本日、二話目なのでお間違いなく・・
時間がある時にはどんどんと投稿したいと考えているのだ
ギブソン話をもう少々・・・
近年、品質の低下など云々言う人もいるようだが・・・
プロである楽器店のお兄さんの意見は違うようだ
「以前とそんなに変わりませんよ・・」
「むしろ流通に変化が起こったというのが正しいですね」
諸事情から日本国内の『販売チャンネル』が変わったのだ
つまりは輸入代理店が変わったという事なのだ
それによって以前は厳しかった『規制』が若干緩和されただけの事なのだ
購入者側に千里眼があれば良い買い物が出来るのだ
見る目がないという初心者の場合にはギブソンを得意とする専門店での購入をお薦めしたい
過去にギブソンを所有していた・・使っていたという人は場末の小さな楽器店でも問題ない
実際、私の行き付けの楽器店も良心的で良いお店だが・・
決して規模が大きいとは言い難い
それでも品揃えや品質には十分に満足できるのだ
”良い楽器は良い楽器店選びから・・・”
というのは鉄板のお約束なのだ
ネットで楽器を購入する事に何の抵抗も感じないという人に品質を云々言う資格はないのだ
「送られてきてビックリ・・箱が潰れてました」
「チェックするとネジが斜めに刺さってました(泣)」
というようなレビューも多々見かける
検品ではねられた商品が何らかの事情で流通しているのでは?
などと個人的に推測しているのだ
確固たる確証がないので何とも言えないが・・
コピー品も少なくない数が流通しているという噂を耳にする
現在はニュースになるほどの『コピー天国』地獄?なのだ
特に形での区別が難しいピックアップなどに多くみられる
手間の割に単価が高いのが理由なのだ
ギターに詳しくない店員さんでも分からないレベルだと思う
そもそも正規のピックアップにも個体差が生じるのだ
私のギブソンは『当たり年』の2013年モデルなのだ

数本を弾き比べて選んだのだ

特にこの色(チェリー)に拘っていたわけではないが・・・
結果的に良かったと実感しているのだ
ペイジ師匠の愛器No1も新品当時はチェリーだったのだ
近年ではすっかり褪色して風合いが変わってきたのだ

4kgを越える重量は長時間の立ち演奏では辛いが・・・
他のギターでは味わない重厚なサウンドが楽しめる
ピックアップのパワーも重要だがもっと大切なのはボディとネックなのだ
レスポールらしいレスポール・・はやはり59年製に尽きる
とにかくネックが『極太』なのだ
ギブソンの仕様変更はお約束なのだ
それ故にファンは年代やモデルをピンポイントで指定するのだ
同社のクローンモデルでも58年製と59年製では数十万円の価格差が生じる
ルックスを左右するボディトップの仕様も異なる
ボディに関して本家オリジナルは完全ソリッドボディなのだ
2013年以前のレギュラーラインでは重量を揃える為に『中空仕様』を採用しているのだ
いわゆる『チーズ穴』なのだ
興味ある方はネット検索などで調べてみていただきたい
簡単に画像にヒットすると思う
そもそもソリッドならば4.5kgを越えるボディをくり抜く事で理想とされる4kgに近づけているのだ
「重くてもいいからソリッドを出して~」
というファンの声に応える形で2013年モデルが作られたのだ
差別化として同時発売のスタンダードモデルは中空ボディを採用している
その他にもロッキングペグやタップ機能など先進的な機能を追加しているのだ
一方私が購入したトラディショナルは伝統という言葉どおりにシンプルなのだ

注目すべきは先にも述べたネックの太さなのだ
初めて手にした人や女性などは相当に違和感を感じると思う
薄いネックに慣れていた私も躊躇するほどだったのだ
「ネックが薄いスタンダードにするかな?」
「でもこの感じも捨て難いよなぁ・・・」
と悩んでいたのだ
ギブソンに詳しい楽器店のお兄さんの一言で背中を押されたのだ
「音で決めたらどうですか? ネックって大きいですよ」
「僕のレスポールもかなりネックが太いですよ それがギブソンです」
結論的にはネックが太い個体の方が音が太く芯があるのだ
重いボディと相まってかなり安定感のある音をクリエイトしてくれる
エフェクターで擬似的に低音を増幅させた音とは区別したい
弾き難さは別として音にはかなり感動を覚える
むしろ、初見の段階で音でルックスに感動を感じない人は購入を見送った方が無難だと思う
これはUSA製のストラトにもいえるのだ

少なくとも数十万円というお金を支払うのだ
それなりの理由が不可欠なのだ
コレクションという感覚で購入すると必ず後悔する
このストラトとも数年の付き合いになるが最近になって急に音が変化したのだ
音に深みが増してきたのだ
「そんな事あるの?」
という方も多いと思うが・・・
高級ギターにはよくある事らしい
むしろ、それが証であるといっても過言ではないようだ
何が作用しているのかは一言で表現するのは難しい
おそらくボディとネックの水分バランスとピックアップの馴染みだと私は解釈している
USA製は少なくとも材の仕入れから組み立てまでに数年から数十年ほど乾燥工程を経ているのだ
金額の違いの多くはこの年数と材の希少性だといえる
パーツの差はあまりないのだ
数十万円もするようなカスタムショップ製と同じパーツを取り付けても同じような音が出ない理由なのだ
見た目が同じようなギターだけにその価格差が何十倍・・という事が理解できない人も多い
数年前までの私もそのタイプだった
「ギターなんか音が出ればいいよ」
「弾き易いが一番だと思うな」
「ロックはパワーでしょ?」
という選別基準でギターを選んでいたのだ
楽器店のお兄さん達の影響もあるが・・・
最近はギターやアンプ、エフェクターも『本物』を強く意識するようになったのだ
偽物に対する本物ではない
別の意味の『本物』なのだ
言葉にニュアンスがご理解いただけるだろうか?
本物のフェンダーアンプを大音量で鳴らすだけで感動する
自宅のGT-100でも良い音を聴かせてくれるが実機との組み合わせで活きるのだ

レスポールも然りなのだ
レスポールとマーシャルの組み合わせは時代を越えた王道だといえる
他のアンプも良い音だが・・・
マーシャルの音は誰にも分かり易い
それを引き出せるのが生粋のレスポールなのだ
このレスポールでは幾つかの問題を乗り越えた
常連の方はご存じだと思うがヘッドの塗装剥がれは痛かった
数万円をかけて修復したのだ

現在はクリア部分も安定したようで良い感じなのだ
使いまくっているので微妙な擦り傷にも愛着が湧く
実質上値上げした2015年のレスポールに触れる度に自分のレスポールが愛おしく感じられる
「良い年に良いギターを手に入れられたなぁ・・・」
庶民の私にとっては一生モノのレスポールなのだ
鳴らし切れていないカスタムショップ製よりも私のレスポールの方が良い音がする
これがギターも『魔法』なのだ
ストラトを抱えても多くのギター弾きがジミヘンの音に近づけないように・・
余談だが・・ストラトに持ち替えた頃にクラプトンはジミヘンの真似をしていたらしい
実際には似て非なり・・まったく別物のストラトサウンドになったのだ
それがギターなのだ
唯一、ジミヘンに肉薄しているギタリストがいる
それはスティービー・レイ・ヴォーンなのだ
生涯をかけてジミヘンを追い続けたギター弾きなのだ
それ以外は微妙だと思う
ギターを弾きこなすのは難しい
速弾きの音譜を追いかける事がギターだと思い込んでいる輩も少なくない
この辺りの感覚を『脱出』できれば脱初心者なのだ
良くなるギターに相性が良い弦は太い弦なのだ

左上の弦は5弦のみなのだ
最近はサドルが安定してので切れることもなくなったが・・・
以前は激しいカッティングで5弦だけが切れていたのだ
仕入れの都合で10本セットで購入したのだ
「使いきれるかな?」
と思っていたが・・残りが3本になったのだ
残り3本でまったく弦が切れなくなったのだ
理由は不明なのだ
おそらくサドルの一部が弦によって削られたのだと思う
人為的にヤスリをかける方法もあるが経年変化、経年劣化でパーツが馴染むのが理想なのだ
特にメンテが苦手という場合にはこの方法が間違いない
まぁ、気長に待ち続ける必要があるが・・・・
ギターの変化を感じながら過ごすのも楽しいものなのだ
弾き続けていると色々な『変化』を感じる
変化を感じるには
”継続的に弾く・・・”
という行為が不可欠になってくる
毎日のようにギターに触れる事によって変化に気付くのだ
不具合に気付くこともある
人間の病気と一緒なのだ
早い段階での発見のメリットは大きい
世のギター弾きにはむしろ『前向きな変化』に気付いて欲しいと願う
ある日突然にギターの音が良くなる『瞬間』があるのだ
自分の弾き方が上手くなったのか?
ギターの経年変化が良い方向に働いたのか?
徐々に・・ではないのが不思議なのだ
実はこの変化が表れる前にギターを弾く事を止めてしまう人も多い
もう少しのところなのだ
受験勉強も一緒かも?
”もう少し勉強していたら?”
恋愛も一緒かも?
”もう少し押していたら・・?”
生モノであるギターにもこのような『さじ加減』があるのだ
前提として暇人である必要がある
私の場合、2時間枠の報道番組を観ながら無心にギターを弾く事も多い
休日の午前中などはこんな感じで過ごしているのだ
指先と脳を同時に鍛えているのだ
まさに一石二鳥なのだ
無心といいながらも苦手なフレーズを反芻(はんすう)したり新たなフレーズを練ったりしているのだ
「ギターを弾くぞ!」
という時に限って良い演奏が出来ないのだ
作曲も同様なのだ
素人作曲なのだ
何に追われる事もない
ギターのと接し方や向き合い方を変えるだけでギターライフが変わるのだ
ギターよりもスマホが好きだという人はそのまま現在のライフスタイルを継続していただきたい
ギターが上手くなりたい・・・
ギターを良い音で鳴らしたい・・・
という場合には意識的に何かを変える必要がある
目標も大切なのだ
私の目標は
カスタムショップ製のレスポールよりも良い音がするレスポールに育てることなのだ

けっして無理な話ではないと思う
以前にもお話したが・・
実はカスタムショップ製とレギュラーラインの製品に使われる材は同じなのだ
一括仕入れを採用しているのだ
数十年に渡り一人のスタッフが一括して任されているのだ
大量に仕入れた材料を重量で仕分けする事が第一段階の作業なのだ
概ね軽い材がカスタム行きになる
総重量が4kgというのが基準なのだ
演奏性と音色の両面を両立させた数値なのだ
カスタムショップ製のレスポールとレギュラーラインのレスポールの材料に
共通点が多いという事実は意外に知られていない
材の綿密な選定や工作工程の手間暇など・・
数十万円の主な価格差は人件費という事になる
最終的には個人の価値観の違いになってくる
そもそもギブソンやフェンダーのギターが不要という人も少なくない
「趣味にしては贅沢過ぎない?」
実は私も家族には正確な購入金額を告げていないのだ
話をすり変えながら誤魔化しているのだ
まぁ、ギターに興味がない人がネットで価格などを調べる事はないと思う
最近では意識して積極的に使う(弾く)ように心がけているのだ
『スニーカー感覚』をアピールしているのだ
今のところ特に問題はないようだ
ギブソンのギター雑な面も否めないが・・・
弾いていて幸せを感じる事ができる唯一無二のギターだと思う
読者の皆さんも是非とも良いレスポールを手に入れていただきたい
一生使うならば決して高い買い物ではないと思う
時間がある時にはどんどんと投稿したいと考えているのだ
ギブソン話をもう少々・・・
近年、品質の低下など云々言う人もいるようだが・・・
プロである楽器店のお兄さんの意見は違うようだ
「以前とそんなに変わりませんよ・・」
「むしろ流通に変化が起こったというのが正しいですね」
諸事情から日本国内の『販売チャンネル』が変わったのだ
つまりは輸入代理店が変わったという事なのだ
それによって以前は厳しかった『規制』が若干緩和されただけの事なのだ
購入者側に千里眼があれば良い買い物が出来るのだ
見る目がないという初心者の場合にはギブソンを得意とする専門店での購入をお薦めしたい
過去にギブソンを所有していた・・使っていたという人は場末の小さな楽器店でも問題ない
実際、私の行き付けの楽器店も良心的で良いお店だが・・
決して規模が大きいとは言い難い
それでも品揃えや品質には十分に満足できるのだ
”良い楽器は良い楽器店選びから・・・”
というのは鉄板のお約束なのだ
ネットで楽器を購入する事に何の抵抗も感じないという人に品質を云々言う資格はないのだ
「送られてきてビックリ・・箱が潰れてました」
「チェックするとネジが斜めに刺さってました(泣)」
というようなレビューも多々見かける
検品ではねられた商品が何らかの事情で流通しているのでは?
などと個人的に推測しているのだ
確固たる確証がないので何とも言えないが・・
コピー品も少なくない数が流通しているという噂を耳にする
現在はニュースになるほどの『コピー天国』地獄?なのだ
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特に形での区別が難しいピックアップなどに多くみられる
手間の割に単価が高いのが理由なのだ
ギターに詳しくない店員さんでも分からないレベルだと思う
そもそも正規のピックアップにも個体差が生じるのだ
私のギブソンは『当たり年』の2013年モデルなのだ
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数本を弾き比べて選んだのだ
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特にこの色(チェリー)に拘っていたわけではないが・・・
結果的に良かったと実感しているのだ
ペイジ師匠の愛器No1も新品当時はチェリーだったのだ
近年ではすっかり褪色して風合いが変わってきたのだ
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4kgを越える重量は長時間の立ち演奏では辛いが・・・
他のギターでは味わない重厚なサウンドが楽しめる
ピックアップのパワーも重要だがもっと大切なのはボディとネックなのだ
レスポールらしいレスポール・・はやはり59年製に尽きる
とにかくネックが『極太』なのだ
ギブソンの仕様変更はお約束なのだ
それ故にファンは年代やモデルをピンポイントで指定するのだ
同社のクローンモデルでも58年製と59年製では数十万円の価格差が生じる
ルックスを左右するボディトップの仕様も異なる
ボディに関して本家オリジナルは完全ソリッドボディなのだ
2013年以前のレギュラーラインでは重量を揃える為に『中空仕様』を採用しているのだ
いわゆる『チーズ穴』なのだ
興味ある方はネット検索などで調べてみていただきたい
簡単に画像にヒットすると思う
そもそもソリッドならば4.5kgを越えるボディをくり抜く事で理想とされる4kgに近づけているのだ
「重くてもいいからソリッドを出して~」
というファンの声に応える形で2013年モデルが作られたのだ
差別化として同時発売のスタンダードモデルは中空ボディを採用している
その他にもロッキングペグやタップ機能など先進的な機能を追加しているのだ
一方私が購入したトラディショナルは伝統という言葉どおりにシンプルなのだ
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注目すべきは先にも述べたネックの太さなのだ
初めて手にした人や女性などは相当に違和感を感じると思う
薄いネックに慣れていた私も躊躇するほどだったのだ
「ネックが薄いスタンダードにするかな?」
「でもこの感じも捨て難いよなぁ・・・」
と悩んでいたのだ
ギブソンに詳しい楽器店のお兄さんの一言で背中を押されたのだ
「音で決めたらどうですか? ネックって大きいですよ」
「僕のレスポールもかなりネックが太いですよ それがギブソンです」
結論的にはネックが太い個体の方が音が太く芯があるのだ
重いボディと相まってかなり安定感のある音をクリエイトしてくれる
エフェクターで擬似的に低音を増幅させた音とは区別したい
弾き難さは別として音にはかなり感動を覚える
むしろ、初見の段階で音でルックスに感動を感じない人は購入を見送った方が無難だと思う
これはUSA製のストラトにもいえるのだ
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少なくとも数十万円というお金を支払うのだ
それなりの理由が不可欠なのだ
コレクションという感覚で購入すると必ず後悔する
このストラトとも数年の付き合いになるが最近になって急に音が変化したのだ
音に深みが増してきたのだ
「そんな事あるの?」
という方も多いと思うが・・・
高級ギターにはよくある事らしい
むしろ、それが証であるといっても過言ではないようだ
何が作用しているのかは一言で表現するのは難しい
おそらくボディとネックの水分バランスとピックアップの馴染みだと私は解釈している
USA製は少なくとも材の仕入れから組み立てまでに数年から数十年ほど乾燥工程を経ているのだ
金額の違いの多くはこの年数と材の希少性だといえる
パーツの差はあまりないのだ
数十万円もするようなカスタムショップ製と同じパーツを取り付けても同じような音が出ない理由なのだ
見た目が同じようなギターだけにその価格差が何十倍・・という事が理解できない人も多い
数年前までの私もそのタイプだった
「ギターなんか音が出ればいいよ」
「弾き易いが一番だと思うな」
「ロックはパワーでしょ?」
という選別基準でギターを選んでいたのだ
楽器店のお兄さん達の影響もあるが・・・
最近はギターやアンプ、エフェクターも『本物』を強く意識するようになったのだ
偽物に対する本物ではない
別の意味の『本物』なのだ
言葉にニュアンスがご理解いただけるだろうか?
本物のフェンダーアンプを大音量で鳴らすだけで感動する
自宅のGT-100でも良い音を聴かせてくれるが実機との組み合わせで活きるのだ
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レスポールも然りなのだ
レスポールとマーシャルの組み合わせは時代を越えた王道だといえる
他のアンプも良い音だが・・・
マーシャルの音は誰にも分かり易い
それを引き出せるのが生粋のレスポールなのだ
このレスポールでは幾つかの問題を乗り越えた
常連の方はご存じだと思うがヘッドの塗装剥がれは痛かった
数万円をかけて修復したのだ
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現在はクリア部分も安定したようで良い感じなのだ
使いまくっているので微妙な擦り傷にも愛着が湧く
実質上値上げした2015年のレスポールに触れる度に自分のレスポールが愛おしく感じられる
「良い年に良いギターを手に入れられたなぁ・・・」
庶民の私にとっては一生モノのレスポールなのだ
鳴らし切れていないカスタムショップ製よりも私のレスポールの方が良い音がする
これがギターも『魔法』なのだ
ストラトを抱えても多くのギター弾きがジミヘンの音に近づけないように・・
余談だが・・ストラトに持ち替えた頃にクラプトンはジミヘンの真似をしていたらしい
実際には似て非なり・・まったく別物のストラトサウンドになったのだ
それがギターなのだ
唯一、ジミヘンに肉薄しているギタリストがいる
それはスティービー・レイ・ヴォーンなのだ
生涯をかけてジミヘンを追い続けたギター弾きなのだ
それ以外は微妙だと思う
ギターを弾きこなすのは難しい
速弾きの音譜を追いかける事がギターだと思い込んでいる輩も少なくない
この辺りの感覚を『脱出』できれば脱初心者なのだ
良くなるギターに相性が良い弦は太い弦なのだ
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左上の弦は5弦のみなのだ
最近はサドルが安定してので切れることもなくなったが・・・
以前は激しいカッティングで5弦だけが切れていたのだ
仕入れの都合で10本セットで購入したのだ
「使いきれるかな?」
と思っていたが・・残りが3本になったのだ
残り3本でまったく弦が切れなくなったのだ
理由は不明なのだ
おそらくサドルの一部が弦によって削られたのだと思う
人為的にヤスリをかける方法もあるが経年変化、経年劣化でパーツが馴染むのが理想なのだ
特にメンテが苦手という場合にはこの方法が間違いない
まぁ、気長に待ち続ける必要があるが・・・・
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ギターの変化を感じながら過ごすのも楽しいものなのだ
弾き続けていると色々な『変化』を感じる
変化を感じるには
”継続的に弾く・・・”
という行為が不可欠になってくる
毎日のようにギターに触れる事によって変化に気付くのだ
不具合に気付くこともある
人間の病気と一緒なのだ
早い段階での発見のメリットは大きい
世のギター弾きにはむしろ『前向きな変化』に気付いて欲しいと願う
ある日突然にギターの音が良くなる『瞬間』があるのだ
自分の弾き方が上手くなったのか?
ギターの経年変化が良い方向に働いたのか?
徐々に・・ではないのが不思議なのだ
実はこの変化が表れる前にギターを弾く事を止めてしまう人も多い
もう少しのところなのだ
受験勉強も一緒かも?
”もう少し勉強していたら?”
恋愛も一緒かも?
”もう少し押していたら・・?”
生モノであるギターにもこのような『さじ加減』があるのだ
前提として暇人である必要がある
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私の場合、2時間枠の報道番組を観ながら無心にギターを弾く事も多い
休日の午前中などはこんな感じで過ごしているのだ
指先と脳を同時に鍛えているのだ
まさに一石二鳥なのだ
無心といいながらも苦手なフレーズを反芻(はんすう)したり新たなフレーズを練ったりしているのだ
「ギターを弾くぞ!」
という時に限って良い演奏が出来ないのだ
作曲も同様なのだ
素人作曲なのだ
何に追われる事もない
ギターのと接し方や向き合い方を変えるだけでギターライフが変わるのだ
ギターよりもスマホが好きだという人はそのまま現在のライフスタイルを継続していただきたい
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ギターが上手くなりたい・・・
ギターを良い音で鳴らしたい・・・
という場合には意識的に何かを変える必要がある
目標も大切なのだ
私の目標は
カスタムショップ製のレスポールよりも良い音がするレスポールに育てることなのだ
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けっして無理な話ではないと思う
以前にもお話したが・・
実はカスタムショップ製とレギュラーラインの製品に使われる材は同じなのだ
一括仕入れを採用しているのだ
数十年に渡り一人のスタッフが一括して任されているのだ
大量に仕入れた材料を重量で仕分けする事が第一段階の作業なのだ
概ね軽い材がカスタム行きになる
総重量が4kgというのが基準なのだ
演奏性と音色の両面を両立させた数値なのだ
カスタムショップ製のレスポールとレギュラーラインのレスポールの材料に
共通点が多いという事実は意外に知られていない
材の綿密な選定や工作工程の手間暇など・・
数十万円の主な価格差は人件費という事になる
最終的には個人の価値観の違いになってくる
そもそもギブソンやフェンダーのギターが不要という人も少なくない
「趣味にしては贅沢過ぎない?」
実は私も家族には正確な購入金額を告げていないのだ
話をすり変えながら誤魔化しているのだ
まぁ、ギターに興味がない人がネットで価格などを調べる事はないと思う
最近では意識して積極的に使う(弾く)ように心がけているのだ
『スニーカー感覚』をアピールしているのだ
今のところ特に問題はないようだ
ギブソンのギター雑な面も否めないが・・・
弾いていて幸せを感じる事ができる唯一無二のギターだと思う
読者の皆さんも是非とも良いレスポールを手に入れていただきたい
一生使うならば決して高い買い物ではないと思う