テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

日本製のレスポールって良いかも?

2021年07月04日 | 楽器
読者の皆さんは過去に手放したギターで後悔しているギターがあるだろうか?

私にはあるのだ

トーカイ製の黒いレスカスなのだ


ピックアップが非力ということでダンカン製に交換した


知らないということは本当にアホで罪なことだと思う

オリジナルのPAFの復刻というコンセプトで開発されたことを後に知った

ピックアップは経年でパワーダウンするという

パワーだけを求めるならば、廉価のコピーギターで十分なのだ


この当時はすべての電気系統を自分で行っていたのだ

現在は行きつけの楽器店に作業を任せているのだ

実は先日、このレスカスと同モデルを弾く機会を得たのだ

完全無改造のオリジナルなのだ

当時もそこそこの値段で販売されていたが結構な値段なのだ

すでに販売完了になっているらしい

実に良い感じなのだ

ピッチも正しい、各部の作りも丁寧なのだ

日本製のギターは心から信頼できる

久しぶりに欲しいエレキに出会ったのだ

出会ったというよりは再会という感じ

そこは我慢なのだ

頑張って断捨離したのだ

ギターを絞ったのだ

このギターを買えば、必然的に弾かなくなるギターが出てくる

私はギターを飾っておくことが大嫌いなのだ

ギターに失礼なのだ

欲しい気持ちをグッと堪えた

我慢が出来ることも人間の美徳

欲しい物を躊躇なく購入してはダメなのだ

何でもかんでも節約する人もダメなのだ

必要な物は速やかに買う

不要な物は我慢する

というのが大人なギター弾きなのだ

日本製レスポールとのしばしの濃密な再会を記録しておきたかった

読者の皆さんにもギターの買い替えを考えている方がいると思う

余計なお世話だが・・

日本製の楽器を候補に入れてみては如何だろうか?

実はアコギも機会があるとチョイチョイと弾いているのだ

その作りの良さに感心させられるのは日本製のアコギたち

とにかくカチッとしているのだ

ジョイント部はもちろんのこと塗装なども丁寧なのだ

細かい飾り部分にまで丁寧な仕事が施されている

個人的には興味は日本製の良いギターなのだ

アコギの高額モデルはある意味でエレキ以上だと思う

専門店などには100万円超えのアコギが普通に展示されている

まぁ、私が手を出せる価格帯ではないが・・

現実の問題として50万円未満くらいのアコギの購入を何となくイメージしているのだ

購入の前の段階がイメージなのだ

いつまでもグズグズと考えているのだ

それが必要か?

というよりは

それが欲しいか?

という問いかけになると思う

そもそも、私を含む素人に50万円のギターなど不要なのだ

それで稼ぐわけでもない

所謂、無駄な買い物ということになる

時に無駄は人生の潤滑剤でもある

必要な物だけを買うケチケチ生活では心が貧しくなる

良い考えも浮かばない

良い仕事も出来ないのだ

まぁ、無駄な買い物をしたからと仕事で結果が出せる保証もないが・・

とはいえ、買い物には人を奮起させる力があることをみんな知っている

買い物で興奮しない人はいない

読者のみなさんは如何だろうか?

購入金額が上がればなお一層、興奮度も増す


廉価のエレキは良い道具になるが興奮は与えてくれない

弾いていて感動もない

繰り返しになるが道具なのだ

久しぶりの黒レスカスを弾いて少し気分が高揚した

久しぶりのハムバッカーにも興奮した

非力な感じが妙にエロいのだ

言葉はアレだが・・

パワー有りきのピックアップは何となく稚拙な感じがする

そこは好みなので何とも言えない部分もあるが・・

家に持ち帰って色々なリフを弾いてみたい衝動に駆られた

昔の恋人と懐かしい話をしながらお茶をしたような感覚なのだ

良い時間を過ごすことができた





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アーム付きのギターはチューニングが狂い易い?

2021年07月04日 | 楽器
アーム付きのギターはチューニングが狂い易いか?

答えを先に述べるならばNOなのだ

チューニングが狂う原因は他にあるということ


いまだにこの辺りで悩んでいる人も少なくない

先日、行きつけの楽器店に改造の依頼が舞い込んだ

ストラトのブリッジを固定して欲しいという

「アームとか使わないんでね 固定できます?」

「チューニングが安定しないんでよね ほんとに」

論点はアームの使用頻度ではないようだ

チューニングが狂う原因が『動くブリッジ』にあると思い込んでいる

良くある話なのだ

ストラト系のあるあるネタなのだ

ストラトのルックスや伝説に惹かれて欲しくなってしまうのだ

実は私もそんな一人だった

ルックスから入ったのだ

真珠のような透き通る白色に惹かれた

現在はかなり黄色くなっている

焼けた感じも悪くない

今ではむしろ、焼けた色を楽しんでいるのだ

時間の経過はお金で買えない

焼けたストラトが欲しいならば中古購入しかない

中古ギターは賭けなのだ

状態が良いギターをゲットできる保証はない

自分で時間をかけて育てることが一番なのだ

10年以上という時間を私と一緒に過ごしたという事実に萌える

私はギターに対してはLikeというよりはLOVEなのだ

ギターは応えてくれる

手持ちのギターが良い音で鳴かないのはギターや機材は悪いのではない

自分が悪いのだ

それに気づけば、ギター弾きとしての大きな一歩なのだ

次なる策を練ることも出来る

アーム付きのギターの基本は『フローティング』なのだ


ブリッジが浮いている状態が正しい

尻上がりでセットする人もいるようだが基本はボディと平行


弦の張力とスプリングの張力が釣り合うことが理想


チューニングに関する部分だけでストラトを避けているならば勿体無い

ストラトの音幅はかなり広い


多彩な音作りが可能なのだ

歪みにも良く絡む

太く甘い音もハムバッカー以上に得意だったりするのだ


ピックアップの配線改造でハム化することも一考なのだ

割と浸透している王道の改造なのだ

何本もギターを揃えられる人には無用だと思う

個人的には疑似ハムは便利だと思う



スタジオ遊びでも簡易セッションでも重宝する

レスポールを手放したことでより登場する機会も増えた

ハムをシングル化するよりもシングル系をハム化する方が良い結果が得られる

理由は上手く説明できないが・・

私の個人的な感想なのだ

もっというならば、エフェクトなどでシングルを追い込んだ方が良い気がする

ストラトでもテレキャスでもリアは意外にパワーがあるのだ

私のドラゴンなど、まさに王道のペイジサウンドが炸裂するのだ

所謂、テレキャスのオールドサウンドとはほど遠い

シングル?ハム?

イメージだけで決めつけるのは少々勿体無い

ギターは実際に鳴らしてみるべきだと思う

弾き方でもかなり音が変化する


話はブリッジに戻るが・・

ブリッジとボディの隙間に木片を挟むという改造も古くから行われている

これはクラプトンもストラトに施している改造なのだ

超一流のリペアマンが調整していることは有名な話

こんま数㎜の世界での削り出し

スプリングをガチガチに締め込んでブリッジを固定する人もいる

ブリッジがかなり尻下がりになる

サドルの溝と弦の進入角度も独特なのだ

ちなみに私はすべての方法を実際に試した

結果、ストラトはフローティングが最高という結論に達したのだ

ポイントは弦の太さなのだ

誰が何と言っても010~046が良いと思う

ブリッジを安定させるにはこれに尽きる

因みにスケール長が異なる他のギターは知らない

スプリングは平行配置の三本がけが良い

余計なことはしない方が良いということ

もうひとつ大事なことがアームの動かし方

アームで音を可変させた後に意識的にアーム(ブリッジ)の位置を中央で止めるのだ

これはアーム使いならば、無意識に行っているのだ

良く調整されたブリッジは軽く手を添えるだけで中央で止まる

この動作が安定していないギターは調整不足

ポストとブリッジの接点が馴染んでいない可能性もある

しばらく様子を見てもダメな場合にはプロの診断を仰ぐのだ


結局、木片の製作を考えていたお客さんは調整で解決したのだ

弦を適正なものに張り替えて、接点などをグリスアップ

アームの使い方を店員さんに習っていた

実はアーム(ブリッジ)は一発では決まらない

使っているうちにまた狂ってくる

その都度にドライバーでの微調整が必要になる

足繁く楽器店を訪れるのも面倒臭い

自分で調整の方法を覚えてしまった方が良いのだ

それが無理な人はレスポールのような固定ブリッジのギターに変更すれば良い

先にも述べたが・・

ブリッジが理由でギターの選択肢が減るのは勿体無い

本末転倒なのだ

シングルで良い音が出せない

可変のブリッジの調整ができない

という人がハムバッカー&固定ブリッジのギターに流れてくることも多い

実際にアーム付きのギターを使っているが間違った方法で調整している人がいるのも事実

そもそも、チューニングが微妙に狂っていることに気づかない

良い意味で音感が緩いのだ

素人さんの趣味ではそのくらいが楽しいのだ

あまりにシビアな耳を持つと耳も神経も疲れてしまう

雑なくらいで丁度良いのだ

楽器店はギターの病院なのだ

日々、難しい問題に直面しているようだ

お客さんに購入後のギターの正しい扱いをレクチャーするのも楽器店の役目

楽器店も色々と忙しいのだ

お客さんと同じ目線でギターを語れるお店は名店

『そんなことも分からないの?』

と上からの目線も少なくない

初心者や無知な人には少しハードルが高いようだ

『アームの調整も出来ない奴が買うなよ』

と心の中で思われているようで恐い・・・

私の行きつけの楽器店は本当に親切で優しい

小さな楽器店ながら常に賑わっているのだ

こんなご時世なのだ

売るべきものはギターだけだろうか?

何かを忘れている楽器店が多いのも事実

ギターは売ったら終わりではない

売った後(買った後)面倒臭い

そこをフォローできる楽器店にはリピーターが戻ってくる

商世界とはそういうものなのだ

アームの話からかなり脱線しているが・・・

アームの扱いで困ってギターを持ち込んでいるのだ

その辺りを汲むべきなのだ

今回の曲は過去に作った曲なのだ

ストラト使いの神であるジェフベックをリスペクトして作ったのだ

鍵盤もベースもすべて私による演奏

ドラムは生ドラムをMIDIで打ち込んだ

ギターはストラトを指弾きしているのだ

かなりアームを多用しているのだ

ビブラートやチョーキング的な音程変化もアームで行っている

ベック師匠の十八番的なテクなのだ

師匠は同時にボリュームやトーンなどの操作する

もはや市販の楽譜ではカバーしきれない情報量なのだ

他のギタリストでも往々にして似たようなことがある

ペイジ師匠も楽曲の途中でピックアップを切り替える

場合によるとリードプレイの途中でもピックアップを切り替える

そんなコアな情報を記載している楽譜は皆無

そもそもそんな事実を知る人の方が少ない

機材があまり充実していなかった時代に多彩な音を創出していた

何故だろうか?

それは弾き手の工夫と技術によるところ

ギターはいたってシンプルな構成でこそ活きる

色々と試した結果として基本に戻ってくるのだ

アーム付きのギターも原点に回帰する

「何でアームが付いてるの?」

それは必要だから

アームの進化形としてヴァイ氏も参考になる


コピーは難しいが・・

ギターアームの可能性を知るという意味では良いお手本だと思う

私も大ファンなのだ

憧れてそこそこ良いアイバニーズを買ったほど

古い読者の方はご存じだと思う

レスポールを購入する軍資金になった

そんなレスポールも今は消えてしまった

色々なギターが私を通り過ぎていった

気が付けば、自分がどんどんシンプルになっていく

無駄が排除されている気持ちになっているのだ

ブルース然り、アコギ然り・・・

そんな気持ちのひとつの表れにもとれる

エレキも技巧的なプレイへの興味は薄れた

むしろ、一音に魂を込めたようなプレイに心惹かれる

身体的な衰えと精神がリンクしているのだ


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マイクがあると色々と遊べるよ

2021年07月04日 | 楽器
読者のみなさんは『マイキング』をした経験があるだろうか?

マイキングとはマイクでレコーディングするということ

スタジオなどでもマイクをレンタルしているのだ

レコーダーを貸し出しているスタジオもあるようだ

正直な話、レンタル機材は割高だと思う

高価な機材ならいざ知らず・・

そこそこの値段の製品ならば買ってしまった方が安い

そんな製品の筆頭がマイクなのだ

自分専用のマイクがあればかなり遊べる


加えて、自分専用のレコーダーがあるとなお良いと思う

楽器の買い方や揃え方には色々な考え方がある

とにかく、ギターだけは良い物が欲しいというニーズも少なくない

一点豪華主義は日本人特有の性質のように感じられる

一歩踏み込んでギターを楽しみたいならば、周辺の機器にも気を配りたい

エレキならばエフェクターやアンプだと思う

マルチなどのアンプレス環境も定着しつつある

とにかく、ギターの楽しみ方は千差万別なのだ

決まりはないのだ

最終的には自分で決めることになる

何でもかんでもネットの情報に依存していてはダメなのだ

自分で決められない人になってしまう


今回は昨日と同様に大きい方のアコギで弾いてみた

ちょっとしたマイクのテストを兼ねているのだ



この季節はエアコンを可動させる機会も増える

レコーダー内蔵のマイクでは周囲のノイズも拾ってしまう

単一方向性のマイクの場合はどうか?

その辺りを検証してみたかった

エアコンをかけ、周囲でバタバタしている状況での録音なのだ

まぁ、不要なノイズは入っていないように感じる

とりあえず、合格だと思う


録った音はリバーブの処理やパンニングなどの編集作業を経て完了する

もっとも楽しい時間なのだ


誰が聴いているわけではないが録音は多少緊張する

私は一発録りを基本にしているのだ

間違えた部分だけを録り直す『パンチイン』は嫌いなのだ

反則なのだ

下手でも良いのだ

最後まで弾き切る力を養うことが大事だと思う

勢いだけで参加したライブでグズグズになって恥をかいた経験がある

それも良い思い出なのだ

弾き切るには集中力と体力が必要

加えて、安定した演奏スキルも必須になる

プロと素人の最も異なる部分なのだ

一人で弾けば上手い人は素人さんにも割と多い

自分の演奏を披露するということは別の意味を持つと思う

ネットなどでも演奏や機材について語る人も多い

「言いたいことは分かったけど・・」

「実際の音はどうなのよ? 聴かせてよ」

という読者も少なくないと思う


良くも悪くも音楽系の発信は音がすべてなのだ

これは当ブログを開設した当初からの基本理念になっているのだ

文章だけでは私が言いたいことの半分も伝わらないことを私は知っている


そもそも、何処の誰だか分からない私の声など響かない

「はぁ? 廉価のアコギって何?」

「安物のギターなんかに興味ね~よ」

という人の心に何かが届けば良いと考えているのだ

”値段が高いギターでなければ楽しめない・・”

一部の層に定着しているギター的な都市伝説なのだ

私はそうは思わない

ギターは値段ではないと常々思っているのだ

そんな思いの発信の場が当ブログなのだ

廉価な楽器と周辺機器の集合体で何ができるか?

という部分に着目していただきたい


最近は廉価のギターでも割と良いパーツを使うことも多くなった

高品質というわけにはいかないが・・

日常使いの支障はない


このギターの最大のお気に入りポイントなのだ

アコギにオープンバックのペグは渋い!

最近はエレキでもチラホラ見かける

個人的にはエレキには似合わない気がする

モダンなスペックとオールド風味のパーツがチグハグなのだ

エレキにはクルーソン系のペグが最高にカッコいいと思う

まぁ、好みだが・・・

最終的にはギターは性能であり機能に尽きる

格好良いだけのギターなど必要ない


本物のグローバーなのだろうか?

どうでもよいのだ

機能として成り立っているならばそれで良い

動きも滑らかなのだ

このペグに一目惚れして買ったといっても過言ではない

加えて、サンバーストのブルース的な雰囲気

オール単板もこの価格ではあり得ない

大手ブランドのギターでは倍の価格でも合板を使うことも多い

ピックアップの有り無しでもスペックは変わってくるが・・

単体としてギターを考えた時には高スペックなギターは魅力があると思う

これはエレキにもいえるのだ

代替材が当たり前の時代だがやはり王道の材に心惹かれる

指板には圧縮した紙、ボディには廃材を練って作った合板、トップ板には謎の材というギターも少なくない

大手ブランドには環境に配慮するという使命がある

これは避けて通れない

むしろ、中小企業の方がその辺りは緩いのだ

「何かの時に使おうって思ってストックしていた材です」

そんなお宝の材料を持っていたりするのだ

あくまでも少量なのだ

日本の老舗中小ブランドに多い

そんなギターこそは激レアなギターなのだ

情報通は知っている

そんなお宝なギターは売りに出されると一瞬で売れてしまう

24時間ネットをチェックするくらいの勢いと気合いが必須

まぁ、普通の仕事をしている人には無理なのだ

別世界と諦めるのだ

諦めるというかお任せするのだ

私はいつでも買えるギターの中から自分に合ったギターを探すのが好きなのだ

他人にとってどうでも良いギターだと思う

「4万円のギターってゴミじゃね?」

と言われても良いのだ

私は少し変わっているのだ

そういうアンチな声が意外に嫌いではない

何だか燃えてくるのだ

「安いギターでも遊べるよ」

「ちょっと工夫すれば良い音出るよ」

と声を大にして言いたくなってくるのだ


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