが・・

多くのギター弾きは弾き易いギターを多用して残りのギターはコレクション的扱いなのだ


100本を越えるギターを所有している楽器店のお兄さんも頻繁に手にするギターは4~5本だと言っていた

スティーブルカサーも一時は300本を越えていたというのだ

「結局、使うのは5本くらいだね」


”ギブソンのレスポールを個人で100本以上所有している・・・”

というのは伝説的な逸話なのだ


当然ながら1959年製も数本含まれているのだ

ギブソンの調査データによると現存しているモデルは発売時の半分くらいだと言っているのだ

スラッシュのような有名なギタリストが複数本を所有しているケースも多々あるのだ

一流のプロがそのほとんどを所有し、残りの一部をお金持ちの素人さんが所有しているという図式になるようだ

数十年前には車一台、現在では家が一軒・・という相場なのだ


このようなカリスマ性もレスポールの価値と人気を高めているのだ

見向きもされないようなギターの価値が上がるはずもないのだ


現行モデルでも59年製のコピーモデルは人気が高いのだ


少々脱線したが・・・

特にギブソンに必要性を感じないという私の友人のようなケースならば他にも選択肢があるのだ


何とかギブソンを手に入れた人は他社のコピーモデルとの立ち位置を明確にしたがる傾向がみられる

一方でギブソンが高嶺の花という層はモヤモヤ感をネットに質問をいう形で放出するようだ

「ギブソンとそれなりに高い日本製のレスポールって何が違うんですか?」

「楽器店で試奏してみたけど・・違いが分からないんですけど・・・」

というフレーズを良く見かけるのだ


回答はあえて書かないのだ

むしろ、検索好きの皆さんの方が詳しいと思うのだ


結局のところ、私にとってトーカイは気に入ってはいるが不可欠なギターではなかったのだ

つまり、無くても困らないという立ち位置でもあったのだ

後は値段の交渉なのだ


私は買い取り相場よりも高く、友人は中古相場よりも安くという感じだろうか?



通常は改造はマイナス査定だが彼はダンカンをプラスで考えてくれたのだ

「ダンカンありきの音だと思うなぁ・・」

「ピックアップの雰囲気も含めて気にったよ」

という感じでトラブル&不満なく交渉が成立したのだ



良かったと思う


ギター購入にも『順序』がると思うの

購入の順序を間違えると私のようにギターを手放す可能性が高くなるのだ

実はトーカイを購入する際にトーカイが欲しかったわけではなかったのだ


”ギブソンの代用品・・・”

という安易な考えで購入してしまったのだ

「何でカスタムタイプを買ったの?」

と思う方も多いと思う


そうなのだ代替えという考えならば次に購入するギブソンはカスタムという流れになるはずなのだ

購入時にトーカイのバーストタイプ(サンバーストの木目)の音が気に入らなかったのだ

「何か微妙だなぁ・・」

「作りとルックスはいいけど」

音が気に入らないギターも飽きてしまう事はすでに自覚していたのだ


楽器店のお兄さんの勧めだったのだ

「カスタムってどうですか?」

「実は僕はカスタム派なんですよ」

「ギブソンもカスタム系の方が多いんです」


トラ杢オタクの私もブラックの艶があるラッカーに一目惚れしてしまったのだ

エボニー指板の効果も相まって気に入ってしまったのだ

「まぁ、レスポールタイプだし・・いいかもね」

という感じで購入したトーカイだったのだ


実際にギブソンのレギュラーモデルも試奏していたのだ

当時はすべてのギターに『チーズ穴』があいていたのだ

完全ソリッドの復活は私が購入した2014年のトラディショナルからなのだ


そんな流れもソリッドボディをトーカイ購入の背中を押したのだ


”日本製のレスポールタイプは作りが良い・・・”

というお約束のフレーズも体と耳で体感したのだ


日本製の作りが良いというよりは・・・

低価格帯のアジア生産の品質があまりにも悪いのだ

相対的に日本製品の評価が高くなったというのが正しい見方だと思う


「USA製のギターは味があるが雑なんだよね~」

と知ったような口をきくベテラン風の人がいるが・・・

近年のUSA製は非常に品質が向上しているように感じられる


あくまでも個人観だが・・・




ケースなども裁縫も丁寧な印象を受けるのだ

「ケースを見せてもらってもいいいですか?」

という人は少ないと思う


実際に購入が決定した段階でケースと初対面というパターンが多いのだ

友人のケースを目にしている方も多いと思うが・・・

ケースくらい使い手の使用感が現れる物も少ない

乱雑な人ならばケースも数年でボロボロなのだ

新品のケースの印象は良いと思う



ちょっとだけ自慢したい人にはメーカーのロゴも重要なのだ

個人練習ではセミハードケースを持参するが友人達とのセッションではハードケースなのだ


フェンダーのケースも良いと思う

かなり軽量なのだ



「ストラトにはツイードのケースだぜ!」

という人も多いようだが・・

好みだと思う


表皮が弱いツイードよりも現行のケースの方が使い勝手が良いと思う



とにかくタフなのだ


ストラトを格納した状態でバランスが取れるように設計されているのもフェンダーらしい


余談だが・・

フェンダーアンプも初期はクラプトンが愛用するチャンプのようなツイードだったのだ

後にクラプトンを始めとするプロの要望でツインリバーブなどに採用されている強い生地が用いられるようになったのだ

最近は懐古主義の影響で再びツイード生地のアンプが注目されているのだ


自宅での観賞用ならばツイードもありだと思う

この手のケースを所有する人は楽器を保護するケースにキズが付く事も嫌うのだ


ケースを保護するケースというものが必要なような・・・


欧米の人には日本人のギター愛が滑稽に映るようだ

「何で日本人はあんなにギターを大事にするんだ?」

「ギターって道具だろ?まるで宝石を眺めるようだな」

我々が輸入品として珍重するギターも欧米の人には自国の道具という事なのだと思う


面白い事にトーカイやフジゲンなどの日本製のギターの方がコレクターには人気があるのだ

しかしながら実践で多用するのはやはり自国のギターが多いという実情もあるようだ



トーカイを売却したことで気持ちがスッキリとしたのも事実なのだ

良い意味でギブソンに集中できるようになったのだ



「トーカイ持ってたっていいんじゃない?」

「ギブソンを普通に弾けば・・・」

と思う方も多いと思う


先にも述べたように・・

すべてのギターを均一に使いたいという意思が強いのだ


実際のレコーディングの際にギブソンを弾いてみたものの音に納得できないシーンがあったのだ

そんな時にトーカイの抜けの良い音で苦労なく解決した事が多々あったのだ

日本製のレスポールタイプは良くも悪くも癖がなく万能なのだ

いわゆる優等生タイプのギターなのだ


そんな感じでギブソンの使用頻度が低くなっていた事も事実なのだ

まさに観賞用という感じになっていたのだ



ギターは靴に良く似ていると思うのだ


靴も履き込めば足に馴染むが過度の使用は傷みを早める

ギターも一緒なのだ

弾き込めばどんどん音が良くなる

電装系のパーツの馴染みや木部の一体感が増すのだ

一方でフレットなどの傷みや減りも進行する事になるのだ

フレット交換もある意味では大手術なのだ


フレット交換でギターのバランスが狂う事も多々あるのだ

指板の研磨、フレットのフィッティングなど要になる部分も多いのだ


デフォルトの状態を気に入っているならば尚更現状維持を留めたいと思ってしまうのだ




本家ギブソンとその他のコピーモデルの違いは何か?



色々な見解があると思う

個人的にはやはりブランドに対する『ネームバリュー』が大きいように感じられる



このヘッドとロゴが欲しいという人も正直なところ少なくない気がしているのだ



故障が多い、使い勝手が悪い事を踏まえてもイタリアのスーパーカーの人気が高い所に似ているのだ

微妙な表現だが・・・


価格が高いという部分もオーナーにとっては重要な要素になっているのだ

レスポールタイプを例に挙げても低価格帯モデルの約10倍という価格設定なのだ


USA製のギターを良く知らない人にとって一番疑問に感じる部分だと思う

「材料代ってそんなに違うんですか?」

「10倍くらい良い音がしますか・・?」


”10倍良い音・・”

という表現も微妙だが・・・


低価格帯のギターを数多く弾いてきた私には言わんとしている事が理解できるのだ


過去にグラスルーツのレスポールタイプを使っていたのだ

お手頃価格の割には弾き易く、音も好みだったのだ


ギブソンとグラスルーツを比較した場合・・・

音を作り込めば聴き手にその差は伝わらないと思う

あくまでも私の個人的な感想なのだ


最低限のスペックを満たしているギターならば録り音はUSA製と大差ないという事なのだ

「何かギターの音がショボイなぁ・・・」

と録り音に不満を抱いている人がギブソンを購入しても結果に大きな差はないという事なのだ


私が所有していたトーカイのレスカスのような上位機種においてはむしろギブソンよりも良い結果を生んでいた



「それじゃギブソンなんていらないんじゃない?」

と思ったアンチギブソン派の方もいると思う


USA製ギターの真価は実は『弾き心地』にあるのだ

実際に録音した音を弾き手が感じる音には差異がある事が常識なのだ

エレキの場合、録り音の要素の多くはアンプやエフェクターに依存しているのだ


極端な表現をするならば状態が良いマーシャルの段積みアンプをグラスルーツで鳴らしても良い音が出るのだ

「カッコいい音だね~」

実売で5万円台のギターならばギターとして完全に成立している私は考えているのだ


話は戻るが・・・

弾き心地は非常に重要なのだ


”音は良いが・・弾いていて楽しくないギター・・”

を長時間弾き続けることが出来るだろうか?


仕事ならば仕方がないが・・・

皆さんも私もお楽しみの趣味なのだ


楽しくないならば、そもそも趣味とは言えないのだ


私のギブソンは59モデルを意識しているらしい



如実に感じられるのはネックの太さなのだ


ジミーペイジがNO1とNO2共にネックを薄くリシェイプしている事からも決して演奏性が高いとは言えないのだ

独特の太さは欧米の手が大きな男性を意識している考えられる

購入の際に私が悩んだ部分でもあるのだ

「まぁ、太いけど慣れますよ・・・」

「もっと太いレスポールもありますから」

というお兄さんの言葉で決断できたのだ


慣れとは恐ろしいものなのだ

違和感を感じていた極太ネックが手に馴染んできたのだ


形はレスポールだがネックは現代風の薄いタイプのギターを弾いた時に物足りなさを感じるのだ

「もっと太くても良いかも・・?」

手放したトーカイは中間的なサイズだったのだ


本家のカスタムは年代によってはさらに太いネックもあるというのだ


太い握りが心地よく感じられるようになってきたのだ

ギターの鳴りはボディだと思っている人も多い

実は鳴りはネックの材と太さに影響されるのだ


何となく分かっていたが・・・

ギブソンを弾くようになってそれを実感するようになったのだ


他社のコピーモデルの多くは価格帯からビギナーを想定しているのだ

それ故にあえて極太ネックを避けてきたという流れがあるのだ

もちろん構成材の選定など本家と異なる部分は多いが・・


読者の皆さんも楽器店などでトラディショナルを試していただきたい

ちなみにスタンダードや他の機種は薄めなのだ


カスタムショップ製も59モデルを意識した機種はお約束のように極太ネックなのだ



言葉では伝わらないと思うが・・快感なのだ


ギブソンを弾いていると感じる事があるのだ

「音が太いね~」

トーカイでは感じたことがないのだ


ギター本体の低音域成分が異なるのだ

専門家ではないので理由は良く分からないが・・・


”ギブソンの音・・・”

というのは間違いなく存在するのだ


ピックアップの要素は大きいと思う

他社のレスポールタイプにギブソンの純正ピックアップを移植しても『あの音』には鳴らないのだ


若い学生さんが無理をしてギブソンを購入する必要はないと思う

「特に違いが分からないけど・・」

「弾き難いし・・微妙・・・・」

という場合には自分が弾き易い、好みのギターを購入すれば良いと思うのだ


ピックアップや電装系などの改造をする人が多い

私も好きなほうなのだ


現状の音のベクトルを違う方向に向ける事には効果はある

特にピックアップの交換は音の方向性を変え、コンデンサーは深みに変化を与えるのだ


しかしながら、目指す音が本家のUSA製ならばむしろデフォルトを維持した方が良いと思う

無駄な出費をギター購入に充てる方が良いと思う


ストラトも万能ストラトとはいえシングルの音は紛れもないストラトサウンドなのだ



ノイズレスピックアップを嫌う人がいるが私はむしろ歓迎しているのだ



シングルの音をノイズレスで楽しめることは良いと思う

アンチの人はハイの成分の不足を言っているのだと思う



アンプやイコライザーの設定でどうにでもなる部分なのだ


最終的にはストラトらしい弾き方で何とでもなるのだ

読者の方の中にも私のストラトの音が好きだという方がいると思う


フェンダージャパンをはじめとする他社のストラトタイプを数多く弾いてきたが・・

本家を知れば、すべての答えが出るのだ


楽器は理屈ではない感性なのだ


フェンダーもやはりブランド力が勝負なのだ




近年のフェンダーはとにかく仕事が丁寧なのだ



材も安定しているように感じられる


ネックもギブソンほどは太くないがやはりコピーモデルよりは太い傾向がみられる



これも弾き心地に影響を与える部分なので重要なのだ


ネックの仕込み角度も調整できるのだ



デフォルトで十分だが一部のマニアの要求にも応える仕様になっているのだ

細部の仕上げも丁寧なのだ



私が気にっているパーツなのだ



弦交換が楽しくなるのだ

フロイドローズ並みのアーミングでもチューニングが狂わないのだ

まぁ、私のセッティングは究極だが・・・


私のディープな調整にも応える度量を持っているのがUSA製なのだ

言い方を変えるならば・・・


入念なメンテを施し、良い部分を弾き出す演奏が出来れば成長するギターだという事なのだ


フェンダーのケースも良く出来ているのだ




概ねギターの作りはフェンダー社に軍配が上がると思う

まぁ、比較という話でどちらもベンチマークに成り得る品質ではあると思う


USA製の弾き心地に納得した人が買えば良いギターだと思うのだ

高価ではあるが後悔はしないギターである事も事実なのだ


過去に低価格帯のギターでデフォルトの状態に納得したギターはなかったのだ

すべて何らかの改造を施してきたのだ

しかしながらUSA製の2本は現状を維持したい気分にさせられるのだ


ストラトはコンデンサーの交換を行ったが小変更という感じなのだ

純正に戻すことも容易なのだ

ビタQとのマッチングに満足しているので戻すことはないが・・・


結局のところ、手持ちのエレキはアリアを含め3本になったのだ



多い時期には10本を越えていたのだ


縮小傾向に映るかもしれないが・・

私的にはむしろ充実しているのだ


スニーカー的存在のアリアも欠かせないのだ



音作りの核になっている重要なギターなのだ

シングルやハムを切り替えながら試行錯誤して音色やフレーズを練っているのだ



「シングル向きの音が出来たぜ!」

という段階でストラトに持ち替える事も多いのだ


ハムも同様なのだ


そのままアリアでレコーディングしてしまう事も多いのだ


唯一の欠点であるフレットも交換で理想形に近付いたのだ



何故だか摩耗が少ないのだ


近況報告なのだ


PCのメモリ増設と相まって音楽制作に集中できる環境が整ったのだ

ギターの絞り込みも私のとっては良い結果だったと思うのだ


ちなみにトーカイを譲った友人からメールが届いたのだ

かなり気に入って弾いているとのことなのだ


良いギターとの出会いは人の生活や人生を豊かにすると思う



音源は少々お待ちいただきたい

いろいろとネタを用意しているのだ























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DAW快適に行うにはPCのスペックが重要なのだ

2014年08月24日 | 日記
残暑厳しい日が続いているが読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?

約一週間ぶりの投稿になるのだ

「あれ? 今日もブログをアップしていないなぁ・・」

と心配してくれていた方も多いと思う


ブログを休んでいる間も私の音楽環境は『進化』しているのだ

「暑くてギター弾くのも面倒臭いなぁ・・」

と思った事は一度もないのだ


実は音楽制作の要であるパソコンを強化していたのだ


ウインドウズも数年ごとに進化しているが・・・

私は2世代前のビスタで頑張っているのだ

購入から約7年くらいが経過しているのだ

日々のメンテも相まって非常に動作が快適なのだ



購入当時はかなりスペックの高い機種を選んだつもりなのだ

当時は旅行の動画編集などの必要性に駆られて選んだ機種なのだ

当然ながらDAWソフトなど導入していなかったのだ


PCとDAWに詳しい楽器店のお兄さんに相談しながらDAW制作に踏み込んだのだ

当時は無改造のビスタでも特に問題は感じていなかったのだ


そんな感じで数年が経過して簡易的な曲も含め約300曲近くを『CUBASE5』というソフトで作ったのだ


読者の皆さんにご紹介している楽曲はその中のほんの一部という事になるのだ

まったくギターを使っていない楽曲も多いのだ


当ブログにおいてはギター好きの方が多いという私の判断で選曲しているのだ


最近はDAW環境も様変わりしているのだ

便利なソフトを立ち上げて同時に使用する機会も増えてきたのだ


一例として以前にご紹介したGT-100用のコントロールソフトなのだ



本体での操作をすべてPCの画面上でコントロールできるのだ

当然ながらこの便利ソフトを立ち上げる事でPCに少々の負荷がかかるのだ



現実的な使い方としてはDAWソフトを開きながらギター用のコントロール系ソフトを同時使用するという事になる


GT-100の新機能として追加されたギターでMIDI音源をコントロール機能も高負荷なのだ

便利な機能を追加するたびにPCのパワー不足を感じていたのだ


音楽制作の途中でフリーズする事も多々あったのだ


デフォルトのビスタのメモリは1G×2という仕様なのだ

私が使用しているDAWソフトの最低動作条件なのだ

つまり・・

”ギリギリの状態・・”

で使っていた事も事実なのだ


特に昨今ストレスを感じていたのが上記に記した

ギターでMIDIを鳴らす(コントロールする)という機能なのだ


数分も連続で弾き続けていると十中八九フリーズしてしまうのだ

場合によっては録音データが消失してしまう事もあるのだ


まぁ、素人の遊びなので録り直せば良いが・・・

プロの仕事ならば重大なミスになってしまうのだ


楽器店のお兄さんに相談したところ『メモリの増設』で解決するというアドバイスをもらったのだ

「やっぱり2Gだと厳しいですよね~」

「推奨値しては4Gくらいですね」





あえて『正規品』を購入したのだ

同スペックのメモリをネットで購入すれば約半額なのだ

しかしながらメーカー不詳・・動作保証も微妙・・・

という品が多いのも事実なのだ


PCにとっての生命線でもあるパーツだけに信頼できるメーカーの製品を選んだのだ

ある意味、社外のピックアップにも通じる部分があると思うのだ

「ダンカンだぜ~♪」

と買ったピックアップが正体不明の品である事も少なくないのだ

特に資金乏しく音の聴き分けが出来ない初心者に多いようだ


楽器店のお兄さんもそんなお客さんの『偽物』を数多く見ているという

「お客さんが落ち込むことは言いませんよ・・」

「本人が気にっているんですから・・・」

そもそもが正規品のダンカンが容易く断線するという事はないのだ

不必要にハイパワーなピックアップも怪しいのだ


有名ブランドの正規品は歪みながらもギターのニュアンスを残しているものなのだ

ダンカンの製品の中にはあえて歪み難いというモデルもあるほどなのだ

PAFを再現したヴィンテージ系のピックアップだが・・・


脱線してしまったが・・

正規品に勝る信頼はないという事が言いたかったのだ


メモリの交換は本当に簡単なのだ

PCメーカーも交換を前提に設計しているほどなのだ



私のビスタの場合、本体の裏側から交換するタイプなのだ

ビスを一本外すだけと簡単なのだ


あとはメモリを慎重に差し替えるだけで終了なのだ




以前に使っていたXPでもメモリを交換したことがあるのだ

その時には本体上部のキーボードを取り外すという作業が必要だったのだ


メモリの交換が必要ないくらいハイスペックのPCを購入できればそれが一番なのだ

しかしながら初期投資としては少々高い買い物になってしまうのだ


PCの価格差はスペックの違いなのだ

ギターの価格差は材と組み立て工程なのだ


価格差が大きい製品のスペックや品質が酷似しているということはあり得ないのだ


メモリ交換後に再起動させて終了なのだ

特に動作が不安定になる事もなかったのだ


私の場合にはDAWの為の増設だが・・

普通使いの人にもお勧めの簡易カスタムでもあるのだ


メモリ容量が増える事ですべての操作が激速化するのだ


”メモリは作業机・・・”

というフレーズを耳にしたことがあると思う


興味ある方は『メモリの増設効果』的なワードで検索していただきたい

デフォルトのスペックが低い方がより効果を実感できると思う

ネットの接続速度も速くなるのだ


メモリ増設後に非常に負荷が高い作業にチャレンジしてみたのだ

PCで地デジを観る事も多いのだ


地デジを観ながら同時にGT-100の音源で民族楽器であるシタールをならしてみたのだ

「何を言ってるの?」

という方の為に・・


つまり私は普通にギターを抱えて演奏しているだけなのだ

しかしながらヘッドフォンから聴こえている音はシタールの独特の音という事になる

ギターの音程をGT-100がピックアップしてMIDIという信号に瞬時に変換してくれるのだ

いわゆるMIDI鍵盤の作業をギターに置き換えた事になるのだ


鍵盤の場合にはピッチが固定されているのだ

当たり前だが・・・・


ギターの場合にはどんなに正確にチューニングを行ってもピッチがずれているのだ

「この音って何? Cなの? C♯なの?」

という感じでGT-100が自動的に識別しているのだ

これが意外にも高負荷なのだ


弦を押さえる指に少々力が入っても音が♯してしまうのだ

皆さんにも経験があると思う

MIDIの音源にはベンド(チョーキング)を受け付けるものもあるのだ


鍵盤の左側のレバーを動かしている状態と一緒なのだ


こんな高負荷な音源を鳴らしながら高負荷な地デジを同時に観る(録画しながら)という実験なのだ


結果はオーライなのだ

まったくフリーズしないのだ


メモリの増設で制約があったDAW環境も大きく前進したのだ


フェンダーアンプも鳴らす時には常にソフトを立ち上げているのだ



やはりギター環境もハードだけでは限界を感じてしまうのだ



本体でも音作りは出来るが現場での『微調整』なのだ


メーカー側のPCで操作する事を前提に設計しているのだ

つまりはPCに苦手意識を持っているギター弾きはアンプ使いでも損をしているのだ


便利になればなるほどPCへの負担も大きくなるのだ

しかしながらPCへの負担が大きい作業は弾き手にとっては『至福の時間』でもあるのだ



メモリ交換のお話でした・・



















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