テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ハッキリ言って楽器は難しいよね

2021年07月23日 | 楽器
世には色々な趣味があるが・・

やはり、楽器はハードルが高い気がする

当たり前だが買うことは誰にでも出来る

問題はその後なのだ



ある程度弾けるようになってから楽器を買うのか?

買ってから一生懸命に練習するのか?

これも初心者にとっては難しいところだと思う

私は数十年間前の自分の姿を思い出した

家に謎のクラシックギターがあったのだ

チューニングの仕方は雑誌で知ったのだ

当時はチューナーなど無い時代

音叉という金棒を小遣いで買った

弾き方は独学なのだ

とりあえず、コードを雑誌で覚えたような気がする

ある程度弾けるようになってから初めてのアコギを買ったような気がする

モーリスの3万円くらいのギターだったと記憶している

中学一年生くらいだったような気がする

とにかく大昔なので記憶も曖昧なのだ

当時はギターが流行っていたのだ

ギター業界にとっても良い時代だったと思う

憧れるような歌手や弾き手も多かった

まさに夢のような時代だった

繰り返しになるが・・

私は誰にもギターを習っていない

独学なのだ

独学故の悪い癖は大人になって矯正したのだ

ギターの弾き方を根本から変えるのは至難の業

箸の使い方を大人になって変えるような感じに近い

運転の仕方もあるレーサーの影響でかなり後になって変えた

私の良いところは柔軟な脳なのだ

間違っていることに気づけば、そのまま放置しない

結果として自分自身の為になる

特にギターは悪い癖や妙な姿勢での演奏は格好悪い

人前で弾くことを目標にしている人は鏡の前で弾いてみると良いと思う

ストラップの長さやギターの角度、指板上の指使いなど

気になりだすとキリがない

素人の場合、最終的なジャッジは自分ということになる

希にギターが上手いが姿勢が悪いという人がいる

残念ながら、動画を含めて人前では演奏きない

レコーディングプレイヤーとしてギター弾きの一生を終える

特にそれも悪いとは思わない

何でもかんでも目立てば良いものでもないと思う

独学の弾き方はある段階で限界を迎える

これは演奏上の話なのだ

運指にしても色々と無理があるのだ

難しい技術を避けていてはダメだと思う

最近は教則本を充実しているのだ

動画でレクチャーを受けることも出来る

問題はそれを自分が達成できているか?

お金と時間に余裕がある人は短期でもスクールに通った方が良い

思い込みや悪い癖が払拭できることもある

他人の話に耳を傾けられない性格の人には逆効果

まぁ、趣味のギターを掘り下げると色々と難しい部分も多い


当ブログはギターブログなのでその他の趣味に関しては多くは語らない

趣味の一つが自転車なのだ

健康維持も兼ねているので趣味と呼べるかは分からない

それでもメンテなども楽しんで行っているのだ

メンテが楽しいと感じることが出来れば趣味だといえる

パーツの交換などが追々考えるのだ

乗るということも楽しみなのだ

当たり前だが・・

自転車は基本的に誰でも乗れる

買ったその日に楽しめる

ギターとの大きな違いだと思う

”とりあえず買う・・”

で失敗したギター初心者を多く知っている

あえて、ギター弾きとは呼ばない

ギター好きはギター弾きではない

ギターが好きな人

ギターを集めることが好きな人

実際に海外でも投資目的でヴィンテージを集める人も多いという

ギターは弾けない

弾く気もないのだ

楽器弾きとしては少し悲しい気持ちになってくる

楽器屋さんは楽器を売る所・・

今も昔も変わらない

特に買った後の余計なお節介など焼かない

むしろ、放置に近い印象すら受ける

売りっぱなしなのだ

そんな業界の歪みやツケが今になって痛手として返っている

『そこまで面倒を見る必要があるの?』

は楽器業界の本音だと思う

難しいところだと思う

『ギターが弾けるからギターを買うんでしょ?』

という理屈が根底にあるのだ

半分正解で半分は不正解な気がしているのだ

繰り返しになるが・・

ギターは誰でも弾ける代物ではないのだ

生地耳が肥えている人がギターを始めるとすぐに飽きてしまう

下手な自分に嫌気がさしてしまうのだ

良くある話なのだ

意外にも音楽やギターに無知な人の方が長続きすることも多い

ギターは不思議な世界なのだ

良い意味で無知は美徳なのだ

妙な知識が邪魔をすることも多い

安いギターはダメ

安いギターじゃ上手くならない

値段が高いギターは音が良い

アンプは真空管に限る

とにかく、根拠がないあるある都市伝説が多い

何事も決めつけることは禁物だと思う

ギター弾きはストイックな性格な人が多い

とにかく、自分が信じたことや納得したことにしか首を縦に振らない

ギターを好んで弾いているとそういう性格になってしまうのか?

そういう性格の人にギターという楽器が好まれるのか?

実際のところ、私にもその辺りは良く分からない

私に周囲でもギター好きには変わり者が多い

かくいう私も変わり者の一人だと思う

ギター弾きは基本的に努力が嫌いなのだ

努力は嫌いだが負けず嫌いな性格の人が多い

どういうことなのだろうか?

「ギターが上手いですね~」

とは意地でも言わない

口が腐っても言わない

そういう性格の人が多い

何故だろうか?

「良いギターですね~」

という言葉もあまり耳にしたことがない

店頭に並ぶギターやネットで見かける第三者的なギターは賞賛する

ギター弾きは難しい

難しい性格だからギターに向いているのだろうか?

私を含めて、性格が少し屈折しているのだ

物事を斜めに見てしまうところがあるようだ

ギター弾きは練習に精を出す人が嫌いなのだ

「何でそんなにギターが好きなの?」

「そんなに弾いていてギターに飽きない?」

余計なお世話なのだ

肝心なことは言わないが余計な部分に介入したがる

これもギター好きの性格を良く表しているように思える

共に精進してギターが上手くなるという発想がないように思える

特に他人の足を引っ張るという悪さをする人もいないが

他人を賞賛するという話も聞いたことがない

以前にもお話したが・・

手本にすべきは近しい人なのだ

自分の身近にいる上手い人から学ぶ(盗む)ことが最短なのだ

残念だが・・

私を含む素人に憧れのプロから学ぶことは少ない

プロと素人の間には想像以上に高い壁が存在しているのだ

ギターの可能性という意味では大いに意義があると思う

同じ人間であるということも少ない共通点なのだ

私はジミヘンとジェフベックの大ファンなのだ

共通点はストラトを使っていることだけ

それだけで嬉しいのだ

多くは望まない

「ジェフベックのコピーだけど・・」

というだけで急に険しい顔になる

改めて一流のプロが神格化された存在であることに気づくのだ

ジミヘンもジェフベックも神なのだ

「同じフェンダーのギターを使っていたんだなぁ・・」

それで良いと思う

ジミーペイジの愛器はテレキャスだと思っているのだ

ヤードバーズの時代から愛用していた


「ジミーペイジはレスポールでしょ?」

と一歩も譲らない人も多い

面倒臭いのだ

正直な話、どちらでも良いと思うことも多い

達人が弾けば、どんなギターでも氏の音になる

不思議だが事実なのだ

もちろん、テレキャスとレスポールという個体の差はあるが・・

その独特なトーンはジミーペイジの音なのだ

格好から入る人は楽器の種類で一歩も譲らない

ストラトでレッドツェッペリンをコピーすることを許さない

面倒臭いのだ

繰り返しになるが・・

ギター弾きは面倒臭いのだ

面倒臭い性格の人が多いのだ

私はギターの素の部分を大事にしたいと考えているのだ

特にアコギを弾くようになってその考えが強くなった


ペイジ氏はアコギ好きで有名なのだ

しかしながら、ファンの多くはアコギを弾かない

アコギを多用していたアルバムを否定する

不思議なのだ

私はむしろ、アコギに傾倒していた時期の音が好きなのだ

氏は過去を振り返って語る

「もっとアコギを世に広めたかったんだ」

「ロックで有名になるのはその手段の一つさ」

アンプを通さないアコギの音も氏の音になっているから不思議なのだ

アコギの繊細な音にもロックの魂が溢れているのだ

エレキにもアコギにも源にブルース魂が流れているのだ

マニアな人の情報量には私の知識など足下にも及ばない

その一方で何も知らない人が多いのも事実

「ジミーペイジってレスポール使ってたよね?」

ギター好きは中間層が薄い

これも他の趣味と比較しても大きな特長だといえる

マニアックな人は徹底してディープなのだ

一方で何も知らない、何にも関心がない人は恐ろしいくらいに無知なのだ

ギター弾きにとって知識は有用なのだろうか?

それとも邪魔をするのだろうか?

私には明確な答えは出せない

中途半端な知識を有するが故に散財に苦しむ人も多く知っている

「どれだけお金使えば気が済むんだろ?」

必要な物を買う・・

不必要な物に散財する・・・

その境界線は微妙だと思う


趣味だと豪語するギターよりも自転車の値段の方が高いというアンバランス

自分でも良く分からなくなることがあるのだ

良い製品は確かに良い

品質やパーツの精度が高い自転車は素人の私が乗っても分かる

ブレーキの動作をとってみても高級感や安定感に溢れている

一方で高級といわれるギターは分かり難い

それを感じる為には弾き手に一定以上のスキルが求められる

豚に真珠・・

猫に小判・・

という悲しい結果を招くことはギターでは良くある話

「高いギターだから音がいいんだよね~」

と知識で分かっているが・・

実際に音を出してみると納得できない

「あれ? こんなショボい音しか出ない?」

「もしかして、不良品じゃね~の? どうよ?」

これもギター弾きの悪い癖

自分が納得できない物はすべて『不良』なのだ

楽器屋さんも大変なのだ

明らかにキズがある

塗装が大きく剥がれている

という不具合とは違う類いなのだ

自転車で言うならば『乗り心地』だろうか?

高級な自転車は乗り心地が良いと思っている人が多い

意外にもゴツゴツしていて不快だったりする

しかしながら、スペックは高い

場合によると自分が持っている能力以上のパフォーマンスを発揮してくれることも多い

ゴツゴツした乗り味だがスイスイと前に進んでいくのだ

ギターも高級なギターは意外に弾き難いものなのだ

ギターが弾き手を選ぶようなところがあるのだ

ネックが太かったりフレットのカーブが独特ということも多い

特に新品の場合、馴染むまでに時間がかかることも少なくない

場合によると購入から数年も要することもある

その後の伸び代は廉価のギターの比ではない

すでに馴染んだ中古の高級ギターは微妙なのだ

硬く若い時代を知らないのだ

特に初めて高級なギターに触れるような人には分かり難い

これもネットの功罪だと思う

”昔のギターの方が良い材料を使っていた・・”

今も昔もギターは木で作られているのだ

組み付けの精度を考えれば現代の方が上だといえる

私も古い時代のギターを何本か弾いたことがあるが少し想像と違っていた

意外に雑なのだ

私の心には響かなかった

これも好みだと思う

私は新品のギターを自分の手で育てたい

その経過も同時に楽しみたいのだ

ギターに希少やレア、珍品は不要だと思う

私にとってのギターは良い意味で道具なのだ

壁に飾る絵画ではない

骨董の価値も希少性も不要なのだ

今でも道具として優れているギターには興味がある

メーカーや値段はあまり関係なのだ

弾いた瞬間に相性の良さを感じるギターには心躍るのだ



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久しぶりに自転車を弄っていたよ

2021年07月23日 | 楽器
読者のみなさんは連休をどのようにお過ごしだろうか?

私は自宅待機の予定なのだ

緊急事態宣言中にも関わらず多くの人が出歩いていることに少し驚いているのだ

夏という季節が人をそうさせるのだろうか?

私も熱かった時代を懐かしく思い出しているのだ

人生100年時代だけにまだまだ先は長いが・・

熱い時代は終わっていると自覚しているのだ

何と言うか・・

可も無く不可も無くダラダラと生きていく自分の姿が目に浮かぶ

幸せな時間なのだろうか?

不幸せな時間なのだろうか?

人生の後半に向けて趣味は助けになると思う

心の支えだと思う

多趣味な人がいる反面で無趣味という人も少なくない

馬車馬のように仕事を頑張ってきた人に多いようだ

仕事終わりの一杯も難しい時代になった

何を楽しみに頑張っているのだろうか?

幸いにも私にはギターと音楽という趣味がある

特に仲間に依存することもなく時間を楽しむ事が出来る

いつの日か仲間と集うことを楽しみにしているのだ


実は先日、お蔵入りしていた体脂肪計を引っ張りだして計測してみた

見た目は普通だが内臓がかなり酷い状態なのだ

あくまでも家庭用の計測器に数値だが・・

悪い数値は気持ちが良いものではない

平素、多忙な私は運動不足が悩みなのだ

出社前の早朝の運動には自信がない

疲れ果てた帰宅後の運動も辛い

中高年にジョギングは良くないという

可能ならば水泳が一番良いという

水泳でダイエットできるような優雅な暮らしに憧れる

膝に負担をかけないという意味では自転車も良いらしい


低めのギアがでペダルをクルクルと回すような有酸素運動が理想だという

頭では理解しているがなかなか具現化しない

それでも乗らないよりはマシということで休日に少し乗るように心がけているのだ

読者の皆さんはどんな自転車にお乗りだろうか?

自転車のバルブに種類があるのをご存じだろうか?

所謂、ママチャリ系は英式

車やバイク、一部のMTBなどは米式

ロード系やクロスバイクなどは仏式なのだ

空気の入れ方や器具も異なるなのだ

そもそもチューブ内の空気圧が異なる

仏式と米式は圧が高いのが特長なのだ

それ故に管理がシビアになってくる

圧が低ければパンクやチューブ割れの原因になる

圧が高いだけに入れ難く、抜け易い

人気の自転車だけにYouTubeなどでも親切に解説しているのだ

自転車の選び方、改造のノウハウ、メンテに関することetc・・・

情報も豊富なのだ

一方で最近のギター系は情報も希薄なように感じる

マニアな人がマニアな人に向けて発信しているという独特な感じに違和感をおぼえる

初心者は置き去りなのだ

まぁ、ネットの世界とはそういうものだと思う

万人向けな情報など存在しないように思えてきた

因みに私はターゲット(読者層)がブレない

”ギターが気になる脱初心者・・・”

機材が云々よりもプレイや音に関心がある層に発信しているのだ

何かしらのギターライフのヒントや助けになれば幸いだと思う

私は少し変わっているところがある

そもそも、手持ちのギターやベースにレリックを加える発想は変態だと思う

とんだ変わり者なのだ

誰にも迷惑はかけていない変わり者なのだ

レリック体の過去記事も人気なのだ

いまだにベスト10に入る

幸いにもレスポール関連の過去記事からの訪問は減った

過去にレスポールを弾いていたという事実は消えないが・・

私からはレスポール臭が消えていると思う

もっと言うならばハムバッカー臭が消えているのだ

私の理想のトーンはシングルを自在に操るポールギルバート氏なのだ

氏のシングルの音は太く抜ける

ギターというよりは氏のテクが音に反映されている

シングルは誤魔化しがきかない

その辺りに難しさと醍醐味を感じるのだ

弾いていて楽しいのだ

自転車の話から脱線したが・・

スポーツ系の高圧チューブとエレキのピックアップは似ている

パツンパツンに空気を入れれば良いものでもないようだ

少なければパンクを招き、空気が多ければ偏摩耗を引き起こす

タイヤが高性能なるほどにシビアな空気圧の管理が大事になってくる

取り扱い注意の繊細さがむしろ楽しいのだ

ピックアップも同じだと思う

シングルは悲しいくらいに自分の下手さが音に表れる

上級者にとっては良き相棒も初心者にとっては苦手な天敵になる

人間は難題を避ける生き物なのだ

自分を良く見せるステージに立ちたがる

何だか自転車とギターを混同しているが・・・

趣味の世界において微妙で繊細な部分も裏返せば楽しみに変わるのだ

自転車もホルダーやワイヤーの調整など時間をかけて行った

外での作業はキツいものがある

汗が滝のように流れてくる

水筒に氷と麦茶などを入れてゴクゴク飲んだ

意外に快適なのだ

外仕事が出来る自分の中に残る若さが少し嬉しい

仕上がった自転車で試運転をかねてスーパーに食材を買いに行った

あえて遠いお店を目指したのだ

適度なアホと苦労は時に楽し・・

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いよいよオリンピックが始まるね

2021年07月23日 | 楽器
いよいよオリンピックが始まる

いろいろな思いが交錯していると思う

何だろ・・

私も自分の気持ちが上手く言葉で表せない

仕事がら都心をウロチョロすることが多いのだ

各会場が無観客に決定したにも関わらず人流は増えているのだ

地方からの車の流入も増えている

首都高速道路の規制が行われた19日は周辺の下道が酷い状態だった

ニュースなどで映像をご覧になった方も多いと思う

選手村や契約ホテルに向かうオリンピック関係の車両なども結構見かけた

昨日からの4連休で人の動きはどうなるのか?

私は静観していたのだ

下り方面の高速道路が大渋滞していたようだ

首都高速道路の1000円増しなど出かけたい人にとってはあまり関係ないように思う

「せっかくの4連休だし・・」

「家にいるのは勿体ないよね」

という感じなのだろうか?

家族の間で議論は行われないのだろうか?

家族の意見は常に同じ方向を向いているのだろうか?

私は昨年くらいから、本当に出かけなくなった

政府や東京都の要請に従うという気持ちもある

むしろ、それ以上に自分自身の気持ちが上がってこない

気持ちが上がってこない状態で遠出をしても楽しくない

人間の行動はすべてにおいて精神にコントロールされているのだと思う

広義な意味で外出もギターも同じだと思う

気分が盛り上がらない状況でギターを弾いても楽しくない

楽しくないギター練習は身に付かない

時間ばかりが無駄に過ぎていくのだ

理由は不明だが・・

ここ最近は以前のようなギター熱があまり感じられない

少し疲れているのだろうか?

自覚はないのだが・・・

気持ちが盛り上がってこないことは事実なのだ

ギターが好きだという事実に変わりはないのだが・・

以前とは何が違うような感覚なのだ

気づけば、私もコテコテの中高年オヤジになってしまった

年齢による身体の変化もあるのかもしれない

公私ともに心労を抱えるようなことも多くなった気がする

少し時間がある時にギターに手を伸ばすと癒やされる

最近はあり余る熱量の放出というよりは癒やしというニュアンスが強い

ギターに求めるベクトルが変化しているのだ

ご存じのように最近の私はアコギにハマっているのだ

現在の自分の状況や心情に非常にマッチしているように感じる


アコギはエレキと違った意味で難しい部分も多い

多くのエレキ弾きはそんな壁が越えられずに飽きてしまう

格好でアコギを買う人は意外に多い

「同じギターだろ? 弦も6本だしさ」

ギターはそんなに甘くないのだ

私は限られた時間とモチベーションの中でギターを弾く為に決め事をした

アコギをブルース専用に決めたのだ


一口にブルースといっても色々なスタイルがあるのだ

いくら学んでも終わりがないのもギター道

ギターの良いところなのだ

自分に合ったギターがあれば、一生遊べるのだ

次のギターが欲しくなるのは何かが間違っているのだ

私はそう考えているのだ

練習の過程において飽きている暇などない

ギターに飽きているのではないと思う

自分の演奏の拙さに物足りなさを感じているのだ

そんな状態でさらに良いギターに手を伸ばしても何の意味もない

「俺って最近上手くなってきたかも?」

「良いギターを買えばもっと音がいいなか?」

こんな右肩上がりの状態での買い替えや買い足しは悪くない

伸びる要素が十分に感じられる

ギターも周辺機材も使い倒すことが大事だと思う

購入はその先の話になると思う

必要な物は躊躇なく買うべきだと思う

迷っているようなレベルの物は購入を見送った方が良い

とにかく、目の前のギターと真摯に向き合うのだ

弦に関してもあれこれと試すことはお勧めしない


上達が自覚し難くなるのだ

これは私の考え方なのだ

同じ弦を使い続ければ演奏技術の向上が自覚できる

他愛も無いレギュラー弦が故に感じることも多い

ギターの演奏にスポットが当たることは少ない

以前に巷のギターブログが盛り上がっていた頃には演奏に関する記述をする人も多かった

最近はめっきり減った気がする

ギター上達の明暗を分けるは『気付き』なのだ

ギターの音の良さは演奏技術によるところが大きいということ

それに気づいた人は上手くなる

気づかない人は一生買い物の沼にハマってしまうのだ

買っても買っても終わりが見えない・・・

同じ機材の天井を知ることが大事なのだ

モヤモヤしている人はギターが上手い知り合いに自分のギターや機材を託してみるのも一考だと思う

自分には引き出せないトーンや性能を引き出してくれると思う

それを目標や参考にするのも悪くないと思う

結局のところ、ギターの練習も効率とアイディアなのだ

背中を丸めてスケール練習をするような体育会系は流行らない

上手い人は練習の方法を見つけることに長けている

「バンドのメンバーが忙しいから練習できないよ」

そんな場合にはDAWを導入するのだ

仕方なく他の楽器を練習することで他のメンバーの気持ちや苦労が分かる

ギター弾きはベースを低く観る傾向がある

理由は不明だが・・

私の周囲にはそんな人が多い

ベースにも色々な奏法がある

極めれば、かなり難しい楽器なのだ

指弾き、ピック弾き、スラップ奏法・・

私はベースの楽しさと怖さを知っているのだ

ここ最近は諸事情からベースを休んでいるが・・

バンドにおいても楽曲製作においてもベースが最重要であることを知っているのだ

素人の場合、ギターが主体になってメンバーを寄せ詰めたバンドはショボい

ギターを気持ち良く弾ける『カラオケ』になっているのだ

ギターはそこそこ上手くてもダメ

バンドとして締まりがない

むしろ、ベースやドラムなどのリズム隊が上手いバンドはカッコいい!

加えてボーカルの歌が上手ければ完璧なのだ

場合によってはギターなど白玉でも格好がつくのだ

特に歌モノを主体に考えているならば、ギターの仕事は少ない

バンドを組んでいる人やこれから組もうと考えている人は参考にしていただきたい

私は仲間と演奏することに飽きたのだ

言葉はアレだが・・

面倒臭いのだ

仲間と集うという楽しさも知っている反面でイライラも知っている

自分の技術や経験で考え方は変わってくるのだ

好みもあると思う

ハードなロックが好きなメンバーにブルースを求めるは無理

「ジミヘンとかレイヴォーンみたいな感じやらない?」

無理なのだ

嫌な気持ちは音に出る

そんなこんなで私はバンドという古のスタイルから卒業したのだ

ブルースは万国共通の言語なのだ

初対面の人とも仲良くなれる

「8小節ブルースって知ってます?」

普通は12小節なのだ

ギター弾きは面倒臭いタイプが多い

そんな場合にも私は困らない

私も面倒臭いのだ

そして私は勉強家なのだ

プチバトル的な簡易セッションが始まるのだ

ジャズ的なテンションコードなどを入れ込んでくる

私はコテコテのペンタで応戦するのだ

ギターの最大の武器はチョーキングとビブラートなのだ

速弾きは上手いがそれが苦手な人も少なくない

読者の皆さんは如何だろうか?

一音の半分の半分くらいのニュアンスを指先で感じられるだろうか?

そんなニュアンスを感じるには強いアタックが必要になる

アコギなら指、エレキならピック

ピックを用いる場合、必然的に厚いピックが不可欠であることを知る

自分の音がイマイチだと感じている方は試しにピックの尻で弾いてみていただきたい

ジミヘンもレイヴォーンも好んで使っていたテクなのだ

音が厚くなる

厚いピックは指先の繊細なコントロールが不可欠になる

薄いピックはサスペンションのような役割なのだ

強く弾いても弱く弾いても似たような音になる

フォークギターのストロークのような弾き方には良いと思う

感情を込めたリードプレイなどを目標にしている場合には意味がない

ブログのタイトルからかなり脱線してしまったが・・・



運動もギターも孤独な戦いなのだ

敵は自分自身の中にある

日本国民の一人として無事にオリンピックが行われることを祈りたい



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